BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

受け入れるのに条件は不要

今回のテーマは、前回の記事、

「思っていることを容認する」と繋がっています。


「受け入れるのに条件は不要」というお話です。


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つ・ぼ・み



あなたが、あなた自身のことを嫌うとき、

あなたは自分に「それ以外の自分であること」を期待しています。


前回の記事では、まず、

あなた自身の思うこと感じることを認めるためのお話をしました。


私たちの多くが、

自分自身の「良くない」とか「不適切だ」と思っている側面を、

普段の生活では出さないように注意しています。


「こういう私はOK(大丈夫)」と判定する部分だけを表現するように、

気をつけて自分で選別している
ということです。


自分自身に対するその締め付け、境界がとてもきついタイプだと、

「OKと思えない自分の側面」を抑圧し無視した結果、その内容を

外(他者や状況)に投影し、そちらに属するものだとすっかり信じる

…ということもあります。

この場合は、それが「自分の中にあるものだ」と気づかない限り、

いくら外の状況に憤っても、変えようとしても、物事は変わらない
でしょう。


それは、気づくまで、とても苦しいことでもあります。(;_;)


なぜ、そんなに頑なに、

「自分の一部」を差別し、排除してしまうことがあるのでしょうか。


それは、

あなたが自分の性質を誤解し、自分の力を恐れているからです。


私には、こんなに悪いところがある。

こんなに不適切なところがある。

だから、それを隠さなければならない。変えなければならない。


そう思って、自分を恐れ、自分とたたかっているのです。

悪いところがある自分であれば、自分の力を信じるわけにもいきません。

それは危険で恐ろしいことですから。


そんな思い込みのあるまま、言葉で「自分を受け入れよう!」と言ったって、

あなたが、あなたの中に「自分を裁く基準」を抱えている限りは、

いつも「そこからはみ出した自分」のことを受け入れることができないのです。


受け入れるのは、基準に合格した「一部」のみとなってしまいます。

そして、「もっとこうなれたら。こんな自分になれたら。

そのときには私は自分を受け入れられる。」

と、今ここにはない架空の自分への思いを馳せ続けるのです。


それは、論理的にはもっともなことのように思えるかもしれません。

今の自分は至らない。あれも、これも、足りない。

こんなところが良くない。だから、それを変えるんだ。

克服するんだ。乗り越えるんだ。

そして、それができた暁には…私は、私を受け入れられるだろう。


ところが、エネルギー的には、この考えは全く意味を成さないのです。

私たちが時間として経験している前後関係は錯覚です。

時間もあなたの中にあります。

私たちはいつでも「自分自身」を経験しているので、

現在、過去、未来、どれかの自分が否定されるなら、

あなたはやっぱり、自分の一部を否定しているのです。


未来のあなたが愛されるのに、

今のあなたが愛されないという論理は存在しません。


あなたが過去のあなたを嫌っているのに、

今のあなたが真に満たされるということも、ありません。


あなたは、いつも条件なしに、選別することなしに、

あなた全体を受け入れていいのです。


自分に条件を付けることは、私たちが発明した「ただのゲーム」で、

それをプレイしていたい間は、そうしていてもかまいません。


でも、それをし続ける限り、

あなたはいつも「自分を受け入れるための新たな条件」を見つけて、

ひとつ解決してもまたひとつと、自分への注文をつけていく
でしょう。


スピリチュアル・精神世界の分野によって与えられる課目もそうです。

たとえば、あなたが「ありがとう」と思えない出来事があったとします。

ありがとうと思えないあなたの気持ちを否定していたら、

あるいは、強制的に自分に「ありがとう」と思わせていたら、

「本当に、自然に感謝できる自分」を発見することもまた、できなくなります。
 

人を憎むなと教えられて、憎んでいる自分を抑圧してしまったら、

あなたはその奥にある自分の「愛」すらも発見できないでしょう。


あなたが何を感じようが、何を思おうが、

どんな状態でいようが、あなたの価値は変わりません。


あなたは、いつでも、受け入れるに価します。


他者を受け入れる、状況を受け入れるというのも素晴らしいことですが、

実は、それらは自然とついてくる「副次的」なもの。

あなたがこの人生で「担当している対象」は、あなた自身なのです。


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