BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

シーザー・ミランを熱く語る~犬は今を生きている~

実は2ヶ月ほど前に記事にしようと考えていたこのトピック、
☆前回の記事☆に、直接話題とは関係ないところで「シーザー・ミランというキーワードを入れたことで、再浮上しました!
タイトルは「シーザー・ミランを熱く語る~犬は今を生きている~」です。

シーザーその人についてご紹介する前に。

私がシーザー・ミランを知ったのは、2012年に妹の家にお泊りしたときのことで、そのときの様子や、感銘を受けたことの内容を当時、この記事に書いています。↓
「背後にあるエネルギー」

beats-and-love.hatenablog.com

シーザー・ミラン関連の話題が含まれているとわかりやすいように、今回、カッコ内の説明を改めてタイトルに付け加えました。過去記事が多いと、探している記事が埋もれやすいですからね…。妹と二人で花粉症ラップをしていたりとバカな様子の記録にもなっていて、自分では好きな記事です。

私は長年テレビを持たない暮らしをしているので、きっと番組を見ていた人ほどはシーザーの扱った症例に詳しくありません。
ただ、今年に入ってからのある日、シーザー・ミランのことが突然心に浮かんで、改めて様々な情報や動画を見ながら、やっぱり深い感銘を受けたのです。

シーザーは、犬との関わりを通して人間を癒すセラピストでもあり、同時に、自然界の知恵を観察し、活かすことを実践してもいる人なのだなぁと思いました。

シーザーは、故郷メキシコで祖父から習った教えとして、「母なる自然に逆らわないこと」をよく挙げています。
「Never work against Mother Nature, always work with her.」と表現することもあるこの言葉は、自然の本質に逆らうやり方ではなく、自然と調和するやり方を選ぶということです。

ここで、シーザーの生い立ち、軌跡をご紹介します。
参照したのは様々なインタビューや、シーザーの公式サイトなどでご本人が発信している文章です。

生い立ち

シーザー・ミランはメキシコのシナロア州、クリアカンに生まれ、祖父の借り受けている牧場で動物に囲まれながら育ちました。それはシーザーにとって、大自然と共にある幸せな暮らしだったそうです。
幼いシーザーは、牧場で働く犬たちと自然と心を通わせることができ、犬たちはシーザーの後をどこにでも付いて来ました。そのため、他の子どもたちに「El Perrero(英語ではThe dog boy)」といじめられたそうです。この呼び名には「貧しい生活をしていて犬のように汚い子」という侮蔑の意味が込められていたということです。

後に一家は同州のマサトランという都市へ引越しますが、かつての牧場での暮らしに比べると、自然と切り離された都会の暮らしはシーザーにはつまらないものでした。
シーザーは、何かの分野において抜きんでた人間になりたい、と強く願っていました。でも、決して自己評価が高かったわけではなく、カッコよくないし…人気者でもないし…背も低いし…などと考えて、何者にもなれそうにない自分にがっかりしていたそうです。
ところがあるとき、テレビ番組で「名犬リンチンチン」というアメリカ制作のドラマを見て、ドッグ・トレーナーという職業があることを知りました。「これだ!」と思ったシーザーは、「世界一のドッグ・トレーナーになる」と心に決めました。13歳のときでした。そのとき母親に、「お母さん、ぼく、世界一のドッグトレーナーになれると思う?」と尋ねると、「ええ、あなたのなりたいもの何にでもなれるわよ」と答えてくれたそうです。

命がけでアメリカへ渡る

21歳のとき、命がけでアメリカに不法入国します。ポケットに入れた100ドルが全財産で、英語は話せず、アメリカに知り合いもいませんでした。
入国してからの2ヶ月間は路上でホームレスの暮らしをした後、犬のトリマーと犬の散歩をする仕事に就きました。
30~40匹もの犬の群れを、リーシュ(ひもや鎖、リード)を何もつけさせずに散歩させるシーザーの姿は、有名になっていきました。「公共の場で、リーシュを付けずに犬を散歩させることは違法※」ということすら知らなかったと言います。(※調べたら、ロサンゼルスではそういう法律があるようです。)

