前回の記事に続き、「死後」のお話です。
正確に言えば「今同時にある」のだけれど、私たちの現在採用している時間の感覚からすると「死後」のことで、補足しておきたいことがありました。
先月書いた、◆「見せかけの発達段階とチャクラ・本当の人間になること」でふれた内容についてです。
この中で、人間の発達段階について書きましたが、ひとつ注意してほしいことがあります。
それは、たとえばこういったことを「コンプリート」するまで、あなたが嫌でも地球の人生を選び続けなければならない、ということは全くない、ということです。
別に、あなたが「地球合わないや(笑)」と結論を出して、死後この体系自体から去ることを選んでも、あなた自身がそう決めたなら止める者はありません。
「存在」の中には様々な活動領域、あり方があります。
よく言われているような「地球に輪廻し続けなければならない」というルールはないのです。
(輪廻の概念自体が、まず正確ではないですしね。)
また、死に方によって罰則があるということもありません。
前回の記事で死の観念についてふれましたが、大切なこととして、
誰も、自分の意思に反する形では死にません。
本人の意思に反して、この世を去ることはないのです。
すべての死を自分自身で選択するという意味では、「自死」すらも選択の一つです。
自殺したからといって、罰則など、ありません。
ただ、なるべくそういった形を選ばない方が良いのは、この世界にあなたがやってきたことにはあなたなりの意味があり、自ら希望してここに来たからです。
あなたは、そのことを忘れているかもしれませんが。
もし、あなた自身の内面が一致してこの世を去ることを決めたなら、そのときは(自死を選ぶという形ではなく)何らかの形で亡くなることになるでしょう。
とにかく、いかなる形でも、あなた自身の意思を無視して強制できる「より高い力」などないということを思い出してください。
では、なぜ、「多くの存在が地球に輪廻転生し続けていて出られない」という誤解があるのでしょうか?
それは、この体験が「自分が誰だかを忘れやすい」性質を持つからです。
それはすなわち、あなたが創造者だということを忘れてしまうということです。
自分が創造者だということを忘れると、「選択」ができないと思い込んでしまいます。
さらに、地球の体験に「思い残し」や「まだやりたいこと」があれば、あなたは地球での人生を創り続けるでしょう。
そして、あなたが満足したときに、フォーカスを別の世界に向けるでしょう。
それは義務ではなく、自分の希望や好み、興味による選択です。
死後の体験でも、あなたはあなたのリアリティを創造し続けます。
ですから、自分が選びたい世界を選ぶことができる、と認識しておくことは重要です。
自分が誰になりたいかは、いつでも、自分で決めています。
あなた以外の誰かが決めているわけではありません。
抽選でもないし、早い者勝ちでもないし、もちろん何かの罰ではありません(笑)
今回のあなたをあなた自身が選んだことを認め、その意義を信頼して、この人生を十分に体験しましょう!
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