BEATS AND LOVE

スピリチュアルカウンセリング、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

探してた大好きな曲が見つかった!ヒップホップ編(Cuban Link)

あの曲大好きだったんだけどな~、歌詞の一部やメロディーは覚えているのに、タイトルがわからない……。
あなたにも、そんな経験ありませんか?

特にそれが海外の曲だと、探すのが困難になってしまうことがありますよね。
記憶の中の曲として心で再生するにとどめ、一体何という曲だったのかを詳しく知ることは時の運、ほぼあきらめるしかなかったり。

私の、長年そう思っていた曲が見つかった!ので、よろこびいさんで記事にしています。

Remember me?の部分だけ、はっきり覚えていた。該当する曲を見つけるまで。

探していたのはアメリカのラッパー、Cuban Linkキューバンリンク)の曲で、それは確実だったのですが、どのアルバムに入っていた、何という曲かがわからない……。

トラック(ラップの背後の音楽など)を覚えているし、曲の途中であらわれる、Cuban Linkの「Remember me?」というフレーズが印象的に耳に残っていました。

でも、それはタイトルではなかったようです。
ときどき思い出しては、これかな?と検討をつけてキーワードを入れ、ネット検索してみたのですが、該当する曲を見つけることができていませんでした。

大好きだった曲なのに、なぜそんなに詳細が不明になってしまったかというと、その曲を私は「Mixtape(ミックステープ)」に入れて持っていたからです。

ミックステープの思い出

Mixtapeというと、私の敬愛するラッパーLil Wayneをはじめ、アーティスト本人が公式にリリースしているものもあって、それを指すことがありますが、
その頃日本で私が親しんでいたのはそちらではなく、DJをしている人が制作して販売しているミックステープでした。

たとえば、ヒップホップ系ファッションを扱う洋服屋さんや雑貨屋さんの店頭に置いてあったり。
それから、DJを志す人たちも、趣味や練習でよく作っていましたよね。

ターンテーブルを持っている友達が、作ってくれたとか。
自分で作ってみたとかの、思い出がある人もいるでしょう。
ターンテーブル2台を使って、レコードを繋げながら切れ目なく録音します。

わかりにくい人は、自分のお気に入りや、そのとき設定したテーマに沿って色々な曲を繋げる「自主制作のテープ」を想像してみてください。

私も、作ったことがありました。
当時アメリカの大学に留学中だった妹に、プレゼントしたこともあります。

ですので、私が持っているミックステープは(当時は「テープ」という名称にふさわしく、本当にカセットテープに録音していました。今では音楽データでもミックステープと呼ぶね)、

◇販売されているのを買ったもの
◇彼氏が作ってくれたもの
◇私が作ったもの

の3種類でした。

私はその頃、同世代の彼氏と二人でヒップホップ道を極めていて、彼がターンテーブルを持っていたんです。
今思うと、わりとお互いの趣味は違っていたんだなぁと思うのですが、アメリカのラップが好きという点では共通していました。
ただし、その彼と別れてからの方が、私はさらに歯止めなくマニアックになっていきます(笑)
たとえば、Lil WayneのいたHot Boyz、プロデューサーでもあったBig Tymersなどニューオーリンズ(南部)のラップを好んだのは完全に私独自の趣味です。

それはともかく、その彼と一緒にレコード屋さんに出かけ、中古を漁ったり、新譜を買ったりして、ターンテーブルで再生して聴いていたんですね、当時は。

そんないきさつで、後に自分で購入した曲の数々とは別に、よく聴いていた思い出の曲というのも多くあるんです。 

ミックステープに残っていたCuban Linkの曲もそのひとつでした。

妹、素敵なシンクロをくれる 

そして、そんなことも忘れていた、今月に入ってからのある日。
普段から仲の良い妹の家を訪問して、妹がシャワーを浴びている間、私は妹のパソコンで適当に音楽を聞いていたんです。
じっくり聴くというより、流しているという気軽な感じでした。

