BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

ハンドルを握っているのは自分(歯の治療のエピソード)

今回は、「ハンドルを握っているのは自分」というテーマでお届けします。

少し前に矯正器をつけたことを記事で書きましたが、まだ矯正装置をつけての食事には慣れてなくて、何割かは矯正器に食べさせちゃってる感じです(食物が捕えられてしまうから 笑)。

「矯正器をつけました~歯のエピソード、その後~」↓

beats-and-love.hatenablog.com

治療済みの歯は、治療が必要になる歯?

矯正にともない口腔内のコンディションを整えることはもちろん、これから矯正装置をつける下の歯の準備もしているのですが。
そこにね、ちょっと厄介な感じで問題が長引いている歯があったんですよ。

リンク先の記事で書いたように、主に食いしばりや噛みしめなどの強い力がかかると、奥歯の側面、根っこに近いところが楔(くさび)状に削れて虫歯になるんです。※歯ブラシの力が強すぎてそうなる場合と似ていますが、経験のある歯医者さんは見分けられます。

私は昔はそれはなかったので、咬合の不調が関係していると思うと書いたのですが、近年なんと四隅全部の奥歯が次々とそうなってしまい、全部治療済みでした。

この虫歯が厄介なのは、歯の側面なので、詰め物が度々外れやすいという点です。
そして残念なことに、詰め物の中で虫歯が進行してしまうこともある。

歯科治療では、詰め物を直す度にわずかずつでもさらに歯を削ることになるので、最近では、このタイプの詰め物が取れたときにはお薬のセメントを貼り付ける方法、3Mix法というのを提案してもらい、やってもらっていました。これにより、神経に虫歯が達する前に食い止めて、歯の組織が回復するのを待ちます。

今回の問題になっている歯もそのケースで、過去に何度か治療を重ねているにも関わらず、中からあからさまに痛んで、神経まで達しているかどうか…という見極めが必要でした。

ちなみに私の場合は、これまで神経に達するほどの深い虫歯を作ったことはありません。一般的に見て、歯全体の中での治療済みの歯の数が多い方か少ない方かはわかりませんが。
それで、「神経を抜く可能性!」と聞くと、最初はびびってしまいました。

でも、上のリンク先記事で書いた、かみ合わせを回復する旅の途上で訪ねた自費治療の歯医者さんの中で、「虫歯ができたり、詰め物が取れてもすぐに治療しない(その原因となった体から治すため)」という歯医者さんに通っていたことがあって、そのとき、取れた詰め物を指示通りに放っておいている期間が、本当につらくて。

ズキズキ痛んで痛んで、こりゃ大変なものだな、と思いましたので、今となってはたとえ対症療法でも、そのとき必要なサポートとして受けたい気持ちです。

その頃はまだ、その歯医者さんに通い続けるつもりだったので、1ヶ月以上そのままで耐えたのですが、毎日の眠りを妨げるくらいに痛くなって苦労しました。
もちろん歯医者さんにはその旨連絡していたし、実際に診てもらったのですが、それでもなおそのままにした方がいいということで……結局私は、別の点から同意できない出来事があったために、その歯医者さんに通うのはやめました。
が、その治療の世界観に心から共感できる方だったらその方法で治る道もあるのかもしれません。私は無理だったし、今振り返って、虫歯が神経に達してしまう可能性を考えたらひやっとします…。賛成できる考えもあったし、まず、虫歯の痛みをそんなに長期放置したことはなかったので、珍しい経験にはなりましたが。

そして、これまでによくわかったのは、多くの虫歯が「治療済みの歯」からできるということです。これ、残念ですがたくさんの人が経験しているのではないでしょうか。
詰め物の隙間や、詰め物・かぶせものの下に虫歯ができていたこと、ないですか?

自分でできることは何だろう?

これを考えると、なるべく虫歯自体を作らないか、削って詰めなくても済む初期のうちにそれ以上進行しないよう何らかの対策を取ることが大切そうです。

私が今回の先生に指摘されたのも、治療済みの詰め物の「隙間」でした。
各奥歯の側面の詰め物の、ほぼすべてに隙間があって(orz)、特に歯と歯茎の境目のところが段差になっていると磨き残しがそこにたまりやすく、歯茎の炎症や虫歯の原因になるのだと。

詰め物自体のスキルは、私では「どうにもできない」ことだと先生もおっしゃっていて、確かにそこは歯医者さんに頼るしかありません。

でも、保険診療の歯医者さんで、そこまでの精巧な詰め物をしてくれる歯医者さんを見つけるのはなかなか難しいし(自費でも、腕によるでしょう)、詰め物の劣化や色々な原因でいずれ隙間はできそうです。

一方で、歯磨きは自分でどうにかできることで、歯磨きの仕方によってかなり改善できることは多いと教えてもらいました。

それで私は早速、歯磨きの仕方を調べてみたのです。

現在の歯医者さんでは矯正器をつけた状態での歯磨きの仕方を指導してもらっていましたが、つけてない状態の歯磨きにどんなコツが必要かも、この機会に身につけようと思いました。

過去には、他の歯医者さんで「歯磨き指導」を受けたことがありますし、比較的丁寧に磨けていると言われることが多かったのですが、時とともに事情は変わります。かつては「側面」の詰め物はなかったけれど、今は複数あって、それが全体のコンディションを悪化させている…。できてしまったものをなくせない以上、ケアする方法を見つけないと、ですよね。

私が調べた中で、今までできていなかったコツをとてもわかりやすく教えてくれてる!と思ったのは、こちらの歯医者さんが紹介していた歯磨きの方法でした。↓
「歯医者も出来ない!?本当に正しい歯磨きの仕方をイラストと写真で徹底解説!――デンタルハッカー

maeoka.net

特に私は今回、歯の根元の詰め物と歯茎の境目のプラークに気をつけるよう言われていたので、そこをしっかり磨くためにもこの磨き方を知ってありがたかったです。

記事にもある通り、確かにプラークがつきやすい箇所って決まっていて、それ以外のところを何度も磨いていても意味はなかったんだなぁと思いました。

普段から時間をかけて歯磨きをしていましたが、指摘された箇所は磨けていなかったわけで、なんだかその時間の半分は「趣味の歯磨き」みたいになってしまっていたんだなぁと(笑)

磨き方を変えることは、慣れないうちはなかなか難しく、「え?どうだったっけ!?」と思いながら、こちらのサイトの図を見直したりもしました!