途中、リムジン会社で洗車の仕事もしながらも、個人で犬に関するクライアントを引き受け続け、攻撃的な犬を扱うことのできるシーザーの評判はますます高まっていきます。1994年にはジェイダ・ピンケット(後にウィル・スミスと結婚する。この頃はまだ交際中だった)を顧客に持ち、信頼を得ます。「犬をリハビリし、人間を訓練する」シーザーの方針のもと、ジェイダ自身も大自然とふれ合いながらシーザーと共に時間を過ごし、多くを教えられ、自分を取り戻す時間になったと彼女は後に語っています。
テレビに出たいという夢を持つシーザーのために、ジェイダは、まずは英語を話せるようにならないと!と、英語の家庭教師を1年間つけてくれました。

テレビ番組デビュー、有名人となるが…

ロサンゼルス・タイムズにシーザーの記事が載ると、番組のオファーが数社から舞い込みました。2004年にナショナル・ジオグラフィックチャンネルで、『The Dog Whisperer』が始まり、大人気番組となります。(※タイトルのThe Dog Whispererは「犬と話せる人」という意味で、アメリカでは他にもたとえば「The Ghost Whisperer(霊と話せる人=霊媒師、ミディアム)」のように使われています。)

成功者として万事順調かに見えたシーザーでしたが、プライベートもその通りだったわけではありませんでした。
アメリカに渡った後に知り合って交際していた彼女、メキシコ系アメリカ人のイルージョンさんの妊娠がわかると、すぐにプロポーズし、1994年に結婚。翌年に長男アンドレ君を授かっていましたが、妻イルージョンの視点からは、シーザーには色々問題があったようです。

イルージョンはメキシコ系とはいえアメリカで生まれ、精密機械を扱う経営者の父のいる中流家庭に育ちました。シーザーとの間にある、育った環境や文化の違いは心得ていたものの、それでも驚きの連続だったそうです。
シーザーは典型的な家父長制度を引き継いでいて、「男は外で働き、家族を養うもの」と考えていました。そのため、家を空ける時間は長く、帰ってきて気に入らないことがあると怒鳴るような人だったということです。その価値観の中では、イルージョンから見ると、家の中での女性の立場は犬よりも低いもの、とされているのでした。

アンドレ君が1才になったとき、イルージョンは緊急の胆嚢手術で入院します。命にかかわる状態だったそうです。しかし、翌々日になるまでシーザーは病院に姿を現さず、現れたときの態度もイルージョンの心に添うものではなく、家に帰った後もすぐにシーザーは仕事に出かけてしまいました。失望したイルージョンは、子どもを連れて家を出ます。

戻ってきてほしいと泣きながら電話をかけてきたシーザーへ、イルージョンが提示した条件はマリッジカウンセリングを受けることでした。シーザーは家族を取り戻したい一心で条件をのみますが、そのときは問題はイルージョンの側にあると考えていて、自分は父親や叔父がしてきたのと同じようにしているだけ、そのやり方で妻が「穏やかで従順な」女性になるはずだと考えていたそうです。ですから、イルージョンのことを「世界一強くて頑固な女性」だと感じていたということです(笑)

こういったエピソードの詳細は、シーザーとイルージョンが夫婦だった頃のこのインタビューで語られています(英語)。↓

www.elle.com

カウンセリングで得た「ひらめき」

カウンセラーを前に、夫婦関係で自分が必要としていることを言葉にするイルージョン。彼女が話し終えたとき、熱心にノートを取っていたシーザーは、顔を上げ、「犬と同じなんだ!」と輝いた表情で言いました。
激怒しそうになるイルージョンを、カウンセラーが「シーザーは、すでに自分が理解できている動物のことを、それまで理解できなかったこと――妻に当てはめて理解しようとしている」という観点から眺めるように促しました。
「もはやそれは自分個人の問題じゃなかった。群れ(the pack)についての問題だったんだよ」とシーザーは語っています。このエピソードは、当時ショックを受けた奥様の気持ちも理解できるものの、シーザーの個性・人柄がとてもよく現れていて、私は好きです(笑)

