「どこで気分が下がったの?」
あなたの心の状態を、あなた自身がよく観察していると、
少し前までは確かに快活だったり、平和な気持ちがしていたのに、
いつのまにか気分が「ロー」になっていることがあることに気づくでしょう。
たとえば、それまで心地よく過ごしていたのに、
いつのまにか「自分の体調の不満」に意識のフォーカスが行っていて、
これをどう治そう…とか、このままで悪くならないか不安…とか、
「体の悪いところ」について思いを巡らせていたとします。
こういうとき、
体の調子が今、悪くなったから、痛みや症状が出たから…等、直接的に、
体の作用が気持ちの下がった原因なのだと考えてしまうかもしれません。
でも、あなたのフォーカスがそこに行くもっと前に、
あなたの気分が変わるところがなかったかどうか、調べてみましょう。
これをお伝えするのは、あなた自身の感情のトーンにもっと気づくためです。
あなたの発信しているヴァイブレーションに意識的になるためです。
思考は、次々と移り変わります。
少しのことで、ふっとイメージが想起されたり、
何かの連想が起こり、思いがけない考えに浸っていることがあります。
たとえば、少し前に、あなたはお店で知らない人の姿を見て、
誰かとの間にあった苦い記憶を思い出していたかもしれません。
そして、自分や誰かを責める思考を再体験していたかもしれません。
あるいは、電車の中で見かけたとあるシチュエーションに、
自分の観念によって、ちょっとした不快感を呼び起こしていたかもしれません。
それとも、実際の動作は別のことをしながらも、同時に、
あなたが今やりたくないと感じているけれど「しなければならないと思うこと」を、
突如として思い出して、それについて思いを巡らせていたかもしれません。
一緒に話していた人のなにげない言葉から、
あなたの内に元々あった「自分の不安」が頭をもたげてしまって、
おしゃべりしながらも、その不安が内側では鳴り響いていたかもしれません。
その具体的な「きっかけ」は多種多様であり得ますが、
あなたの「気分が下がる瞬間」がどこにあったかを、辿ってください
ということです。
すると、この例では「体の不調」という事象に意識が向かうもっと前に、
すでにあなたの心のヴァイブレーションの低下が起こっていたということを、
発見するというわけです。
きっかけは何であれ、あなたの意識フォーカスを、何らかの形で、
「不快・不調和」の方に差し向けるという選択をあなた自身がしました。
それに気づかずにそのまま同じヴァイブレーションでいると、
連鎖的に、自分の現実に不快なことを見つけ出して体験してしまいます。
あなたの「焦点」の設定が、自動的にその質へと意識を向けてしまうのです。
でも、安心してくださいね。
あなたの気分が下がるということは、
あなた本来のヴァイブレーションから「逸れているよ」、
「そのように物事を見る必要はないよ」、という修正のおしらせです。
ですから、あなたの気分が下がったことを自覚できれば、
そこに、あなたにとって不整合となっている観念を見つけることができます。
表面に見える事象の、その奥を見てください。
あなたの気分が下がった大元の瞬間に気づき、
そこに関わっている観念に注目するのです。
それが単に、あなたにとって不要な観念であったと気づけば、
あなた自身で変えられるからです!
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