BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

物事の繋がりと、現実を遊ばせること

あなたにとって何か大切なことがあるとき。実現させたいことや、望みや、進展させたい事柄があるとき、そこに意識を集中させすぎてしまうことはないでしょうか。

今回は、「物事の繋がりと、現実を遊ばせること」というお話です。 

あなたが表現しているエネルギーは何だろう?

あなたが何かに意識を集中させているとき、自分が表現しているエネルギーの中身(本質)はどんなものか、気をつけてみたことがありますか。

たとえば、あなたにとって重要なことを思案していたとします。
その間、心の中で起こっている考えや感情、現在のあなたが信じていることは何でしょうか。

「こうだろうか、ああだろうか。でも、もし、こうなってしまったらどうしようか」
というように逡巡しているとき、ベースにあるのは不安や恐れのエネルギーだと気づくかもしれません。

その体験はあなたがどんな不安や恐れを持っているかを「知る」ために役立ってくれますが、あなたが「私の現実は私が創っている。選択できる」と本当に理解しているなら、その不安や恐れを認識できた時点で、解決したも同然です。

「私はこのような内容を信じることを、自ら選択していたとわかった。その選択が好きでないならば、今、自分の心に沿う別のものを選択しよう」と、ただ決めることができるからです。

恐れがないならば、過度に意識を集中させる必要もない

そうわかっていると、「一生懸命何かに意識を注ぎ続ける」ということはなくなります。

自分の心に葛藤がないとき、何かを「無理矢理動かそう」という力は働きません。
恐れがなければ、ある物事へ過度に意識を集中させ続ける、執着するということは起きないのです。

私たちの集合的な観念の中には「努力信仰」があったので、多くの人々が心の中で、「努力(苦しい意味での)は報われる」とか、「一生懸命になれば、叶う」とか、「念じれば念じるほど実現する」などを信じてしまいます。
そしてそれが思った通りにならないとき、「自分の何が足りないのだろうか。努力が不足していたのだろうか」と、自分を責めます。

けれども、それは「現実と自分とを、分離した別のものと考えている見方(外にある“対象”に働きかけようとしている)」あるいは、「意識の繋がりを理解していないあり方」と言うことができ、誤った観念に基づいたまま、堂々巡りしてしまうのです。

意識内での物事の繋がりを信頼する

あなたの現実は、あなたの意識の中で起こっていて、物事は全て繋がっています。
そのネットワークから分断しているものは存在しません。

あなたの体験する世界の全てがあなたの中にあり、あなたが自覚していなくとも繋がっているということです。

「あなたが自覚していなくとも」という部分が、ポイントです。
なぜなら、私たちは、自分の理解できている範囲の物事に信頼を置く傾向があるからです。
よく考えれば、本当は自分の知らないこと、わからないこと、説明のできないことばかりだと気づくのですが、それにも関わらず、自分の知っていること、理性の考えることの中で解決しようとするとき、そうさせている「恐れ」があります。

自分の中のより広くを見渡している部分、より物事を知っている部分に、主導権をシフトすることが怖いのです。
それはいずれにしても、あなた自身なのですが。

現実を遊ばせよう

自分の内から湧いてくる流れを信頼するなら、あなたは頭で思い描くシナリオから手を離し、現実を遊ばせることができます。

一見関係のない事柄が、あなたを必要な所へ運んでくれることを知っています。
物事のひとつひとつが、何らかの形で繋がっているということを疑いません。

現実をコントロールするのではなく、現実を遊ばせる余裕を持つということは、言い換えると「自分の心の方に注意を向け、それに従う」ということです。
そのときどきで生まれてくる内側からのささやきに、そのまま素直に応えるということです。たとえ、全体の「関連性」がわからなくても。

そのようなあり方に慣れてくると、「外」に起こることと、「内」から湧くものとは呼応していて、手と手を取り合っているとわかります。ちょうど、全てが参加して奏でているオーケストラのように、あなた自身のひとつの流れであることがわかるのです。

ジグゾーパズルを思い浮かべてください。
ピースの1つ1つにフォーカスした視点から全体の絵を見ることはできないので、絵の全体を眺めている自己は、様々な形であなたを導きます。
先に述べたように、これはどちらもがあなた自身です。自己内の協力です。

あなたが現実に対して「こうなってはいけない!」「絶対にだめだ!」「こっちには行くな!」と強く規制をかけるとき、それはあなた自身の動きを制限するのと一緒です。

現実に対してあれこれと「気負う」とき、鏡に向かって「お前はダメだ、ダメだ、ダメだ……」と文句をつけながら、実は鏡に映している主、自分自身を否定していると気づかないでいるのと同じなのです。

現実を自由に遊ばせてください。そこに意識を集中させる代わりに、あなたは、あなた自身の内から何が湧いてくるかに耳を傾け、それを実行することで、結局は現実をリードすることになるのです。


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