これを機に、時間をかけながら夫婦の仲は持ち直し、「妻は自分をリハビリした」と公言するほど、シーザーのものの見方や態度は変わったようでした。それまで、犬とは心を通じさせることができても、人間とはできなかった。後の成功…ジェイダのような著名人のクライアントと関わることを含めて、それが実現したのはこの出来事のおかげだったと語っています。

その後、次男カルヴィン君を授かり、シーザーの活動にイルージョンも加わるようになって、ファミリー・ビジネスの形を取り始めます。『Dog Whisperer』の番組の中でも、イルージョンを始めシーザーの家族が出演することもよくありました。ところが……。

相棒だった犬、ダディの死と自殺未遂 

シーザーにとって、信頼を置く長年の相棒、特別な犬がいました。それは、シーザーが連れている犬たちの中でも、群れのリーダーであり、問題のある他の犬の手本、リハビリ役でもあったピットブルの「ダディ」。元は、レッドマンウータン・クランに属しているラッパー)の犬でした。はじめは訓練するために預かったそうですが、ツアーなどの仕事で家を空けることが多かったレッドマンから、譲り受けたそうです。レッドマンも、ダディとシーザーの特別な絆を感じて譲ったということでした。

そのダディが2010年に亡くなりました。老齢だったので、それは予期していたことで、後継者のジュニアもダディ自身に選ばせていました。それでも、シーザーのショックや喪失感は大きかったことでしょう。

ダディの逝去から数日後、講演のためイギリスに滞在していたときのこと。ホテルに戻ってくると、16年連れ添った妻のイルージョンから電話がありました。「離婚したい」と言い渡されたのです。2人は話し合って、子どもたちのために、離婚を公表しないことで同意しました。今やシーザーの打ち込めることは仕事のみでしたが、その仕事面でも問題がありました。

シーザーは全くビジネスに関心が向いていなかったそうで、いつの間にか一文無しになってしまっていたのです。番組等の契約におけるシーザーの取り分がかなり少なかったという問題もあったようですし、お金の使い方にも問題があったのかもしれません。

「俺は失敗者だ。全部自分のせいで起こったんだ。」
そう考えたシーザーは、服薬自殺をはかりました。
子どもたちが発見して救急隊を呼びましたが、そのとき、「牧場に連れていってくれ。ダディと一緒に死にたいんだ」と言っていたことを、シーザー自身が覚えているそうです。

一命を取りとめ、精神科の病院で、シーザーはこんなことに気づきました。
病院でもファンたちに囲まれていて、患者でもあるファンの人々は、シーザーのアドバイスを心待ちにしているのです。精神科医のことは信頼しないけれど、シーザーのことは信頼しており、彼の指示を聞きたがるのでした。彼らの「群れのリーダー」になっていることに気づいたのです。
そのことで、シーザーは「生きる目的」を取り戻しました。誰かの役に立てるんだと。

犬だけでなく人間との関係も見直したシーザーは、息子たちと新たな形で向き合ったり、新しくできた恋人のジャハイラさんとの関係を育て始めたりしました。
また、それまでの番組「Dog Whisperer」はやめて、新しい番組を始めました。
犬を助ける活動にも意欲的で、「犬を通して世界を繋ぐ」という目的も持っています。

☆☆☆

シーザーの発言や教えを見たり聞いたりして思うことは、ご本人の豊かなスピリチュアリティーはもちろん、アメリカや日本を含む先進国が忘れている「つながり」を思い出させてくれるということです。

シーザーの育ったメキシコ古来の伝統や、ご家族から培ったのであろう考え方が、私たちには新鮮で、必要でもあるものなのです。

たとえば死について、シーザーは「メキシコの文化では、死はお祝い事で、誕生と同じように良いものなんですよ。」と話しています。

ここに番組の動画を載せようと思っていたけれど、削除されたか見失ったかでなくなってしまった回では、シーザーは依頼者の亡くなった娘さんへの「死」にまつわる感情を見事に変容させています。
依頼そのものは、亡くなった娘さんのかわいがっていた犬(親友が今では引き取って育てている)の問題行動を改めることだったのですが、結局その原因は、娘さんの母親や、犬を引き取った友人が「死別の悲しみや、大切な人を失ったことによる恐れを手放さないこと」にあったのです。

