昨年の秋からおなじみの、ナガサキアゲハの幼虫が、この秋も元気な姿を見せています。
ミドちゃんと呼んで愛でています。
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◆「アゲハの幼虫、ミドちゃんとのランデブー」
うちでは今のところ、秋と、夏の早い時期、年2回は姿を見ているミドちゃんです。
写真は、今シーズン一番大きく育っているミドちゃんの一昨日の様子。
このミドちゃんは、緑色が濃く、どことなくカエルっぽいので「カエル型ミドちゃん」と呼んでいます。
出会いは、私がこの木の花に見とれ、広がる素晴らしい香りを楽しんでいたら、旺盛な咀嚼音が聞こえてきて、「誰か葉っぱ食べてる……さては、ミドちゃんがいるな!」と気づき、音のする方へ目を凝らしてみると、いました。
私がそばでじぃっと見ても、話しかけても、全然平気でもりもり葉っぱを食べ続けていたミドちゃんです。
これまでのミドちゃんより物怖じしない、リラックス感が際立つ個体でした。
同じ木に、この大(おお)ミドちゃん(カエル型)のほかに、小(こ)ミドちゃん、青虫になる前の小さな黒まだらちゃん、 黒まだらちゃんからミドちゃんになる中間の青黒ミドちゃんなどがいます。みんな同じナガサキアゲハの幼虫です。ちなみに、黒まだらちゃんは鳥のフンによく似ていて、緑色になる前でもうまいこと擬態になっています。人間の目からは、葉に同化しないので見つけやすいですけどね。
昨年の秋のミドちゃんは、元々はこの木にいたのではありませんでした。
うちの別の柑橘類の木にいたのですが、都合が悪かったので、父がこの木に移したのです。
何匹かのミドちゃんを移動させました。そして、家族でそっと見守りました。
すると、「この木もいいな」と覚えてくれたようで、次からはダイレクトにこちらへ卵を生んだ様子、同じ場所でミドちゃんが育つようになったのです。
最初に移したときが昨年秋の記事、その後、今度はこっちで育ったのを見つけたのが今年の夏の記事。
そして今回の秋ですから、「ここは安全な場所である」と、ナガサキアゲハに認識してもらえたのでしょう。
この度のカエル型ミドちゃんが警戒心なくのびのびしているのは、個体の性格というより、ナガサキアゲハの種の意識が「ここは大丈夫」と、エネルギー的に記録した結果ではと思いました。種の意識は世代を超えて共有されます。
うれしいですね。
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