今回は、「地球人生~すべての星があなたの中にある~」というお話。
内・外という言い方を用いれば、私たちは意識の内側にあるものを外側に見ています。
たとえば、人は普段、宇宙空間は自分の外側に広がっていると思います。
これは、体(肉体)を自分と考えているときの、物質世界でのものの捉え方ですね。
そして、その宇宙には様々な星が存在していて、あなたは夜空を見上げながら、星々は自分と離れた遠くに存在しているのだ、と感じるかもしれません。
でも、「存在」としてのあなたの観点からは、そのようにはなりません。
すべてはあなたの中にあり、宇宙全体もあなたの中にあります。
あなたは、地球人になり切っている全体
今あなたが経験している自己は「全体の一部」と言えますが、そのあなたの中にも「全体」があります。
地球人になり切っているあなたの内にも、宇宙のすべてが存在しているということです。
言い方を変えると、あなたは「あなたという個人になり切っている全体」です。
ですから、たとえあなたが特定の星(地球外文明)との繋がりや、そこでの経験、別の人生を認識していたとしても、それ以外の星や領域との繋がりがないというわけではないのです。
ひとりひとりの中に「すべての星」があります。
ただ、どれをオンにするか……この人生において、どの時期にどれくらい、どの星のエネルギーを活性化するかということには、個人差があるのです。
個性や人生プランにともなって、どんな星のエネルギーを強化して使うかのバランスが異なります。
これをわかりやすくするため、地球規模でたとえてみましょう。
あなたの中に地球全体があります。すべての地域、文化、国々などのエネルギーがあります。
そうした中で、ある人は今の時期、自分の生まれや育った国と関係なく、日本のエネルギーに強くフォーカスして、それを自分らしさとして使っています。
またある人は同じ時期に、カナダとエジプトのエネルギーを取り入れて、それを自己の個性として活用しています。
これらは実際になに人であるとか、どの文化に接しているかの事実とはまた別に、エネルギーの多彩な「配色」があり、それは一生を通して変化する部分もあるという意味です。
ただしずっと変わらないのは、この例で言うなら誰もの中に「地球全体」があるということ。
この人生のあなたが特に意識してフォーカスすることがない部分をも含んだ全体が、いつでも潜在的にあなたの内に存在しているということです。
地球人らしさって?
そのように見ていくと、地球人らしさというのも実は、定義しづらい概念です。
地球人の特徴も、色々な星の文明のルーツを辿ることができるからです。
(私たちが認識するような物理的な「星」という環境でない文明もありますが、ここでは星と表現しておきます。)
地球ならではのルールや観念に見えるものも、地球ゲームに参加する「存在」としてのあなたがそれを「着用する」きっかけは、他の星の経験から持ち込んだ何かだったり、経験したことがないからやってみよう!と決めたのだったり、地球世界の範囲のみには収まらないと言えるからです。
色々な理由で地球に参加している存在がいます。
様々な経緯で地球に興味を持った存在がいます。
肉体を持つ人間の形を選択した場合、彼らはみんな「地球人」と呼ばれて、ゲームに参加しています。
さて、そう気づいたら、地球人らしさって何でしょうか?
欲も、持ったらいいじゃん。ギラギラできるのも才能
ここからは単に、私個人が思っていることです。
私は最近、また「地球人としての自分」の新たなフェーズに入った気がしていて、地球世界でどう生きていくかがけっこう面白いんですね。
そしてそこにあるフィーリングを何とか言葉に表すなら、
「俗っぽくなりたいなぁ!」
という感じのことを思っています。
私は以前から、聖と俗という区切りは無意味であるということをお伝えしてきました。
それは個々の信じる観念によって線引きされているにすぎないのです。
「形」に意味はありません。中身をどう経験し、どう考えているかです。
この記事での便宜上、私が使う「俗っぽく……」とは、地球人生ならでは、物質世界ならではの面白さを極めたいというような意味合いです。
私は昔から、自分とは違うタイプでありながらも、「物質世界での欲が旺盛で、それを隠さずギラギラしている人」がわりと嫌いではありません。
なんだか憧れというか、そこに一種のファンシーさを感じます。
ゆるキャラに接しているような、癒し的な要素すらあります。
自分の性根がそれとは異なるので、いかにも「地球らしい欲望の勢いがあり、それを楽しんでいる人」を見ると、自分に足りないものを補われているようで癒されるのかもしれません。
私がずっとヒップホップ、特にラップ音楽が大好きなのも、一部、そこと関連していると思います。
ただし、そうした欲望を抱くことに罪悪感がなく、自分の望みを隠そうとせず素直でいる人、という条件つきです。
私の好きなアメリカンラッパーたちは、すがすがしいほどストレートにその種のメッセージを発するので、そこが好きでもあります。
そんな私は、「無欲」を目指していません。
自身について、これ以上、欲望を無くしてどうする!という思いが昔からあるので、生まれた欲はしっかりとキャッチし、現実に活かしたいと考えます。
地球世界の人間にとって、欲望を持つことは、何らかのポテンシャルを秘めています。
モチベーションになったり、そこから導かれる発見があったりします。
とはいえ、苦しみの元となるような欲は、何か思い違いをしていたり、欲しがるものがずれていたりという可能性が大きいです。
一方で、あなたのパッションを呼び起こす欲、新たなクリエイティビティーを刺激する望みは生命の表現であり、必要です。
いいじゃない、物質世界での人生、そう長くは続かないよ。
ここでやっておきたいこと、気が済むまでやっておきなよ。
私はそう思うんですね。
自分を無理矢理コントロールして欲を無くそうとする試みは、不自然であり、その分の歪みは別のところに出ます。
繰り返しますが、本人を苦しめる欲は、根本の「求めているもの」が本当は違うところにあります。
それでも、あなたの内面を「表現」してくれているという点で、手がかりとしては、どんなにネガティブに見えるものであっても、意義があるのです。
地球らしい笑いに舌鼓を打つ動画
最後に、「地球らしー笑い!」の動画を載せます。
最近、妹に教えてもらって見たもので、色々ツボりました。
デフォルメされているものの、ありそうなんだもの、これ。
●牛角WEB MOVIE「野菜の会」 出演:ロバート
劇中のベジタリアン・秋山さんの会話の中のこの台詞。
「野菜いいよな、たまねぎ甘いよな~」
「野菜うまいよな~」
「だから、ドレッシングさえ持っていけばもう、畑自体がサラダってことでしょ」
あぁ、ありそう。
秋山さん、馬場さんのファッションにも既視感。「野菜の会」にいそうな人っぽさを、うまく表現している(決して悪い意味ではなくね!)。特に、秋山さんのレース使いの多い白い服、髪とアクセサリー!
そして何よりも、この動画の、
「本音とタテマエ感」が見る者に通用して、笑えるというのは、地球ならではだねー!
と、思うのです。
タテマエが崩壊している秋山さんを見ている、馬場さんの表情も良い……。
※ちなみに私はベジタリアンではありませんが、たまねぎ、にんにく、そして焼肉が苦手です(笑)
ついでに、同シリーズのこちらも好きでした!
●牛角WEB MOVIE「欲望フリーヨガ」出演:ロバート
馬場さん、ヨガウェアでの女装が似合いすぎ……。秋山さんもある意味、似合っている、が……。
上の2つを含め、一通りシリーズ動画を見た感想としては、このWEB MOVIEの制作者の中に、スピリチュアル系トピックがけっこう好きな方がいるんだろうなと思いました(笑)
さぁ、あなたは「すべての欲望を解き放つ」欲望フリー、しますか!?(笑)
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