このようなデリケートな問題を、関わる人々の心を尊重しつつも、「悲しみ続けることと、亡くなった人の思い出を心に残すこととは違う。悲しみを手放しても、その人の思い出は生き続けるんだよ」ということを教えています。

現在の飼い主や周囲の人々は、「目の前で(元々の)飼い主が亡くなるという体験をしたので、犬がトラウマを持っているのでは」と考えていました。
ところがシーザーは、犬の問題だと思っていたそれを、「行動」を通して、本当は何が起きているのか全員に「体験させる」のです。

この回では犬は、飼い主の女性から離れると「他の犬たちと一緒に生き生きと遊ぶただの犬」でした。
ところが、飼い主の女性がそばにいると、「周りの犬を襲う、不安定で攻撃的な犬」になってしまうのです。犬は、飼い主の恐れや不安のエネルギーを感じ取り、周囲にある“危険”から、彼女を守ってあげようとするからです。
違いを目撃して初めて、人は「変化する必要があるのは自分自身なのだ」と気づきます。

そしてまた、別の機会にシーザーはインタビューでこんな話もしていました。

「大好きだった犬が亡くなった後、『つらいから、もう犬を飼わない』という方もいますよね。でも、その犬は全生涯の15年間をかけて、愛や知識を教えてくれたんです。
犬にとっては、それらを他の犬と共有してもらうことは大丈夫なんです。むしろ、そうやって教えてもらったことを、犬を助けることや他の犬と過ごすことで還元するのは、亡くなった犬を讃える方法のひとつになりますよ。」

……このメッセージは、私があるとき、愛犬を亡くされたご相談者さまに、個人セッションでお伝えしたことのある“メッセージ”と全く同じ内容でした。

さらに、それに続く司会者の質問に答える形で、シーザーはこうも話しています。

「すべての犬がたくさんの叡知を持っている。でも、ある犬の『代わりを見つける』ということは不可能だと覚えておいてください。(その犬が亡くなったことで生じた)物理的な空虚感は、他の犬を飼うことでなくなるかもしれませんが、『代わり』がほしいと考えるべきではありません。
そう考えてしまう間は、その経験(悲しみや喪失感)を十分に体験して、それを癒して、気分が良くなったら、新しい犬を飼ってください。
なぜなら、新しい犬は『前の犬が亡くなった』ということを知りません。新しい犬がわかるのは、あなたが心を痛めているということだけです。あなたのエネルギーは穏やかではないし、自信がない。すると、新しい犬はあなたを守ろうとします(※不安定で、攻撃的になることを意味します)。あなたが痛みの中にいるからです。
一緒に育っていた犬であれば、前の犬が亡くなったことはわかりますが、新しく引き取られた犬にはただ、あなたが心を痛めているときに会った、という事実があるだけです。」

シーザーは、「犬は、私の先生だ」と話しています。
そして、「犬は今を生きている」と度々伝えています。

人間は、犬にも「自分の見方」を当てはめようとします。
自分の価値観、世界観、観念を、そのまま投影して犬を見てしまいます。
その誤った見方から出るためには、相手を透明な目で観察し、「知る」ことしかありません。

以前、記事で何度かご紹介したことのある、すでに逝去されたアイヌ民族最後の狩人、クマ撃ち名人の姉崎等さんも「クマは私のお師匠さん」と話していました。(姉崎さんについての本クマにあったらどうするか: アイヌ民族最後の狩人 姉崎等 (ちくま文庫)」) 
そしてやはり、学者や研究者でも知らないようなクマの生態を理解していました。

自然界と真剣に向き合ったことがある人は皆、対象と「敵対する」関係ではなく、自然界そのものや、関わる生物から「学ぶ・教えてもらう」姿勢を持っています。
観察するとき、対象そのものと一体になるのです。

シーザーも、個人の人間としての様々な人生経験とともに、新しい局面を育てていらっしゃるのは確かですが、同時にそこには変わらない、ずっと一貫した姿勢が見られます。

calm, assertive energy(穏やかで、毅然としたエネルギー)」の見本を示し、攻撃的で危険と見なされる犬のことも「犬が悪い」という風には考えません。

