BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

批判よりもよろこびを伝える

昨日は中秋の名月でしたね。

皆さんお月見はしましたか?

 
昨夜の月。雲間で明るく輝いた瞬間をキャッチ!


 
満月は翌日の今日なので、まだ少ーし欠けた形のお月さまでしたね。



今日は、「批判よりもよろこびを伝える」というお話です。

ブログの中でも、繰り返しお話ししているテーマなのですが。

あなたが“望まないこと”を熱心に訴えているとき、

望まないことの存在自体を、かえって補強してしまいます。


たとえば、何かについて「反対!」と声高に叫んだとします。

あなたが反対するものに対してそのようにエネルギーを向けることは、

「反対するという形で、反対しているものそのものの存続を助ける」

という側面が出てきます。


注ぐエネルギーが「賛成」であれ「反対」であれ、「好き」であれ「嫌い」であれ、

同じように対象へ注がれるエネルギーであるということに変わりありません。


私たちからすると、「でもそれは真逆の思いじゃないか!」と感じますが、

一定量のエネルギーを注ぐ、関心を向けるという意味では同じなのです。



それが「ある(存在する)」ことを強く信じ認めるからこそ、

どのようなベクトルにせよ関心を持つことができるわけで、

その私たちの意識こそが、あるものの存在を現実に「リアル」にします。



それでは、現実に何か望まないことがあって、それを変えたいとき、

今ある何かをなくしたり、廃止したいと思うときには、どうしたらいいの?

と、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。


答えは、今日のタイトルの通りです。


あなたが反対し望まないと思うことを訴える「運動」をするのではなく、

あなたが望むこと、よろこびを感じることを、ただするのです。


すると、あなたがフルに意識を向け自分のエネルギーを注ぐ対象は、

純粋に「あなたが望むこと、よろこびを感じること」であるということになり、

それは現実に強い力を持ちます。

あなたの世界ではどんどん、それがリアルになるのです。



私は最近の自分の関心事として菜食のレシピをよく見るのですが、

菜食を実践しレシピをシェアしてくださっているような方々の中にも、

この記事でお伝えしていることが当てはまっています。


「肉食に反対する」という姿勢をアピールしながら、菜食の情報を載せること。

菜食が楽しくて自分にとってよろこびだから、菜食の情報を載せること。


一見、似たことをしているけれど、エネルギーは明らかに違います。



もちろん、「反対」を叫ぶ人には、良心や正義感からの動機があります。

環境のため、動物をはじめとする生物たちのため、人々の健康のため…


でも、どんな理由が背景にあっても、現状にある何かを「批判」しているとき、

その存続を助けることになるということを思い出す必要があります。



また、批判というのは「対象と自分とを分極化させる」エネルギーです。

「こんな私」と「そんなあなた(あの人たち)」は、分かれた視点で論じられます。


たとえば、あなたの家族が、あなたにこう言ってきたとしましょう。


「あなたはなんで、いつも体に悪いものばかり食べているの?

それは●●のためにもよくないし、環境にだって悪影響を及ぼしているのよ。」

こんな風に…批判のエネルギーを込めて話してきたとします。


あなたは、どこか反発したい気持ちにならないでしょうか?

たとえその奥に、「あなたのためを思って」という思いやりもあったとしても、

素直に耳を傾ける気持ちには、なりにくいのではないでしょうか。

あなたはそこにある、相手の「嫌悪」のエネルギーも受け取るからです。

それは、言い換えれば「恐れのエネルギー」でもあります。


一方で、同じくあなたの家族が、とても面白そうに、おいしそうに、

いつもとは違う食事を楽しむようになったとします。

するとあなたも、「それは何?どうやって作ったの?」「少し食べさせて」

と、興味を持つかもしれません。


あなたが興味を持った分だけ、相手は色々教えてくれることでしょうが、

それをあなたにも強制しようとはしません。

なぜならその人は、自分が楽しいから、心地いいからそうしているだけで、

何かを嫌悪したり、「なくそう、反対しよう」と思っているのではないからです。

自分のよろこびによって行動しているだけだからです。


それが素敵だ、楽しそうだと思う人はどうぞウェルカム。

でも、関心を持たなくなって全然かまわないよ、という姿勢です。

例に挙げた両者の姿勢が異なることは、明らかですよね。


世の中の悲劇や惨状に目を向けないようにとお話ししているのではありません。

でも、「嫌いなこと」、「なくしたいこと」にエネルギーを注ぐよりも、

あなた自身が「代わりに望むこと」、「発展させていきたいこと」

そのものにダイレクトにフォーカスし、

創造性やエネルギーを存分に使えるんだということをお話ししています。


そして、

そういった在り方は、あなたの心を健康にしていきます。


環境よりも、食よりも、何よりも影響力を持つのはあなたの心です。

あなたの意識の持ち方です。

あなた自身が発信するエネルギーに、意味があるのです。


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