BEATS AND LOVE

スピリチュアルカウンセリングとヒップホップ音楽、ライフスタイルや考えあれこれ

音楽てんこもり。~R&Bの好みを振り返る編~

今回は、いつも後回しになってしまいがちな音楽の話題を。

音楽のたしなみ方も変化する。

私は長いことヒップホップ・ミュージックファンなのですが、常に新譜をチェックして流行や新曲を把握する、みたいな楽しみ方からはけっこう前に離れました。
途中までは情報も欲しくてそうしていたんだけど、だんだん気づいたんですね。
新しい分野を開拓してそれなりに良さを感じることはあっても、それは一時的なもので、私の場合は結局、自分の好きなアーティストや曲を聴いているときほどのよろこびはないと。

今となってはもっぱら、ひたすら自分が好きな音楽を聴くだけです。
独自の趣味に没頭してよろこびを深める、ということをしています。

それでも、そこから広がる世界があったり、知らなかったアーティストを知ったりと、自然と新しい発見もあるんですよね。

鑑賞する対象は新旧入り混じって、そのときどきでの自分のブームが起こるのですが、最近はクリス・ブラウンを見直したことで、R&Bに久しぶりに興味が向きました。

実は昔は、私が日常に聴く音楽はどちらかというと、R&B>ラップ だったのです。
どちらとも大好きだけど、やっぱり普段流すには歌モノの方が聴きやすいよね、という感覚がありました。

増していく、ラップの魅力

ところが……近年は完全に、R&B<ラップ になってしまいました。

どういうわけか、ラップのリリックやフロウを聴くことの楽しさが昔よりどんどん増していて、味わえば味わうほど響いてきて飽きないんですよね!

その点から振り返ると、昔は、ラップの曲を聴くときにも、トラック(曲そのものを指すこともありますが、ラップの背後に流れる音楽のこと)によって好みを決める割合が今より大きかったと思うのです。
もちろん今でもトラックも、曲全体の中での評価の要素にはなりますが、何を聴いているか、どこにフォーカスを向けるかの割合が変化したということです。

その上、自分の深いビーツ(beats)愛にも改めて気づいてしまった(beatも曲自体を指す言葉として使われることがありますが、曲のリズムのbeatも指しています)。

幼少の頃から、盆踊りのやぐらの上の和太鼓演奏に魅了されて「自分もあそこに登りたい!」と母にせがんだエピソードを持つ私ですから、三つ子の魂百までで、サガですね。

音の好み!~重たい音をくれ~

とはいえ、それは打楽器の音が好きということとは違っていて、私の場合はたとえば、軽快なチャカチャカとかシャカシャカ、スッチャカスッチャカした音には惹かれないんです。軽い音があまり好きじゃないというか。

重たい音をくれ!ズンズン響くやつを!という感じ。
厚みのある音や、ボンボン鳴る低音の響きが好きなんですね。低音ラブです。

だから、傾向として挙げるとラテン系の音楽はダメ。あとレゲエも基本的には苦手、とかね。

打楽器に限らず、音自体の好みもそう。
たとえば、音のトーンは高音でも、ネイティブアメリカンの笛や、インドの笛バンスリのように、柔らかいカスッとした音は大好きです。日本の祭囃子やバリの音楽も好きな方。
つまり、収束したピーンと薄い質感の音じゃなくて、拡がっていてぼわぼわした音が良いのです。音自体の持つ幅と表現すればいいかな。

それでいくと、ヒップホップの音は大好きなんですね。
ビートも、トラックも、歌やラップの発声の質の特徴も(アメリカのブラックミュージックの場合)私の好みを満たしているものが多いのです。

クリス・ブラウンを聴きながら、R&Bの好みを振り返る

R&Bに話を戻すと、昔、沢山R&Bを聴いていた頃から、クリス・ブラウンは私の興味の対象外でした。それで、最近「見直した」という表現になったのです。

意外なことに、今になってクリス・ブラウンに関心が向くとは。

この記事の後半で、クリス・ブラウン見直し期について書いています。↓
「四の五の言わずに踊ろうぜ!遊び・数え唄的に捉えるヒップホップ」

beats-and-love.hatenablog.com

リンク先でも書いた通り、初期のアルバムは妹経由で数枚聴いていたし、別のアーティストのアルバムにフィーチャリングで参加している曲ならときどき聴いていましたが、彼のアルバムを自分で購入したことはなかったので、こちらを買ってみました。
『F.A.M.E.』
F.A.M.E.

