前回の記事で、動物園に出かけたときのことと、動物園にいた動物さんとのテレパシーによって学んだことを書きました。
今回もその続きで、アニマルコミュニケーションやテレパシーに関するお話です。
「物理的な表現に囚われることから自由になる」。
前回◆「存在していることへのピュアな受容。動物園の動物達との交流【アニマルコミュニケーション】」
この記事内には、「テレパシー講座基礎」や、「テレパシー講座上級」で詳しく学んでいただくトピックも含まれています。
ご受講予定の方は講座を楽しみにしていてくださいね。
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物理的な表現に囚われていませんか
前回、動物園の動物たちの反応について書いた中で、物理的反応にふれている箇所がありましたので、まず、これを補足します。
テレパシーでコミュニケーションをとるとき、「物理的な表現」は関係ありません。
人間同士でコミュニケーションをとるとき、私たちは五官に大きなウェイトを置いています。
目で見る、声を聴く、体でふれる……
物理次元にフォーカスするとき、これらは重要に見えますが、テレパシーでは必要ありません。
もちろん、テレパシーに伴って物理的な表現が起こることもありますが、必須ではないのです。
近い例として、あなたが電話しながら何か独自の作業をしている様子を思い浮かべてください。
通話している相手に自分の意識の一部を集中しており、会話しているのですが、自分のいる所で別な作業も同時にし続けています。
私たちがテレパシーでコミュニケートするとき、物理的な動作や状況が必ずしも、テレパシーの内容と一致するとは限りません。
たとえば、コミュニケーションをとっている動物が、あなたの方ではなく窓の外を見ていたり、食事していたり、遊んでいたりすることがあります。
けれども、コミュニケーションは「物理的でないレベルで」進行しているのです。
物理的な証拠探しをするよりも、心の中に注意しよう
つまり、あなたがテレパシーによるコミュニケーションをもっと理解したいなら、物理的な証拠探しをやめる必要があるということです。
それを重要と見なす限り、「物理的な表現」に囚われることになるからです。
テレパシーコミュニケーションは、物理的な現実と連続してはいるものの、物理的現実とは違う周波数に注意を向けます。チューニングをそこへ合わせるということです。
「物理的な表現で確かめたい」という思いが出てくるとき、自身のチューニングをなぜそんなにその周波数(物理的表現)へ固定したいのかを考えましょう。
「物理的な表現こそが確かで、現実で、本物である」と信じているのではありませんか。
その観念があると、あなた自身への限界を設けてしまいます。
時空も、肉体の生死も超えて(テレパシーの条件)
前回記事でも、「テレパシーに時空は関係ない」と書きましたが、それは前述のように物理的な表現レベルにチューニングしているのではないからです。
物質世界に依らないのであれば、肉体のある・ないも関係ないことは理解できますよね。
もちろん、距離も重要ではないという具体例をお話しします。
私は今回、当初の計画を変更し、あえて混みそうな日に動物園へ出かけた流れがあったのですが、そのおかげでこんなことがわかりました。
どんなに動物との物理的距離は近くとも、混み混みで人がいっぱいの動物園の環境にいるより、離れた自宅から静かにリラックスして動物と繋がる方が、ずっとコミュニケーションをとりやすかったのです!
現場で動物たちを見ることで、私の中に彼らと繋がりやすい回路を作ることができたという下地はありますが、大勢に紛れて気が散りながら目の前の動物とコミュニケーションをはかるより、遠距離でも自分が集中している方が努力なしに自然にコミュニケートできるのでした。
人間の観念ではつい、自分が語りかけたい相手との距離が近くて、見ることができて、触ろうとすれば触れるくらいの方が、「確実なのでは」と考えそうになりますね。
その方がきっと効果があるはずだ、と信じているのです。
でも、それは全くの「観念」、思い込みです。
物理的な情報に囚われないこと
アニマルコミュニケーション以外の私自身の遠隔セッションの経験から言っても、目の前に相手がいるときのメリットももちろんあるにせよ、「物理的な情報に囚われないこと」はとても大切です。
たとえばもし、あなたが虫の姿形を嫌っていたら、虫を見ただけで、自分でラベル付けした通りの反応が起き、虫さんがどんなことを伝えているか、どんなエネルギーを放っているかに気づくことは難しくなりますよね。
度々書いていますが、外観にまつわる人間の思い込みは非常に大きい傾向があります。
地球上の様々な生物という仲間に対してはもちろん、地球外の仲間へのそうした偏見も、私たちのより自由な交流への足かせになってしまいます。
「物理的な表現に囚われること」から自由になりたくありませんか?
あなたがそうと決めると、新しい世界がなだれ込んでくるはずです。
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