BEATS AND LOVE

スピリチュアルカウンセリングとヒップホップ音楽、ライフスタイルや考えあれこれ

自分の感覚に合うピアノのピッチを見つけた話

今回は、ピアノのピッチ(音の高さ)の話題なんですが……

一部でブーム?になっている、432Hzの周波数が良いとか、そういうお話ではありません。

私からすると、エネルギーによい・わるいがないのと同じで、音にもよい・わるいはありません。好みや演奏に何が合うかという違いはあっても。

それを踏まえて、読んでもらえればと思います。

ピアノの音で、なぜか疲れる感覚

過去記事でも時折ピアノについてふれていますが、幼少期から高校時代半ばまでピアノを習っていた私が、ピアノに心からの興味と情熱を持ったのは、大人になってしばらくしてからです。

その背景には、まずスピリチュアリティーの目覚めと呼べる出来事があって様々な感受性がより高まったのと、その頃の私がある民族楽器に出会い、とても惹かれたために、音楽を新たな側面からとらえ直したという経験があります。

ピアノでは体感することのなかった、体中のエネルギーが心地よく共鳴する感じを味わうことができたので、「これは何だろう!」と、音の神秘に驚嘆したものです。
その楽器のおかげで、それまでいかに西洋音階のみにどっぷり浸かっていたか、ということにも気づきました。

とはいえ、色々な楽器や音楽を好みつつも、演奏という観点で、私にとって基礎がしっかり身についており、思うように表現できる可能性が一番大きい楽器といえば、やっぱりピアノであるという結論が出るのでした。
すべての音楽の聞こえ方が変化し、より深い魅力に気づくようになったために、かつてはレッスンで義務的に弾いていたジャンルであるクラシック音楽にも、素晴らしい魅力を感じてときめくようになっていました。

音楽が大好きだからこそ、自分のピアノ演奏にがっかりすることもありますが、生涯かけて1曲でも心から満足いく表現ができるよう、自分のペースで練習を続けて今に至ります。

そんな風に、背景を語らせたらとても長い私とピアノのストーリーですが、昨年は電子ピアノを購入していました。
ピアノの置けない環境でも練習ができて、ヘッドホンを使用すれば音も出ないので、便利だったのです。

現在は、すでに再びアップライトピアノを家で弾いているのですが、電子ピアノは電子ピアノでやはり時間や音を気にすることなく練習ができるので重宝しています。
自分にとっては、とてもいい買い物だったと思っています!

こうして、ついに、自分の人生の中でピアノとの蜜月期がやってきたか……に思えたのですが、それでもまだ、私にはピアノの音への「違和感」がありました。
(長年の違和感とはいえ、いつから感じていたかは定かではなく、スピリチュアルな感性が鋭くなってから顕著になったものかもしれません。)

一時的にはとても気持ち良くピアノの響きを楽しむことができるのですが、時間が長くなると、弾いていても、聞いていても、どうにも疲れる。
他者の演奏や、録音でも同じです。
体調的に、絶対無理!と感じる日すらある。ピアノ酔いとでも名付けたくなるような、クラクラして頭がぐらつくような感覚が生じるのです。

音量の規模が大きい楽器だからなのか?
同時に鳴る音が多いからなのか?
それとも、ハーモニーの微妙なうなり等を感じて、そうなっているのか。

私には答えが出せませんでした。

ふと思い出して、電子ピアノのピッチを変えてみる

そんなある日のこと。
電子ピアノを単に「ピアノの練習用」として使っていた私は、付いている機能をほとんど試していなかったことを思い出し、説明書を読み直してみました。

すると、様々な機能の中に、「ピッチ」という項目を見つけました。
427.5から452.5Hzの範囲で調整できると……。

現在、国際標準ピッチとされているのは440Hzだそうで、ピアノの場合、49番目のAの音をその周波数に合わせます。
ピッチが高くなると、明るく華やかな音に感じられるという理由から、基準ピッチが上がっていっている傾向もあるのだとか。
また、昔は基準のピッチが特に定められておらず、370から560Hzまでと幅広かった時代もあったのだそうです。

それについての、まとめサイトがありました。
「音楽の世界で密かに起こっている“基準ピッチ競争”とは」

matome.naver.jp

そもそも、この話をさかのぼると、楽器の歴史も辿ることになるので、詳細は省略します。
自分がピアノを習って弾いていた頃には、ピアノの調律とかピッチについてなど考えてもいませんでした。こういう話を面白い!と思うようになったのは大人になってから……(以下略)。

今回の話のポイントは、私がふと、「使用している電子ピアノで一番低いピッチ、427.5Hzで演奏してみた」というところなのです。

すると、どうでしょう!

