他県に住んでいる親戚から突然、こんな秋の味覚が送られてきました。
立派な葡萄!
薄緑色のはシャインマスカット、赤紫色のはサニードルチェ、濃い紫色のはナガノパープル。
長野県で購入したものだそうです。
親戚は長野県在住ではありませんが、ナガノパープルを買うために現地まで行って、我が家へも送ってくれたのでした。
例によって、写真は少しつまんだ後の状態です(食べてから、写真を撮ろうかとハッと思いつくのはなぜだろう)。
シャインマスカットやナガノパープルの房は、持ち上げてみるとずっしり重い!
置いたまま写真を撮ることにしました。
私は普段、自ら好んで葡萄を食べることがあまりないのですが、初めて味わったこれらの葡萄のおいしさには感銘を受けました。
3種類それぞれの味が全く異なっていて、ナガノパープルは濃くて甘く、王者の風格。
サニードルチェはサクサクしていてやさしい甘さ、粒も小さめで、まるでお菓子みたいでした。干しブドウにしてもおいしそうだなと私は感じました。
3種とも「種なし、皮ごと食べられる」品種だったのですが、サニードルチェは特に、皮のまま食べて違和感がない葡萄です。
他の2種も皮が薄くて、確かにそのままでおいしいのですが、私は矯正中でよく噛めないため、ナガノパープルとシャインマスカットは薄い皮をあえてむいて食べました。
最も私好みだったのは、シャインマスカット。
独特の香りがいい!幸せ!
ナガノパープルとは異なる種類のしっかりした甘みがありつつも、ほのかな酸味も感じられて、爽やかで、ぎゅぎゅっとはじけるようなみずみずしい味わいが素敵でした。
たまたま、母がマスカットを嫌いだったという歴史があり、子どもの頃からマスカットが食卓に上ることはありませんでした。デラウェアとか巨峰とかはよく皆で食べていたのですが。
さらに、前述のように私が葡萄を好きな方ではなかったので、まともにマスカットを食べる機会はなく現在に至っていました。
いわゆる「マスカット味」の食べ物だとか、フルーツカクテルなどのデザートメニューに入っているマスカットの粒を少々食べたことがある程度でしょう。
元々、甘みだけ前面に出すぎる味の果物は得意でない私、今後は葡萄を食する際にはマスカットに注目していきたいです。
思いがけず、豪華な秋の恵みに感謝した出来事でした。
そしてここからは、その後のミドちゃん(ナガサキアゲハの幼虫)です。
前回の記事◆「アゲハの幼虫、ミドちゃんとのランデブー」
もうすぐサナギになるよ!
前回記事に載せた写真から、2日経ったミドちゃんは……
今日の昼間の様子。葉っぱにくっつき、微動だにしない。
※写真に出ている横線はカメラの不調。
引き続き5齢幼虫(終齢幼虫)としての時を過ごし、まもなくサナギになろうとしています。
もはや葉を食べることもなく、同じ場所にじっとしていて動かないので、日に何回も見に行ってしまいました。
昆虫の目線になってみると、この後のサナギになるプロセスも、サナギになってからも、色々な試練が待ち受けているみたい……
せめて外敵からだけでも守ってあげたい、つい保護したい気持ちが働きますが、そこは我慢。
たとえば容器に入れて観察したり、ネット(網)をかぶせたりはしないと決めていたのです。
そうすることがいけないと述べたいのではありません、むしろ私の家族など、飼育をしたがっている様子だったのですが、今回私がミドちゃんと話してみたらそういう形は希望していなかったし、私自身も、一時的にせよ、自由を奪うということを望んでいなかったためです。
たとえ、これでミドちゃんが成虫になれずに死んでも、ミドちゃんは立派に生きたのだ……
と、思いつつも、静止し続けるミドちゃんが心配で最後に見に行ったとき、
「大丈夫?」
とテレパシーでそっと質問すると、本当に少しだけ、かすかにおしりの方を動かしてみせてくれました。
そして、
「じっとして見えるだろうけど、今、体の中で沢山のことが起こっているよ」
と、教えてくれ、ミドちゃんの体内で多くの仕事が行われている感覚が伝わってきました。
なるほど、と安心して、それから改めてサナギについて調べました。
こちらのサイト様の情報が詳しかったです。
◆「蛹のからだ」ぷてろんワールド・蝶の百科ホームページ
リンク先ページに説明がありますが、幼虫がサナギになる前にはエサを食べるのをやめ、体の中に未消化の食べ物が残らないよう糞をして、サナギになるための準備を始めるというところが、今のミドちゃんに該当しているのだなと理解しました。
ミドちゃんは無事サナギになるのでしょうか。
サナギになった後は、10日から2週間くらい、羽化までかかるらしい。
成虫になったミドちゃんとは、一目でも会えるのかな。
ドキドキの日々です。
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