BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

あなたが作品

今回は、「あなたが作品」というお話です。



うちの庭に咲いているシラン(紫蘭)を撮影しました。


 
この人生での「あなた」は、「あなた自身の作品」です。


あなたという存在の中にはたくさんの人生、たくさんの「私」があって、

今回の人生の○○△△さん(※あなたの名前)というあなたも例外なく、

「自分の作品なのである」という視点で眺めてみてください。


え~…私、自分のことなんて大嫌いなのに!

そんな私を、自分の「作品」と思うだなんて!?(T_T)


そう戸惑う方もひょっとしたらいるかもしれませんが、

その思いについてもよく見つめてみましょう。



「自分が大嫌い!」という思いも、実は「自己愛」ありき。

自分への「濃ゆ~い関心」があってこそ、「自分大嫌い!」になれます。


…自分大っ嫌い!って思っていたのに、自己愛が強い!?

いやだいやだって思っていたのに自分に関心がある!?


そうなのです。

ただ、そのことを恥ずかしく思ったり、

自己愛を減らそうとあがいたり(!)する必要もありません。


あなたが、あなた自身に関心を持つことは健全だからです。

今の「あなた」はこの現実への「通り道」であり、

意識の「窓」として機能しているのですから。



あなたが自分を気に入っていようと、いまいと、

あなたは、ある部分では「自分を愛しています」。

自分の作品を愛する作者のように、

「この自分をいとおしんでいる」ということを、覚えていてください。


「あなた」をどんな作品にしたいかは、あなた自身が決めます。

その内容に「良し悪し」はありませんが、あなたの「好み」はあります。


他者や世間の目からどう映ろうと、あなたにとって価値ある物事は、

あなた自身にわかるのだ、とそうお伝えしたいのです。


あなたの心の向くことは何であれ、あなたの役に立つのですから、

自らその「芽を摘む」ようなことはしないでほしいと願います。


スピリチュアルや精神世界の分野に関心のある人が、よく、

魂を成長させるとか、徳を積むとか、一定の価値観にこだわって、

その内容を基準に「自分の内から湧いているものを裁く」ことがありますが、

そんな風にあなた自身を閉じ込めることはしないでほしいのです。



たとえばですけれども、世間でよく見かけがちな願望、

「目立ちたい!(注目されたい!)」とか、「モテたい」とか、

「お金がたくさんほしい」とか、そんな気持ちで何かをしたら、

自分はとっても俗物的で、「スピリチュアル」じゃないんじゃないか…

と、自分を裁いてしまう人もいるでしょう。


私は例に挙げたそれらの願望には共感しませんが、

かといって、そういった願望そのものを悪いとは思いません。


私だったら、その奥にあるあなたの本当の気持ち、

元にある本質的な願いも一緒に見つめることをおすすめしますが、

でも、そういった欲望があるのに、ただそれを否定しても始まりませんよね。


それがあなたの「パッション」なら、何かのきっかけになり得るのです。

立派な動機です。

人から借りた基準で自分を裁き抑えるよりも、肯定しましょう。


好きなだけ、目立ってみたらいいじゃないですか!

思い切りモテてみていいし、お金を持ってみたらいい!

あなた自身がそうしてみると、その景色から見えるものもあるでしょう。



本当は、あなたの魅力は「何をしているか」ではなくて、

「あなた」という存在全体にあるのです。


DOじゃなくてBE。


何をしてもなんだか味がある、という人がいるとしたら、

それはその人の「行為」に属するものではないのです。


だから、何が正しいかとおびえずに。

自分という作品を、外のルールによって「小さな箱に閉じ込めずに」。


あなたが「優等生」のつもりで人生を終えても、

もし、あなたの内から湧いてくるものを否定してばかりいたなら、

きっと魂の視点からあなた自身の人生を振り返った感想は、

「んー、もったいない!」となります。


あなたは、「あなた」をどんな作品にしますか。



★スピリチュアルカウンセリングその他メニュー★

お申込みのご案内

個人セッションについて

 ホーム

サイトポリシー

Copyright©2011 BEATS AND LOVE All Rights Reserved.