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BEATS AND LOVE

スピリチュアルカウンセリングとヒップホップ音楽、ライフスタイルや考えあれこれ

死後のご案内~自殺で亡くなった3人とのひととき~

最近、眠った後に「亡くなった人をご案内する」体験が少なかったので、もしかしたら私はもうその仕事はやらなくなるのかな…?なんて思っていたら、そうでもありませんでした。

なんのこと!?と思った方へ説明すると、私はこういった精神世界の仕事をするようになるずっと前から、眠った後の「夢」の中でよく、亡くなった人を案内する体験をしていたのです。多くの場合、何らかの理由でこの世界に意識がとどまっている方々でした。

昔は、そのことも「夢」としか思わず、ただあまりにも多くの経験がありすぎて、記録につけてみた時期がありました。それは後で読み返すためというより、「アウトプット」することで自分の中に多くの情報がありすぎる状態を楽にするためでした。
後になって、それらの書きっぱなしの記録を一気にまとめ読みしたとき、ようやくその全貌に気づいたのです。
ときには、こちらの現実で確認(照らし合わせ)できる事柄もありました。

でも、亡くなった人をご案内するケースでは、多くの場合、どこの誰という詳細の情報はわかりません。この時代の人なのか、そうでないのかは相手の様子や雰囲気から察することができますが。

「霊的な話」のカテゴリにこういった話をまとめてあります。

beats-and-love.hatenablog.com

そしてまた、それらの体験は私が表層的に「意図して」行っているわけではありません。

体外離脱などで“リトリーバル”を行っている方のように、自ら意識してそうしているわけではないのです。
そのような精神世界・スピリチュアルの分野の概念を知るもっと前から、ひとりでに起こっていた体験で、今でも、いつ、どのようにその体験が起こるのか、私には予測できません。
表層意識で「そういうことをするぞ!」と希望しているわけでもないのです。

それでも、それらの活動はリアルで、そこで交流した方々のことは私の記憶に残り、人生の一端を成しているとも言えるでしょう。
生きている間の「体」で、出会った人たちではなくてもね。

☆☆☆

今回の体験は、最初は一見、普段とさほど変わらない夢のような感じから始まりました。

ただ、夢の中でのエネルギー状態がちょっと妙だったというか、亡くなった人と関わるとき独特の、この物質世界寄りのエネルギーの「侵入・介入」を感じていました。

物質の状態から離れれば離れるほど密度が精妙に・軽くなると考えていただくと、そういったときのエネルギーは物質により近くて、密度の濃いエネルギーです。ゴムとかみたいに弾力のあるねばっこい感じで、エネルギーの性質はこの世のあり方に近いです。

そのような交流をするときは、シチュエーションが決して嫌なものではなく、感動するようなすがすがしい体験であったとしても、私はけっこう疲れます。

今回も、疲労を感じながら、「なんかおかしいな…何かしらの霊が“いる”なぁ」と、ぼんやり自覚していました。

夢の中で、そう考えつつも接する相手や意図が定かではなかったので、とりあえず追い払ってやり過ごしていたのですが、けっこうしつこくそのシチュエーションが繰り返されたので消耗していました。

すると、とある有名人の方(存命の方)が同じ部屋にふとやってきました。

誰もが知っている年配の日本人アーティストの方ですが、私はその方の作品を愛好したり本を読んだりしたことはありません。

でも、その方はほがらかな感じでやってきて、
「私もね、昔からあなたと同じ体験をしていたの。ぷち夢日記をつけていたこともあったわよ!」
と、言われました。

ああ、このような霊体験のことか…この方も、夢の中でご案内業務をしていた人なんだな、とわかりました。

交わした言葉自体はそれくらいでしたが、その方の様子は明らかに、思いやりをこめて励ますエネルギーでやって来たので、私も元気が出ました。

「この人もそういう活動をしてきたんだ。私もがんばろう!」というような、明るい気持ちになったのです。

すると、今度は、気づくと別の状況に移っていました。


私は、3人の若い人たちを担当していました。

みんな日本人で、大学生から20代前半くらいの年齢です。
男性、女性、女性の3人でした。

3人は、自殺で亡くなっていますが、死後の状況を自分でよくわかっていません。

私たちがいる場所は、「研修施設」のような大きな建物で、立派な洋館のホテルといった趣きでした。(もちろんこの次元にある施設ではありません。)

