グッド・イブニング☆
今回のテーマは、「健康になりたいなら体の声を聞け」。
これ、本当は健康に「なる」ではなくて、健康という状態を作るのではなくて、
「自分に戻る」、つまり余計なものを差し引くだけなんですが…。
世間にあふれる健康にまつわる観念、そして不健康への恐れ。
それを見ていると、多くの人がいかに「体の声を聞かなくなったか」に気づきます。
自分の内なる声を信頼するよりも、「学習した」情報に頼ってしまう…
そんなことが、ひょっとしてあなたにも起きていませんか?
色々な健康の常識、食事療法、科学的な根拠と考えられているもの…
そういうものは一定の期間ブームになったり、廃れたり、書き換えられたり。
本当は誰も、万人共通の「絶対の真実」なんてわかっていないのに、
情報に翻弄され、自分の中にある導きに気づかなくなってしまう…。
まず、「食べるもので体がつくられている」
これは、ウソです。ウソというか、誤りです。
体は、「あなたの意識」でつくられています。
あなたは「体」よりもはるかに大きな存在で、
あなたの意識の中に、「体」という“表現”があります。
ここまでは、OKでしょうか。(*^-')b ☆
食糧が豊富になった現代日本だからこそなのでしょう、
周囲を見回すと、「何を食べればいいか、何を食べるべきではないか」
「食べるときの順番」などなど、あまりにも「健康情報」があふれています。
あとはエクササイズ等の「体を動かすための情報・健康法」しかり。
そんなことにエネルギーを使うよりも、
「あなたの体の声」に耳をすましてください。
それは、あなた自身の感覚としてやってきます。
たとえば、毎日あなたに「決まった習慣」があるとします。
起きたら、これとこれを食べる。あるいは飲む。
健康のために、他のものを口にする前にこれをいただく…
あなたが本当にそうしたいのならかまいません。
でも、本当に?本当に「毎日」それが欲しいと体は言っているでしょうか。
「今はまだ何もほしくない」とか、「今日はこれが食べたい」とか、
別のことを体が訴えている日もあるのではないでしょうか。
そのときに、それにただ従えるかどうかです。
もちろん食事に関してだけではありません。
もし、「体の声を無視して」まで、
自分の「良いと信じていること」の方をするなら、
あなたは自分自身の内なる声より「学習したこと」を選択するということです。
もっと危険なのは、それすら考えなくなることです。
「よく考えているようでいて、学習した観念に自動的に従っている状態」。
あれ?今私は、これを欲しいのかな?そうしたいのかな?どうかな?
そう確認する余地、自分に意識を向けてあげる余裕すらなくなって、
ただ習慣に従うようになってしまっていたら…
それは、生きているようで「自分を生きていない」状態にあります。
精神世界・スピリチュアルな分野にもこういうことはありますね。
毎日○○をして!瞑想をして!△△をしなければならない…等、
もしもあなたが精神世界的な「特定の習慣に縛られているなら」、
そしてただそれを取りやめることが後ろめたかったり、怖かったりするなら、
もう何かの「観念」を握りしめています。
別に、それが“悪い”というわけじゃありません。
ただ、そういう状態のときは、本当は苦しいです。
「自分を無視する」のですから。
体の声、あるいは内なる声、
自分自身ものとして伝わってくるそれを、
恐れからシャットアウトするとき、あなたの心をぜひ確かめてください。
あなた自身である「それ」よりも、一体何を信じているのだろう。
とくに「健康神話」は、ダイレクトに自分の体に関わってくる観念ですから、
不健康を恐れる気持ちから、その影響は大きくなります。
あなたは健康について何を信じているでしょうか。
決まった時間に食事をしなければいけない、と信じている人がいたとして、
その裏に、「そうでなければ不健康になってしまう」という観念があったら、
その人は、そのルールを破ったときに不安になるでしょう。
でも、決まった時間に食事をするというのは人間の「都合」が大きいです。
あなたの体調によっては、同じ時間にお腹がすかない日もあるでしょうね。
ちょっとのズレなら体は対処してくれますが、
「今はやめて!」と体(=あなた自身)が大声で伝えてくれているときに、
「あなたの信じているルール」のために、それを無視したら…?
体の声「未処理ですよー!今はまだ食べ物いれないで!」
あなた「んー、なんか今日はまだお腹すいてないけど…○時か。
決まった時間に食事をしないと、不健康になるからな。
それに後からじゃ食べられないしー。××の用事があるんだから。」
体「オーマイガッ!(x_x;) 」
…もちろん、体さんにとってはオーバーワークです。
前のワーク分が未消化なのに、
あるいは他の要因があって準備が整っていないルームに、
コンタクトを無視して押し寄せる、次なるワーク…。
ときどきこんな風に「擬人化」してでも、
体、あるいは体の各部とコミュニケーションとってみてくださいね。
多くの発見があるはずです。
別の例です。起きて間もないあなた。
体の声「今日は、○○のエネルギーがほしいので、△△を食べてください♪
今ならスペースがあるので美味しく味わえますよ☆」
あなた「△△がむしょうに食べたいなぁ。ちょうど家にあるけど…
いや、先に酵素(あるいは他の栄養素)を摂取するために、
まずは生の□□を食べなければ…!」
体「……(´・ω・`;) 今、△△を食べて…!!(大きな声)」
あなた「△△なんて体によくないよね、そんなの食べたら不健康になっちゃう。
先に□□を体に入れてからなら、△△食べてもいいかな…(不安)」
<体にいいと信じている□□を食べた後…>
あなた「あれ?でも□□摂ったらお腹いっぱいになっちゃったーー; ウプ。
食べたかった△△を食べてもおいしくないなー。お腹苦しい」
体「オーバーワークです。(>_<) 」
…想像してください、このようなすれ違いを。
涙なしには語れないですね。(ノω・、)
このようなすれ違いの結果、
避けたかったはずの“不健康”をほんとうに実現してしまうとしたら、
あまりにも勿体ないことだとは思いませんか。
体の声に従った方が、あなた自身も快適だし、楽しめるのに。
もし、こういった例に該当し、理解できるけれども不安が残るとしたら…
あなたの「不安」の根本は、
「あなた自身を信頼すること」そのものにあるのではないでしょうか。
「外の情報、多くの人が信じている観念の方が正しいはずだ」と、
あなたは信じすぎてしまいました。
そちらの方向に自分を訓練しすぎてしまいました。
もう、自分自身を信頼することを思い出すときです。
自分を信じる方の練習をしていいんですよ。
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