BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

前進し続ける~本当に苦手なものと、苦手なように見えるだけなもの~

「前進」という言葉すら、直線的な時の中での概念なのか……と考えると、そうとも言えるし、そうも言い切れないこともわかります。

「魂、存在」としての自己を見た場合にも、自己発見を繰り返し、そのものの質を深めていくような「progress」の経験は存在すると言えるからです。

私たちは自然にしていると変化します。「止まる」ようにはできていません。
逆に言うと、何かに抵抗して「現状維持」しようとすると、自分自身の自然な性質に抗うことにもなってしまうのです。

明後日の日曜日は講座というタイミングでもあって、さらに次の回の予定や、これからどんなことをしていきたいかを思慮するうちに、このテーマが浮かびました。

「前進し続ける~本当に苦手なものと、苦手なように見えるだけなもの~」

私自身の経験や気づきも交えながらお話しします。

明後日5日の講座はこちら。前日で受付をしめきります。
ご参加希望の方がもしいらしたら、お早めにご連絡を。↓

beats-and-love.hatenablog.com

苦手なことには腰が重い。でも、その先にやりたいことがあったら?

現在のように講座も開催するようになったのは、2015年2月からのことですが、それまで私は、講座をやりたいと思いつつも、何年間もそのままでいました。

というのも、会場を探したり人を集めたりといった「オーガナイズ」の部分が、私にとっては得意分野ではなく、積極的になれずにいたからです。

私は過去に、精神世界系出版社のイベント部門の仕事を経験していたりと(しかも2社にわたって)そういった作業自体は既知のものでしたが、当時から「他の要素に惹かれてその内容にも従事していた」という方が正しく、集客や会場探しを含むイベント作りそのものは、決して自然と関心を持てる分野ではなかったのです。
でも、会社にいるときは、もう構造があらかじめできていて、基本的にはそれを参考に作業ができるので楽なんですよね。

そもそもそういった会社勤めを始めたきっかけも、すでに自身のセラピーセッションを開始していたのですが、しばらくはきっと「これだけでは生活できないだろうな」と考えていたことと、その頃学んでみたかった講師がその会社で講座をしていたこととが重なったからでした。

当時はもちろん会社の仕事の全面にしっかり取り組んでいましたが、後になってから思うに、私が最もシンクロできたのは講師の視点で、諸々のセットアップができている所にやって来て講座を展開できるのはいいな、とも思っていたのです。

とはいえ、色々経験してみて、組織に属さないメリットの方が自分には大きいと感じたことも事実で、そうすることを選ぶと、苦手分野も含めて「まずは一から自分でやる」ということを避けるわけにはいきませんでした。

瓢箪から駒、棚からぼた餅というように、思いがけずどこかから、イベント作りの得意な人が颯爽と現れて、助けてくれる……
ということを期待した時期もありましたが(笑)、そうしていても時間は過ぎていくだけなので、時々会場探しをしたり、ローンチに向けて具体的に考えたりはしていました。

でも、本気になっていないときというのは、「探してみても見つからない」もので、その頃は場所を含め、検討する内容がことごとく、帯に短したすきに長しで、カチッとはまらないままだったのです。

「心の中でやりたいと思っていることができない」という状況は、徐々に煮詰まっていくものなので、あるときついに「いや、もうやるよ!」という風に、シンプルに「やりたい気持ちが抵抗を上回った」のです。

すると面白いことに、「こだわり条件」をほとんど妥協しなくても、良い形で展開していくのでした。 

はじめの一歩は自分から。他者は必ずしも参考にはならない。 

世の中には一見、「自分で切り拓く」といった姿勢を持たなくても、「気づいたらこんなことしてました!」という風に物事が進んで、何かに従事しているように見える人もいます。

でも、他者のプログラムを自分に当てはめることはできない上に、私たちはある人の「意識の状態までもを」覗いてみることはできているでしょうか。

人は、「意識内での準備ができたときに」現実レベルで「出来事を起こす」ので、やはり誰もが「はじめの一歩」は自分の意識から起こしているのです。

それが現象になったときにどんな形を取るかは、人それぞれです。
環境や他者という形を借りて展開させるかもしれないし、自分自身が行動するという形になるかもしれない。いずれにしても元は同じで「そのときの最適な形」を再現しているまでです。

つまり、「キュー(許可、GOサイン)」はあなた自身が必ず出すのです。

仮に何らかの分野で「あなたを完璧にプロデュースするよ」というベテランがいたとしても、あなた自身の内側からのキューがなければ、どんな物事も起こらないのです。

あなたの中にいる最も頼りになるプロデューサー 

実は、あなたの内側には、「あなたの最も頼りになるプロデューサー」がいます。
それは自分自身の感覚として、あなたを色々なことへと導き、沢山のヒントをくれます。

そのことに素直に従っていくと、あなたは「最もよろこびの多い状態で」活動できるのです。
途中にチャレンジもあるでしょうが、それらは「やり甲斐」や何かを「ブレイクスルー」するチャンスに変換されます。