本人たちとしては、「何かの研修でここに来ている…だけど、何の研修だっけ?」という感覚だと思います。

この施設では、色々な「亡くなった後の方」がいて、中には、自分が死んだということを理解している人たちもいます。

そういう人たちは、まさに研修のように、これからの説明を受けたり、健康診断のようにエネルギーのチェックをしたり、オリエンテーションをしていたりします。

私が担当している3人に対しては、どのように「自覚」してもらい、それぞれの意識をこれまでの人生で考えていた「観念」から変容させてもらうかがキーでした。

そこで、とりあえず、3人には1錠ずつ白い錠剤を渡して、これは睡眠薬です、と説明をしました。
3人とも精神状態が決して芳しくなかったので、それは“不自然”ではない勧め方でした。
まず、それを飲んでゆったりと睡眠をとり、休養してもらって、その後に診察を受けることになります、というように導くことを考えました。
(※ただし、おわかりのように、この次元では物質的な「薬」や「その作用」はありません。本人の意識によってしか、いかなる効果も起こりません。)

先に説明した通り、洋館のホテルのような、豪華な模様のあるふかふかしたじゅうたんの敷いてある幅広い階段を下りながら、その説明をしていたのですが、3人はそれぞれちょっと、「おかしいぞ」というような表情を見せました。

何かがおかしい…と気づき始めた様子です。

私は、それを捉えると、「チャンス!」とばかりに笑顔で、現在の状況を説明し始めました。

3人は、自分が死んだということは何とか納得できたようです。

続いて、「保健室」のような場所に案内しました。
(いずれも、生きている人の概念に理解できるような形で設定されているのです。) 

まさに学校の保健室そっくりな一室があり、引き戸を開けて中に入ると、眼鏡をかけた女性の先生がいました。彼女も、外見は日本人の姿です。

ここで、この「保健の先生」に、ひとりひとり、カウンセリングしてもらうことにしました。

私は、3人を連れて来るだけじゃなく、いなくならないように、しっかり手をつないでおく係です。

というのも、やはりまだ意識がぶれてしまうのか、油断するとこの3人は「いなくなりそうに」なるのです。地上での思い残しなどに焦点が当たりすぎたり、散漫になると、意識をここに留めておけなくなるかのようでした。エネルギーが不安定なのです。

ですから、私はエネルギー的にもしっかり監視する他、エネルギーの「手」もつなぐようにして(肉体は本当はもうないですからね)、一緒にいました。

だんだん、打ち解けてきて、3人は笑顔を見せるようになりました。

次に、私は「この世の思い残しを解消しようツアー」のようなものをしました(笑)

3人に、行きたい場所や、やりたいことなどを聞いたのです。

意外だったのは、3人とも「隠れタバコ」を吸う人たちで、おおっぴらには吸っていなかったそうなのですが「タバコを吸いたい」と言いました。
ひとりひとりに詳しく聞いたわけではないので、もしかしたら、好奇心で一緒に吸ってみたいと決めた人もいたかもしれませんが…。

それと、漫画が読みたい、と言われました。
それもなぜか、「スピリッツ」のようなけっこう意外な漫画雑誌を求められました(笑)
私はちゃんと読んだことがない、要するに自分の意識からは出にくい発想のものでした。

私はそれらを渡し、3人は外の世界を眺めながら(このときは地上の景色です。どこかの郊外の、高架下のような場所の近くで、陽当たりのいい「お店の裏」みたいな場所)で、3人は石壁に寄っかかってタバコを吸いながら、思い思いに景色を眺めていました。
地上の感覚からすればどこかの街のありきたりな景色ですが、陽光がきらきらしていて、いい時間でした。

私はニコニコして3人を眺めながら、
「他にはもうない?私ができる範囲のことは何でもするよ!」
と、元気よく言いました。
「私の経済でまかなえる範囲なら!」
と、ギャグも言いました(笑)

3人は満足したようでしたが、1人がぽつりと、こんな質問をしました。

「なんでここにとどまっていちゃいけないのかな。」

私は、こう答えていました。

「それってね、とっても大きなホテル全部の建物を自由に使えるのに、ひと部屋だけに閉じ込められているようなものなんだよ。」
(その前に3人がいた研修施設が大きなホテルのような建物だったので、比喩に使ったのだと思います。)