F.A.M.E.

これは2011年の作品なので、近年はまたさらにテイストが変わっていることでしょう。
とりあえず、このアルバムを聴いた私の感想は、
うーん……やっぱり、私にはクリス・ブラウンの歌い方はややポップすぎる。
というものでした。

アルバムそのものの評価としては、大好きな曲もあるし、通しで聴いても全然嫌いではない。
ただ、どことなくまるで、見映えはいいけど本当の栄養にはならないお菓子やファストフードを連想するような微妙な感覚になるのです。
きれいにまとまってるけど、何か、響いてこない。

クリスの歌声もアルバムの中の音楽も決して嫌いではないもの、いわばアイドルっぽいというか、ポップな感じというか、たとえばこのアルバムにジャスティン・ビーバーをフィーチャリングした曲があるのですが、私には二人が似たテイストに感じられるという……。

それは悪い意味ではなくて、それぞれの魅力もわかるし、たとえばマイケル・ジャクソンが好きな人などは、クリスの歌も好きかもしれない(デビュー時も第二のマイケル・ジャクソンと冠して売り出されていましたが、クリスの歌い方にマイケルを見る感じはわかる)。

ところが私個人の好みとなると、もっとソウルフルに!というか、泥臭さがほしいというか、心の底から湧いてくるものをもっと歌に出してほしいような、物足りなさを感じるのです。

そんな感想を抱く私が過去、どんなR&Bシンガーを好きだったかというと……。

彼らを好きだった頃、アトランタは聖地だった。

曲やアルバム単位で見れば好きなシンガーは沢山いたのですが、アルバムを揃えるほど大好きだったとなると、男性なら、

Jagged Edgeジャギド・エッジ

 

どの動画を載せるかのチョイスにも四苦八苦しちゃうよね。かつて好きだった曲が多すぎて。

アトランタの男性4人のグループで、リードボーカルはブランドンとブライアンの双子です。同じくアトランタ出身のプロデューサー、ジャーメイン・デュプリが携わってヒットした曲も多くあります。

ジャギド・エッジに関しては、私は正真正銘のファンでした。
日本には情報が少なめでしたからね、マニアックに色々調べていましたよ。
ミュージックビデオ集のDVDが出たときは、仕様が違うだけで中身は同じものを、再生用と保存用に2枚購入したくらい喜んだし、アメリカのXXLだったかThe Sourceだったかの雑誌の彼らが載ってる号は、宝物にして部屋に飾っていました(笑)
いつかアトランタを訪れて、現地で彼らの歌を聴いてみたいとも思っていたな~。

けれども、ある時期からジャギド・エッジの活動が鈍り……アルバムもリリースされなくなり(その後の流れを見ると、レーベルが変わったせいだったのかもしれない)。
彼らの公式メルマガに登録してみたけど、何もニュースが送られて来ないという時期を経て、ちょうどその頃から私自身の好みも変化し、彼らへの関心を失っていったのです。

余談ですが、アメリカのアーティストって、かなりの有名どころでも公式サイトがものすごくいい加減だったりするのはなぜなんだろう。すでにドメインの期限が切れたまま放置されていたり。管理する人がいないのか、どうでもいいからなのか、不思議。

リードボーカルのブランドンとブライアンはコネチカット州で生まれ育ち、十代に入ってからアトランタに引越してきて他メンバーと出会ったと読んだ記憶があります。
元々ゴスペルで歌っていた経験から、グループが結成された後も、途中までは一般の題材の歌ではなく、その路線を守っていたそうです。
ソウルフルな歌声からも、基盤にゴスペルのテイストが感じられるんですね。情感たっぷり、のびやかでいい声なんです。

私は特にブライアン(双子のうち弟。一時はコーンロウの髪型にしていた。兄に比べると派手な格好をしている)が大好きで、よく似た二人の顔の区別のみならず、歌声も聴き分けられるくらいにはまっていました。

ジャギド・エッジは今でも活動しており、アルバムも出し続けています。
私は先述の頃に離れて以来、ときどきニュースをチェックしたりはしたものの、6枚目以降のアルバムを聴いていません。
一時は、グループに関する目ぼしいニュースが、メンバーのカイルの起こした事件のみだったりと残念だったのですけど、色んな時期を乗り越えて今も作品を創り続け、歌い続けているというのはうれしいですね!