そのことを認識すると、「本当に苦手なもの」と「苦手なように見えるだけなもの」との微妙な違いも見えてきます。

「本当に苦手なもの」と、「苦手なように見えるだけなもの」の違い

「苦手なように見えるだけなもの」は、あなたの工夫次第で負担を減らしたり、楽しみながらできる方法があったりします。

あなたの「観念」が、それを「苦手に見せている」あるいは「苦手なやり方しかできないように思い込ませている」のですが、発想を変えれば、あなたの苦にならないやり方が存在するのです。

一方で、「本当に苦手なもの」は、苦痛を呼び起こし、「その方向へ行きたくない」ということを教えてくれます。
無理をすればするほど、あなたの生きることそのものへのよろこびが減っていくでしょう。

そもそも、「そっちじゃないよ」と示してくれているのです。

あなたが足を踏み入れたくない世界へ、わざわざ足を踏み入れる義務はどこにもありません。そして、そんな無理を強いることができるのも、結局、自分自身でしかありません。

自分自身の感覚が「Nooooooo!!!」と言っているときに、それを無視するのは自己虐待です。
そこは通らずに、別の道を進みましょう。

穏やかな現状維持に生まれる波風は、新たな創造への誘い

あなたが「これだけだったら楽なのにな~」と現状に満足しているとき、表層の自覚の上では多くの場合「できればこれを壊したくない」という風に働くのですが、先に述べた通り私たちは変化する存在なので、必ず、新たな創造の息吹がやってきます。

それはあなたを揺らすように見えて不快なことすらあるのですが、「心の中にある興味」や、「実現したい次の段階」を見せてくれるのです。

物理的な現実の中で「変わる」ということは、はじめは面倒臭さを伴うことが多いのです。
なぜなら、これまで打ち立ててきた観念を入れ替えるということは、居心地よく配置していた習慣やら構造やらを崩すことになるからですね。

「あっ、揺さぶりがきた。変化してしまおう」と、流れに逆らわずどんどん飛び込めるようになると、この物理次元の生き方のマスタリーです。

そうなるためには、「恐れ」を減らしていくこともキーになります。

東京以外のロケーションも、自分の中でアクティベートを

こういった事柄を深め、定着させる機会として、12月の講座では、1年のしめくくりと来年の新たな創造へ向けた作業を行います。扱うテーマは何であれ、その要素を含めるつもりです。
予定している日程は、明後日講座で先にお伝えします。ブログでは本決定後お知らせします。

また、以前から懇親会、もしくは懇親会形式のセミナーをもっと……というご希望をいただいているので、12月は忘年会的な意味合いも兼ねて、懇親会の時間を広げたイベントにする予定です。
普段は講座2時間、その後1時間の懇親会で、全体は3時間あるので、12月はスペシャル企画でたとえば1.5時間の講座、1.5時間の懇親会と半々のイベントにするのもいいなと。

なお、前半で書いたように、イベントを具体的に興すこと、会場探しや人を集めたりというのが私は得意ではないために、これまで東京以外での講座の企画は全く動きませんでした。

個人セッションを受けてくださる遠方にお住まいの方の中にも、講座へ興味をお持ちの方々がいらっしゃって、それを伺うと、私も何か手段を考えたいとは思っていました。

そこで、オンラインの講座はどうかと練っている最中です。 
個人セッションではずっとスカイプのセッションも行っていますが、スカイプを利用した講座でしたら、遠方の方ともグループ通話ができます。

もちろん、実地で、講座ができる場所と一定の人数がいらっしゃる場合には、出張講座を開くことも望ましいのですが、自分には思い当る場所もない上に、既述の性質なので放っておくと積極的に具体化はしないんですね。すると、オンラインの講座は良さそうです。

ただ確実に、9月の旅行のおかげで日本国内の旅への扉が開いた感じもあって、別の土地での講座もいずれ、と気持ちは動いています。今まで以上に視線が向き始めました。
当の旅の直後は、物理的な移動が苦手だとかブツクサ言っていた割に、これは不思議ですね。
喉元過ぎれば……か、チャレンジ精神か(笑)まるで何かの蓋が開いて、風通しがよくなったようでもあります。
もし、リアル講座をこの場所で!と具体的ご希望をいただいた場合は検討いたしますね。

どんな形にせよ、来年は自身の中の様々な土地の要素をもっとアクティベートしていくだろうと感じています。


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