BEATS AND LOVE

スピリチュアルカウンセリングとヒップホップ音楽、ライフスタイルや考えあれこれ

☆さんの人生の目的

あるところに、ある人がいました。
私たちはみんな星の一部ですから、「☆さん」と呼んでおきましょう。


☆さんは、なかなかに思慮深く、
大人になってもよく、自分の「存在意義」について考えました。

☆さんは、自分の才能は何か見極めるために、色々なことをしました。
色々な職業について、はたらいてもみました。

いつも、短い間のきらめきはあるのですが、それは長続きしませんでした。

「あーあ、私は一体なんのために生まれてきたんだろう?」

☆さんは、不幸ではありませんでしたが、
時折こんな風に考えて不安になるのでした。

精神的、霊的なことがらについてもよく学びました。
たくさんのことがわかって、「よし!」と思うのですが、
☆さんは、この分野でも度々耳にする「自分の使命」とは何かが、
やっぱり気になるのでした。


流星のたくさん降る夜に、☆さんは亡くなりました。


☆さんがあらかじめたくわえていた知識通り、
かたわらに天使と思われる存在がともなって、
これから行く場所への道案内をしてくれているようでした。

☆さんは、その存在にあれこれと話しかけました。
自分の人生のこと、生きている間自分が感じていたこと、
これからどんなことが待ち受けているかについての質問…

存在は、終始無言でしたが、
☆さんが、

「そして、私は自分の人生の目的がとうとうわからなかったのです。」

と言ったときに、初めてこちらに向き直り、目をまるくしました。
(という風に、☆さんには感じられました。)


その場にとまって、存在は巻紙のようなものを取り出しました。
☆さんは、興味深くのぞきこみました。

するとそこには、何語ともいえないのですが、
まぎれもなく自分らしいくせのある字で、

「全体の流れを信頼し、
いっさいの予定をたてずにそのときそのときを味わう」

とあったのです。


「ああそうだった。私はわざと決めなかったんだ。
際立った道を。固定されたコースを。」

☆さんは笑い、存在にこう言いました。

「忘れていたわりには、なかなかよくやったでしょう?
ときどき、気持ちがそれてしまいましたけど。」

存在は、やっぱり何も言いませんでしたが、
なんだかにっこりしたように、☆さんには感じられました。



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