過去には出ているアルバム全部が大好きでしたが、ここでは1枚をピックアップ。
このアルバムの出だし、美しいピアノにのって情緒豊かに歌い上げるイントロ「Heartbreak」は何度聴いても胸を打たれました。
アルバム『J.E.Heartbreak』
J.E. Heartbreak

J.E. Heartbreak

iTunesで(Heartbreakをちょっと視聴できるけど途中からになってる)
Heartbreak - ジャギド・エッジ  

Heartbreak

Heartbreak

私は昔、ニューヨークから来日したゴスペル(実際に教会で歌っている方々)のコンサートを聴いたとき、かなり広いホールだったのに、ソロで歌った女性の歌声がホール全体に割れんばかりにビリビリ響いて……その魂のこもった歌に、ばーっと涙が流れ、体が震えて号泣するという体験をしたことがあったのですが。
ジャギド・エッジはその体験と同じ、脈々と受け継がれている音楽的遺産を感じさせる才能を持っていると、今でも思います。

お顔も濃いけど歌も濃い、エネルギッシュなG様。

そして、次いで好きだったシンガーが、Ginuwine(ジェニュワイン)です。

G様!!
Ginuwineは歌も踊りも上手くて、がっつりイケメンだと思うんだけど、どうして日本ではそこまでの人気ではないんだろう。アメリカでは女性がキャーキャー叫ぶシンガーなのに。
私はG様のコンサートを見たら叫びたいです。

歌声は、情熱系!顔も濃いけど歌も濃い。エネルギッシュ。
セクシーな曲、甘い曲、しっとり、やんちゃ系、色んなジェニュワイン節を聴かせてくれます。
他の人がやったらギャグになってしまいそうなセクシーソングも、G様が歌えば彼色に!

くどいぎりぎりの濃さ、独自の個性、でもなぜかそれが様になっていて、飽きないで聴ける。
よく考えると、他にこういう存在の人いないよね、という持ち味があります。
私は気づけばナチュラルに、この人の歌を繰り返し聴いていたものでした。

この動画も懐かしいな(画質悪いけど)!!Birdmanと一緒の曲。だーいすきでした。
『Hell Yeah』

この曲が入ったアルバムはこちら。↓
『The Senior』
Senior

Senior

同アルバムに収録の、こちらの曲も甘~くていいですよ。
G様の歌声にうっとりしたい方はぜひ。

Love You More - ジェニュワイン  

Love You More

Love You More

  • ジェニュワイン
  • R&B/ソウル
  • ¥200

ということで、私の好きだった2組のシンガーを挙げてみました。

ここに女性のシンガーも含めるともっと膨らんでいってしまうので、今回はクリスの話題から男性のみに絞りました。

もちろん今でも彼らのアルバムは手放さず持っていますが、最近はもっぱらラップばかりで、R&Bを聴く機会は減りました。

不思議な位置付け、だけどきらめくBaby E

近頃も歌でかなりヘビロテしているのは、以前、記事でも紹介したBaby Eです。
でも彼は、R&Bと言っていいのかな。リル・ウェイン率いるYoung Moneyに属しているけれど、テイストはR&Bと呼ぶのはちょっと違うかもしれません。

Baby Eの感性、ありそうでないというか、私はどこか共鳴するんでしょうね。
リル・ウェイン繋がりで聴き始めたアーティストですが、彼の歌は、私の中では高評価です。

相変わらずこの曲が大好き。(Mixtape『Kill The Noise』より)

 