その中で、Big Punの「Still Not a Player(featuring Joe)」という曲をかけたとき。
ちょうど妹がシャワーを終えて出てきて、元気よく、その曲と一緒に歌い始めました。
えっ、歌えるの……?と私が尋ねると、
「もちろんだよ!私アメリカにいた頃、その曲大好きだったもん。
(注:曲が出た頃リアルタイムでアメリカにいたという意味ではありません。そうではなくて、妹は現地にいたときに多くヒップホップ音楽に親しんでいたため。)
ビッグ・パンのStill Not a Playerでしょ!」
と言って、妹は部分部分、声マネまでしながら歌い続けたのです。

この曲です。↓
※ところどころ音声が途切れているのは、Clean(クリーン・バージョン)といって、公で放送していいようになっている仕様だから。つまり、ピーが入る言葉を削除しちゃっている、ラップ好きにはつまらないバージョンであります。
全部聴きたい人は、必ずDirty(ダーティー)の方を買うように。

★Big Pun feat. Joe--Still Not a Player

2000年に亡くなったBig Punは、1998年に結成された「Terror Squad」というグループの一員で、そのグループの初期メンバーに例のCuban Linkがいます。

この動画でBig Pun以外に、Terror Squadのメンバーの中で一番多く出演しているのがFat Joe(ファット・ジョー)、Fat Joeは今でもかなり活躍しているので知っている方も多いでしょう。Big Punに傘を差しかけている人がそうです。

Cuban Linkは、0分57秒から白いスーツ姿で登場。歌っている人を追い出した後、ステージに立ったBig Punの横で踊っている人です。あまりはっきりとは映っていません。
4分37秒でBig Punの後ろでジェスチャーしてたり、最後の方、3分51秒に他のTerror Squadのメンバーと一緒にも出たりしています。

ちなみにタイトルに併記した通り、この曲のラップはBig Pun(ビッグ・パン)、歌はシンガーのJoe(ジョー)さんですよ。

この曲の入ったアルバムはこちら(CD)。
★「Capital Punishment」 Big Punisher

Capital Punishment

Capital Punishment

 

……説明はこのくらいにして、
なにげなく音楽を流していたにすぎない私は、妹がこの曲に多大な好意を示したことで、
「Big Pun→Terror Squad→そういえばCuban Linkのあの曲……」
と、思い出しました。

そしてまたしばらくの間そのことを忘れていたのですが、今日、ハッと心の中にあの曲が流れてきて、探す気になったんです。

そのとき、もはや「Remember me」をキーワードにしても見つからないよなぁ……と思いながらも、Cuban Linkの名とともにそれを検索して、目を引いたのがこのタイトル。

「Still Telling Lies」

よく見るとBig Punのあの曲とStill繋がりですが(これは今記事を書いて気づいた)、
おおっ、なんかこれかもしれない!と感じた私は、早速歌詞サイトでLyricsを調べてみました。

ラップのLyricsを調べたいときにとても便利なGeniusで、です。

☆Geniusについて紹介した過去記事はこちら。
「ラップのLyricsを理解するのに便利なサイトと、R&B愛復活の兆し」

beats-and-love.hatenablog.com

すると、「Still Telling Lies」の歌詞はこのようでした。
Cuban Link feat. Tony Sunshine -- Still Telling Lies

genius.com

Verse 2!!
「Hey Lady, Remember me?」から始まり、何度か出てくる「Remember me?」!!
これだーーー!!!

曲をYouTubeで確認!

★Cuban Link -- Still Telling Lies

これだーーー!!!

しかもなんとYouTubeには、私の見たことのない、当時のミュージックビデオまであったのでした。すごいや、YouTube……ありがたぁぁーい!!