同サイトに書かれている、他は簡単な歯磨きでも1日に1回しっかり磨けていれば十分ということも私は納得できたし、ちょうどいいバランスだなと思いました。何度もじっくり時間をかけて…というのは無理なこともあるし、過剰な気がする。
ちょうど知りたかったポイントを教えてくれる、色々と発見の多いサイトでした。

歯磨きのコツを学んだ翌日、早くも? 

私は、矯正の方の診察もあって2日連続で予約が入っていたので、虫歯の方を診ていただいている先生に、問題を指摘された翌日もう一度チェックを受けました。

私はまだ、歯磨きの仕方を変えたばかりなので自信はなかったのですが(実際、矯正器をつけている上の歯の一部の磨き方は改善の余地があった)、詰め物のある患部を診ていただくと…「昨日よりは全然良いですよ!」というお言葉。

他の診断もしていただいた上で、「歯磨きでかなり改善すると思いますから、(治療も続けながら)まだ様子を見ましょう」ということで、神経を抜かなくてもいい方向に動いている感じがしました(嬉)必要とあらば、それも覚悟はしていたのですが。

実際、磨き方を変えてからうずくような痛みが減ってきていて、ああ、あれはもしかすると、その部分のプラークから歯茎が炎症を起こしていたせいもあったのかな?と、びっくりです。
お口の中のことって、どこからの痛みかわかりづらいですものね。治癒は無理なのかと思っていたので、可能性がわかってうれしい。

治ろうとする気持ちは大事

そして、思いました。
自分で治ろうとする気持ちはやっぱり大事だな、と。

これは歯の治療に限らず実感しているのですが、自発的に、自分がそうしたいと思って行動することが必要なんですよね。

お医者さんが、歯医者さんが何とかしてくれると思っている間は、主体であるはずの「自分」がお留守になってしまうし、何かがあったときにも「先生に(誰かに)何とかしてもらわなきゃ」という発想になるので、お医者さんとの相性が悪かったり、トラブルが起きたときには途方に暮れてしまう。

私はかつての記事で書いた通り、医療過誤とも呼べるような出来事が起きてしまって、それによって相当苦労したので、治療という体をお任せする現場で失敗を恐れたり、どうなるか怖いという気持ちが出てきてしまうのはよくわかります。

でも、悪い結果・失敗例のような経験を「すでに体験してしまった」自分から言わせてもらうと、「自分があきらめなければ、それでもどうにかなる」

捨てる神あれば拾う神あり、じゃないけど、まず、自分自身がこの方向に行きたい!と決めれば、そしてそれを途中であきらめてしまわなければ、「今ある状態からの道」がいつでも必ず見つかるということです。
他の人が「できない」と言うことでも、「できる」という人も見つかる。

そのとき絶対に必要なのは、主軸となるのは「自分」だという認識です。
根本の心の状態はもちろん、行動面でも。
物理的に必要なサポートはプロにお任せするけれど、自分ができるところは自分自身もやっていく。丸投げで、どうにかしてもらおうとするのではなくてね。
自分は物理的に通うだけで、そこで何とかしてもらえる……というのはあまりにも過度な期待で、それ以外のほとんどの日常を関係ないものにはできないですよね。

また、これは私も学んだ「バランス」なのですが、
「干渉しすぎる」というのも問題で、プロの領域はプロを信頼してお任せする気持ちも大事ですよね。全部自分でなんて、できないのだから。

大きな目で見たら、それは「自己信頼」なんですよ。
あなたの現実内の、あなたの選んだ治療者を信頼するということですから。
自分の目、自分の選択を信じられないときには、その現実の中にあるあれこれも疑って、不安になります。

もちろん、よくわからないこと、納得いかないこと、疑問点は相手に聞けばいいと思います。
ただそのとき、自分自身の怖れ、不安や不信感から聞いていないか、見極める「観察眼」も必要です。

ハンドルを握っているのは自分。

現実のすべてにおいて、そうなんですよね。

余談、菌バランスについてまたもや考える。

ところで、歯磨きとかを超越して「虫歯にならない口の中の菌バランス」を達成できている人っているんでしょうか。
赤ちゃんの頃、親の菌をうつされなかったから虫歯にならないという場合や、虫歯の原因になりそうな食べ物を一切食べない!とか以外で。
補助のサプリや道具等も使わず、特に制限なく、現代の生活をしながら。

そういう「健康」状態はきっと不可能ではないと思うけど、そうなったらすごいし、その過程に興味がありますよね。

私は自分なりのニーズから、シャンプー・コンディショナーや石鹸、化粧水等をやめてみて、そこからやっと常在菌のバランスというものに思いを馳せるようになったのですが、免疫力は上がるのではと考えてます、少しずつだろうけど。

そうし始めてもうすぐ5ヶ月になるけど、今は格好の観察材料、花粉症シーズンなので(私は毎年ひどかった)、興味を持って見ています。

歯は、生え替わるターンオーバーはしないから(笑)、今の状況では、私はしっかり手入れすることが先決で、実験はできないなぁ。


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