前にも一度紹介した曲です。
セクシャルな内容を通して、若々しい恋のよろこびというか、ワクワクする楽しさを瑞々しく歌い上げているというか、この歌は何度聴いても、なんだかハッピーになるんですね。歌詞がまた、音楽に絡めて描写している箇所があったりと、いい感じ。
以前紹介したときの記事はこちら↓

beats-and-love.hatenablog.com

他にも良い曲満載のBaby Eの公式Mixtape『Kill The Noise』は、こちらから無料でダウンロードできます。

www.datpiff.com

Baby Eは聞きようによっては爽やかとも言えそうな音ですが、心の内側を歌にしているという感触がけっこう強く伝わってきて、個性は実は濃い。そこが好みなのかもしれません。

音楽は、心と繋がっていなければただの音になってしまうので、表現はどうであれ、私は伝わってくるエネルギーに反応します。そこで好き嫌いも決まってしまいますね。

エネルギーで聴く音楽。その人を感じるとき、響くものがある。

そう、誰もが、単純に「音」を聴いているようでいて、実はエネルギーを聴いています。

好きな音楽とひと口に言っても、自分にそのとき必要なエネルギーや、共鳴するエネルギー、調和的なエネルギーなど感じ取って選んでいるのです。 

それでいくと私は、うわべをすーっと滑って歌うような、形は完璧みたいな、格好だけクールなパフォーマンスは苦手で、
多少個性が出過ぎていたり、無骨だったりしても、「その人」を感じられるものが好きです。

最後に、クリス・ブラウンの『F.A.M.E.』の中で特に好きだったのはこの曲!

Paper, Scissors, Rock--feat.Big Sean & Timbaland

ティンバランド節!!
この曲は癖になります。

ティンバランドの曲は好きなのとそうじゃないのがあるけど、総合的に振り返ると、どうやら自分はわりと好きな傾向らしい、と気づきました。

しかも、こういう曲はクリス・ブラウンに合っているなと思いました。
ストレートな心の叫び系の歌。
※この曲の歌詞は、つきあっている(または別れた)女性への怒りというか悲しみというか、相手をなじる内容です。

ちなみに、英語で「Rock, paper, scissors」ならじゃんけんのことですが、この歌詞での「paper scissors rock」は、違います。
この歌のようにpaper scissors  rockを使っているのを他に見たり聞いたりしたことはないけれど、歌詞の意味と言葉遊びとをあわせて考えると、たぶんこんな感じ。
ティンバランドの歌詞では、paper scissors rock(※紙、はさみ、石でグーチョキパー)全部のように、ありとあらゆるもの、「paper(お金)」もという意味でこの言葉を使っています。
クリスの歌詞では、自分の世界や心をもてあそんだ、という意味で(そして捨てたという歌詞が続く)、「rock my world」には夢中にさせる、という意味もあります。
そして最後のBig Seanのヴァースでは、rockは宝石の意味で出てきます。(彼のリリックも実はとてもいい。)

最後に、落としたようでいて持ち上げる感じになりますが、クリス・ブラウンは「見る」体験をした方がいいアーティストですね。彼の場合、ダンスも明らかに表現や魅力の一部だから。
Paper Scissors Rockの曲で踊っているこの動画を見て、なおさらそう思いました。↓

 

このクリスの、人を喰いそうな顔の迫力がいいね。

とても若いうちにアイドル的な位置付けで成功すると、自分自身ではない箱に閉じ込められたようになって、それを壊すのが大変だろうけど、クリス・ブラウンにはそれに屈せずに表現を続けてほしいですね。絵もとてもうまいし(ドラゴンボールファンとしても有名)。
絵やダンスを見て思うことなのですが、彼は言語表現以上に、体感覚的な表現を得意とする人なのではないでしょうか。もしかしたら。
色々あってもこうして音楽活動を続けているBreezy(クリス・ブラウンのあだ名)を応援する気持ちです。ラッパーとのコラボでも良い味を出してくれますしね!そのうちまた、アルバムを買ってみるかも。

★この曲、iTunesではこちら↓
Paper, Scissors, Rock (feat. Big Sean & Timbaland) - クリス・ブラウン  

Paper, Scissors, Rock (feat. Big Sean & Timbaland)

Paper, Scissors, Rock (feat. Big Sean & Timbaland)

  • クリス・ブラウン
  • R&B/ソウル
  • ¥200

 
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