★Cuban Link Feat. Tony Sunshine -- Still Telling Lies(with Video)

私が昔見た商品ジャケットは、確かシングルレコードのこれだけだったので……↓ 

Cuban Link / Still Telling Lies

Cuban Link / Still Telling Lies

 

好きな曲ながらも、タイトルのイメージは薄かった!と気づきました。
そして当時の私は今ほど、歌詞を聴きとれていなかったんだろうなぁ。
どんな内容かは記憶にありませんでしたよ。

この曲は、2000年に「24K」というアルバムに入るはずだったのですが、アルバム自体が発売されずに終わっています。
これが発売されれば、Cuban Linkのソロのデビューアルバムになる予定だったんですね。

残念なことに、そういうわけで、この曲が入っているアルバムは買えません。
「Still Telling Lies」のシングルも、上にリンクしたレコードしか見つけられませんでした。
希少……。これはなかなか、検索で当てずっぽうでは見つけられなかったわけだ。

あと、この曲で驚いたのは、The Neptunesがプロデューサーだった、ということですね。
まさか彼らだったとは。
今更ながら、ネプチューンズすごいなぁと思いました。

ザ・ネプチューンズ - Wikipedia

そんな心情が名曲になってしまう、ヒップホップの世界が好き

この曲がどんな内容の歌なのかも、ざっくりお知らせしておきますと、

冒頭で女の人が彼氏(Cuban Link)に向けて甘~い、素敵な言葉をささやいておりますが、
Cuban Linkのラップはこう続きます、

みんなお前が本当は尻軽女だってこと知ってるよ、
なのになんで俺にまだ嘘をつき続けるんだ?

……大事に思っていた、大好きな彼女がほんとはとんでもない嘘つきだったこと、
すごい浮気性で、自分を騙しつづけていたこと、金目当てだったこと……「まだ嘘つくんだ?」と、ラップしています。

先に書いたように、私はこの曲のミュージックビデオは初めて見たのですが、歌詞をイメージしたストーリー仕立ての作りになってますよね。
彼女の買い物につきあってるCuban Linkがかわいい……!!(個人的感想)

ビデオでは、学校(かな?)に通う彼女を車で送ってあげて、彼女を降ろして見送るときに、車の中からCuban Linkが投げキスをしています。(彼が去った後、彼女は本をゴミ箱に捨て、本当の行き先へと車をつかまえ直すのですが。)
そして、その仕草は、最後に象徴的にもう一度現れます。
本当はクラブでダンサーをしている彼女の前にCuban Linkが現れ、すべてがバレてしまった!と慌てふためく彼女の前から立ち去るときに、同じく投げキスをしているのです。

なんだかさみしいお話じゃないですか。

で、私の耳にすごく残っていた「Remember me?」のフレーズは、昔なじみの彼女との過去を回想して色々なシーンを挙げ、そのとき一緒にいた俺を覚えてるか?と、語りかけているんですよね。

うわー、すごく悲しくてせつない歌じゃん、これ。

以前、クリスブラウン feat. ティンバランドビッグ・ショーの曲の歌詞を訳した後、こちらの記事でふれたことと共通なのですが、
「ラップとR&Bに現れるキャラの違いと【解説編】Paper, Scissors, Rock (Chris Brown feat. Timbaland and Big Sean)の歌詞翻訳」

beats-and-love.hatenablog.com

男性視点のラップのLyricsでぶちまけられている女性への怒りや、荒い言葉のうわべに騙されてはならない!
実は、その奥に傷心や嘆き、失恋の痛みが表現されているのですから。

「Still Telling Lies」、こんな曲だったとは知らなかったよ。

歌詞を表層的に読んだら、「女性への個人的怨恨、罵詈雑言が出てくる曲だわぁ、いやだわぁ」で終わってしまう人もいるかもしれないですよね。
でも、こんな風に日々の心情、人生の色々な空模様を、見事に素敵な曲に仕上げてしまうラップ(そしてダンスしてしまうヒップホップ)の世界が私は大好きだな、と再確認したのでした。


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