あまりにたくさんの感動するエピソードがあって、とても紹介しきれないのですが、ここではほんのひとつまみ、そのエッセンスをお届けすることができていたらいいな、と思います。

最近の一例として短い動画を。
シーザーの最新の番組「Dog Nation」で、息子のアンドレ君とともに、怯えてしまう犬にどのようにリードをかけるか、教えているときの動画です。

 

<解説>
犬のブルースは、色々なものを恐れていて、他の犬とはもちろん、何かと社交的に関わることができません。

最初は逃げ回るブルースですが、シーザーのエネルギーを感じて、降伏する姿勢をとります。
それを見てもシーザーはすぐにリードをかけようとはしませんが、リードを手に持っておくことで、シーザーとリードとを関連づけることができるようにしておきます。

ブルースの近くにある柱にシーザーが近付くと、ブルースは警戒して立ち上がろうとしますが、ブルースが立ち上がる前にシーザーの方が遠ざかってあげることで、「ブルースが逃げなかったこと」をほめている(その姿勢を力づける)ことになります。
そしてまた、シーザーが自分にとって脅威ではないと学ばせることができます。

こうして段階を追って、少しずつブルースの信頼を得て、近付くことができるようにします。

次にシーザーは、ブルースの近くの柱の上部にある棚にタッチします。
はじめは、タッチしたらすぐに遠ざかり、次には、もう少し長い時間、棚を触り続けます。
人間が近くに来たからといって、ブルースのことを触ったり、リードをかけたりするわけではない…ということを学ばせているのです。

その次には、ローレン(訓練者)をブルースの近くまで歩かせます。しばらくそばに立ったら、戻ってくるよう指示します。
ブルースの耳は下がっていて、何も悪いことは起きないんだと悟り、安心しています。怖がらなくてもいいし、ここにいてもいいんだなぁと。
「人間が壁を触ることを、させ続けてもいいや。なんで壁なんか触っているのかわからないけど。」という感じ、とシーザーは解説します。

人々と一緒にいてもブルースの居心地が良くなったのを見計らって、リードをかけることに挑戦します。
ローレンがブルースに近寄り、ゆっくり間をとって、深呼吸して、リラックスして、落ち着いてリードをかけます。このときのブルースの表情が本当にかわいい(私見)。まだぎこちない様子だけど、これからいっぱい楽しいことできるといいね、ブルース!

※後ほど調べると、ブルースは劣悪な犬のブリーディング施設から保護された犬でした。ローレンは保護施設の女性で、ブルースを里親と暮らせる状態にトレーニングしていました。
後日、里親も交えてシーザーがさらなる指導をし、ブルースは里親に引き取られていきました。ブルースが新しい環境で幸せに暮らせているといいですよね。
「Dog Nation」ではこのように、各地の保護施設や訓練施設、犬の救助活動をしている団体を多く訪問しているようです。

☆☆☆

最後に、一緒に番組に出ている長男のアンドレ君について。
アンドレ君が生まれたとき、シーザーは65匹の色々な種類の犬をひとりで世話していたそうです。アンドレ君はそんな環境の中で育ちました。
「Dog Nation」では、シーザーとアンドレ君が一緒にアメリカ中を旅しながら番組を収録していたのですが、それは昔、シーザーが犬の仕事をして、ちょっと戻ってきて「お父さん」になったら、またすぐに犬の仕事に戻って…という生活だったので、「いつか必ず、一緒に旅行をするからね」と約束していたそうです。
その約束を実現させた番組なんだということでした。いい話だなぁ!

私はアンドレ君がものすごく好きで、彼のエネルギーは素晴らしいと感じます。
踊るのが大好きみたいで、Drakeとかのヒップホップ音楽にあわせて踊っている動画をときどきアップしてくれるんですよね。
彼をはじめ、もちろん日本でも、今20代の人たちを見ていると、未来は明るいなぁ!と楽しみです。

こちらの動画は、シーザーが6年おつきあいしている彼女のジャハイラさんにプロポーズしたことを語るトーク番組。2018年に結婚式を挙げる予定だそうです。
インタビュー中の、アンドレ君とミスター・ベンソン(ポメラニアンのやりとりも注目すると楽しいですよ。目やエネルギーで会話してますよね!↓

  

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