体が落ち着く音

これまで持っていた、ピアノの音に対する違和感が(このときの使用楽器は電子ピアノではありますが)、すっとなくなったのです。

特に、顕著だったのはこちらの曲。
ベートーベンのピアノソナタ第14番、作品27-2。
本人によるタイトルは「幻想曲風ソナタ」だそうなのですが、「月光の曲」と呼ばれておなじみの、第一楽章。 

これまで、この曲を何度弾いても、なんだかしっくりきませんでした。
言葉にするならば、「何が言いたいのかわからない……」
この曲が作られた背景やエピソードを読んでも、そういう問題じゃなくて曲を弾きながら何かもやもやしてクエスチョンマークのままなのです。自分の中でカチッとはまらず、ベートーベンとは気が合わないのかな!と思いました(笑)

ところが、ピッチを低くして弾いてみると……

これだよ!
これなら、何をしたいのかわかるよ!

と、心から感動しました。すごい納得。
やっと、曲を通してベートーベンとお話しできたという感覚。

これまでと全然違って気持ちが良くて、何度も弾いてしまいました。
この響きなら、私にとってはよりナチュラルで、体にも負担がないのです。

他の曲でも、普段のピッチだと、自分の体の感覚に合わない無理なハイテンションを強いられているような苦しさがありました。上っ調子で盛り上がっていくような、自身のエネルギー的なハーモニーが、キラキラした音についていっていない感。

ただし、あくまでこれは「私が今までのピッチで弾くよりも、こちらのピッチの方がしっくりきた」という話で、ベートーベン自身がどのピッチで演奏することを意図していたかはわかりませんし、それを言うならベートーベンのピアノの調律も今とは違います。

各作曲家が、どんなピッチと調律法を好んでいたのかを考え始めると……現在弾いている曲とは異なる音の響きが想像できるというわけです。

私はそこまでこだわりたいという気持ちは持っていませんでした。想像するのは楽しいけれど。
現代ではピアノは一般的に平均律で調律されますが、その響きを嫌ってはいないですし、美しい演奏には心から感動します。
……それにも関わらず、前述の通り、音楽を楽しんでいるかと思いきや「体が途中でリタイア」してしまう向きがあったのです。

今回試した427.5Hzのピッチが、どの曲にもフィットしていたというわけではないのですが、私が練習しているいくつかの曲はほとんど、440Hzで弾くよりはしっくりきました。たとえばモーツァルトの曲もそうでした。

こちらのサイト様の記事を読むと、

ヴェルディの聞いたラ音(intermezzo)

モーツァルトの使っていたピッチが421.6Hzだったのではという情報があるそうで、もしそうなら、427.5Hzの方がまだしっくりきたとしても不思議はないですね。

こんなサイトもありました。色んな時代の色んなピッチが載っています(英語)。
History of Pitch - Tuning Forks A440 C523.3」

www.piano-tuners.org

専門的に探求してしまったら答えは出せませんが、自分自身の感覚だけにフォーカスするなら、ピアノは好きだけど音酔いしていた原因が改善されるということで、私には嬉しい発見でした。
体がより自然と受け入れられるピアノの音が存在するんだということで。

とはいえ、実際のアコースティックピアノを低いピッチで調律してもらうとなると、どうなんでしょうね。自分だけが弾く分には良さそうなんだけど。

とりあえずのところは、電子ピアノでピッチを下げた音を楽しみます。
気軽に色々変えられるところは便利ですね、電子ピアノ。

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