コース(A Course in Miracles)流の言葉で言うと、
自分の知覚を、スピリットとともに絶賛修正中!
の私でございます。
なにせ、スピリットから言われてるんです、
今年に入ってから、
「ターボエンジンかけるからねっ!!」
って…。
事情はなぜなのか知りませんけど…。
とはいえやることは変わらず、
自分の体験する出来事を介して、気づいては解放する日々。
大天使ミカエルいわく、
「心が曇っているものに、エクスカリバーは使いこなせない」
だそうで。
◆「エクスカリバー」についてはこちら
大天使ミカエルの、私への浄化法は、なかなか面白いです。
いわゆる、セラピューティックなアドバイスはくれないんです。
インスピレーションやイメージ、言語で、状況の理解を促したりはしない。
むしろ、今やってくれているサポートは、
私が自分の内面の歪みを見ているとき、その痛みを感じているとき、
ハートに、横から、火炎放射器のように浄化の青い炎をあててくる!
ゴォーって(笑)
私が自分の苦しみ(誤った知覚)を通過している間、
そうやって、絶え間なくハートを浄化してくれているんです。
なんとなく、そうしてもらっていることで、
内面の「暗雲」をくぐり抜ける時間が早まっている気はします。
余談ですが、またしても電車の中でミカエルと交流していたら、
大天使の姿というのは(以前も書いたように)、私にはとても大きく見えるので、
ミカエルの姿が、電車の車両の天井から、
頭ひとつ分、外へ突き出ている様子 に見えたことが、ちょっと愉快でした(笑)
☆☆☆
さて結局、ある種の表現を借りるなら、この世界に「悪魔」はおらず、
自分の中の「ぷち悪魔ちゃん(=怖れ)」が、
他者に投影する幻想を見ているのだと、今まで以上に納得しています。
ぷち悪魔ちゃんは、怒りや悲しみの衣をまとっており、
自分の目をぎゅうううっとつむったままで、
傷ついたと信じている記憶や、罪に対する怖れから、
自分自身を防衛するためのさまざまな行動に出ます。
その防衛の方法は多種多様で、
オーソドックスな攻撃もあれば、心理的に引きこもること(閉じること)、
無関心、抑圧、気を逸らすこと、茶化し(冗談にする、笑いでごまかす)、……
ぷち悪魔ちゃん、とっても巧妙!!!
けれども私の場合、
以前からときどきポイントとして話題に出している「夢」。
これのおかげで…自分自身に対する嘘がつけません。
そうしたぷち悪魔ちゃんの正体を、象徴というメッセージを用いて、
内なる叡知が教えてくれるのです。
☆☆☆
たとえば、こんな夢がありました。
学生時代、私がアルバイトしていたレストランの、
ウェイトレス仲間だった年上の女性Aと、
階下にある別のレストランの主任だった男性Oがいる。
3人は、あるこぎれいなレストランのテーブルについて、
和気あいあいと話をしている。
ところで、私だけ、座っている椅子が、あれっと思うほど低い。
テーブルについている他のみんなよりも、
私の目線は、ずいぶん低くなってしまう。
それで、私は隣りの空いている、普通の高さの椅子に替えて、座り直す。
(※夢の中に出てきた男性と女性は、ものすごく久しぶりに思い出した人達で、
特に親しかったわけでもない。しかし、3人は楽しそうに話をしている。)
そこへ、その店のウェイターが何度めかの追加注文を取りに来る。
私たちはそろそろお開きにしようとしていたのか、
Oが、3人分の持ち帰りで、飲み物をオーダーする。
しかし、そのウェイター(どうやら責任者のようである)は、
馬鹿丁寧な割に、ずいぶんと要領が悪く、注文をちっとも把握していない。
悪気はないのであろうが、
「ビール3つ、今すぐお持ちするということでよろしいですね?」
この明らかに間違っているせりふをきいた途端、
Oが傍目に見てはっきりわかるくらい、わなわなと震え出す。
怒りで…。
さっきまでの和気あいあい、の姿が反転してしまったかのように、
「お前よぉ…さっきから、言ってんだろーよ…!!(怒)」
こぶしを握って、抑揚をおさえた静かな怒りをあらわす声の調子が怖い。
今にも立ちあがって、ブチ切れて、ウェイターを殴りそうだ。
ここで、私ははっと目が覚めた。
☆☆☆
この夢は、そのときの自分の内面を理解するには、十分すぎました。
わかりすぎて、滞っていたはずの感情すらきもちよく「無」になり、
すとん、と理解がやってきました。
細かく見れば色々あるのですが、
簡潔に見ればポイントは、
夢の中のウェイターは「わざと間違えているわけではない」。
たしかに彼は、客としての私たちから見れば、
不便で筋の通らないところはあるが、その人物に悪意はない。
注文のことくらい、もう1度こちらが話して、訂正をすればよいことだ。
なのに、それを許さずに、ぶち切れるOさんの姿…。
見ていた私は知っている。
彼は、もともと怒りを内に持っていて、
それはふつふつと彼の中で煮えたぎり、「発散される場所」を待っていたのだ。
ウェイターは、“注文通り”、そのきっかけを与えてしまっただけだと。
夢の面白いところは、
状況の本質(ポイント)を別のストーリーを用いて説明してくれるだけでなく、
登場人物全員が、自分の内面を演じてくれる役者であるということです。
それは、実在する人物であろうがそうでなかろうが、
すべて自分自身の側面なのだと見ることができます。
ときには、夢で見たものが、こちらの現実や、
実在する人物の、実際の資質と、一致することもあります…。
でも、それはそれで不思議はないのです。
この、起きているときに私たちが信じている「現実」だって、
基本、同じ仕組みで「私が」他者を体験しているのですから。
☆☆☆
人々の中にある、幻想のぷち悪魔ちゃんの正体は、
それぞれの自己の中の統合されていない側面です。
それは分離していると信じているので、
大きいあなたから隠れようとし、
自らの存在を隠すために、その性質を他者(外)に投影します。
投影に気づかずにいると、私たちは、
分離の現実を作り上げ、自ら作ったそれを体験したという理由で、
引き続きそれを信じます。
スピリットは、どんな状況も癒しの機会として、
私たちを励まし、私たちの誤った知覚を正してくれます。
そのためのメッセージを、いつも送ってくれています。
あなたの中の、脅えているぷち悪魔ちゃんも、
元のイノセントな存在に戻してあげましょう。
それでは、また次回お会いしましょう~☆
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