最後に、それぞれの「お宅訪問」をすることになりました。

この頃には、3人それぞれの個性、性格がお互いにもうわかっていました。

大学生風の男性は、勉強を一生懸命やってきたタイプで、口数が少なく、友達がいなくて孤独だったようです。親も教育熱心でした。女性とつき合ったことはなく、女友達もいなかったため、女の人と話をするのが苦手でした。

シャキッとしたタイプの長い黒髪を1本にまとめた女性は、活発な印象があるのですが、どのような苦境があったのか…残念ながら、彼女については一番詳細を記憶できていません。

赤毛風の茶髪でふんわりした印象の女性は、お料理や家事が大好きでした。おしゃれも好きで、ファッションに興味もあったのだろうと思います。ただ、彼女は見かけの印象よりも強い「芯」を持っていて、私は「魔女の宅急便のおソノさんに似ているなぁ」と思いました。
外見もちょっと似ているけど、(おソノさんよりも体型はスリムですが)、エネルギーが似ていたのです。

3人は、生きている間はもちろん知り合いではありませんでした。
ただ、年齢が近かったり、自殺という状況が共通していたり、何らかの理由で、3人が一緒にこの体験をすることになったに違いありません。

今では3人はある種の理解と、絆で結ばれて友達になり、打ち解けていました。

あの世へ意識を切り替える「最後の」ツアーとして、それぞれの家へ行きました。


最初に行ったのは、男性の家でした。

たぶん、築年数をそこそこに重ねた家で…狭いけど、よくある日本の一戸建てです。彼のお父さんとお母さんも暮らしています。カーペットの敷いてある細い幅の階段を2階へ上がると、彼の部屋でした。
お母さんは、息子に友達が来ると、彼がもう高校生でも大学生でも関係なく、部屋までお茶を持って必ず挨拶に来るようなタイプの人でした。実際は、彼が友達を連れてくることはほとんどなかったのですが、それが読み取れました。

男性の部屋に入ると、生きていた頃のまんまでした。
彼の机に座らせてもらうと、手の届く範囲に全部、物が配置されていました。
机のすぐそばの壁に電卓がかかっていたり…テレビのリモコンも机の上に載せてあったり…テスト勉強カレンダーも壁に貼られていて、律儀に、勉強する予定の科目が日ごとに書き込んでありました。

私たちは「思った通りの部屋だ!全部手の届く範囲に配置してあるんだね。○○君らしいね!」と、笑いました。

彼も、慣れた様子で自分の机に腰かけて、こなれた様子でテレビをパッとつけました。
テレビをよく見ていたようで、それはなんだか意外でした。
彼の机の横には、学校みたいに「カバンかけ」もついていて、カバンもそこにきちんとかけてあります。

気づくと、彼は、他の2人と、とても楽しそうに話に没頭していました。

私はその様子を見て、彼が心から女性と打ち解けて、「女性への苦手意識」をなくしているのを感じました。

ただ、これまでのように私が3人と手をつないだり、グループを引率したりすることで「私のエネルギー」が影響しているといけないので、その様子を見ながらそっと、気づかれないように、エネルギーの境界を確認して、そこからすっと後ろに下がってみました。


果たして、それでも誰も気づかずに、男性はいきいきとおしゃべりし続け、女性2人も笑いながら会話を続けていました。

少し離れたところでしゃがみながら、私がうれしくて満面の笑顔でその様子を見守っていると、もう1人、手伝いに来てくれたヘルパーの存在が、「やったね!」というようにほほえみかけてくれました。

☆☆☆

なお、このように訪問した「家」が、彼の生きていた物質次元にある家そのものだったのか、意識によって作られた「生前の状況そっくりなレプリカ」だったのか、私にはわかりません。
振り返ると、後者だったのではと思います。
その前に、3人と歩いた街の方は、こちらの現実にあるどこかを実際に訪問した感覚でした。

印象に残ったところだけを中心にさらっと書きましたが、これらは文字で表現しているよりももっと楽しい雰囲気の中で行われています。

亡くなった人のことは心配しなくて大丈夫です。

その亡くなり方が、どのようであったかも、関係ありません。

ただ、私たちが生きているうちから「死」への観念を見つめ直し、誤解を手放し、死後も存在は続くということになじんでおくなら、そのことはそれぞれの人生にとって、必ず大きな助けとなるでしょう。


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