このごろ、「火」の要素を、
ようやく受け入れ始めている自分がいます。
火は大好きだけど、
自分の中の火の要素というのが、たぶん私は苦手でした。
「自分」として捉えたときに、
水や風の要素の方が、楽で居心地よく感じました。
けれどもときどき、「火」のエネルギーが、
途方もなく必要に感じることがあって、
そんなときはキャンドルを灯し、あたたかい色の火をじっとながめたり、
お湯を火で(電気ポットではなく)ぐらぐらわかして、それを体に取り入れたり、
火山の付近に行きたいなーなどと考えて、
想像の中でそのエネルギーにつながってみたりしていました。
同様に、「地」の要素というのも、私にとっては水・風、にくらべ、
意識的に受容されてはいなかったように思います。
「変化・流動的」という性質の方が私は好きで、
地のもつ一見固定されたエネルギーは、脅威でした(笑)
☆☆☆
でも、ここのところ、気づいたことがありました。
たとえば、この世界の「ナイフ」を見ればわかることなのですが、
それは創造のための大切な道具でありながら、
使い方を誤ると、人を傷つけることもできます。
創造と、破壊の違いは、使用者が、それをどう扱うかにかかっている。
火のエネルギーも、そうだなぁと感じました。
私はこれまで、無意識の中で、
火=灼熱、力強いパワー、燃やしてしまう(破壊)
と、漠然ととらえ、遠ざけていたようです。
しかし、ここのところ、
変容の紫の炎
がキラキラ輝くのを目にし、
炎といういのは浄化に使われるのだ…と、実感をあらたにした次第です。
以前、◆「スピリットの声、大天使、アセンデッド・マスター」という記事で書いた、
私が数年前からつながっているマスターは、
いわゆる錬金術のマスターと言われています。
錬金術といっても、「物質を他の物質に変容させる」という、
物質世界のでの物質→物質というトランスフォーメーションのことではなくって、
私はこれを、すべて意識の変容のことであると捉えています。
結局、それしか意味はありませんから。
☆☆☆
私は、幼少期、人の悪意というものがわかりませんでした。
そういう概念(発想)がなかったので、理解ができませんでした。
幼稚園に入る前におとなりの子と遊んでいて意地悪されたり、
幼稚園に入ってから他のこどもに意地悪されたりして、
それでも意味があんまりわからずに、
「なんだろう?」と思っていたのを覚えています(笑)
でも、確実に何かを感じ、ストレスにはなっていたようで、
それがたまると体にあらわし、病気になっていたようです。
おかげで、小学校にあがってからは、
「人間世界の概念」をきちんと学習して、自らもだいぶ身につけ、
一見、イキイキとがんばっていました(笑)
まぁ、それが崩れるのも、そう先のことではないのですが…。
(ビバ、ドラマチック人生!笑)
今わかるのは、
いったんそのゲーム(人間世界の信念体系・エゴゲーム)を
自分の身をもって体験したので、
私はそれを変容させることができる
と、いうことです。
自分の身で知っているから、自分がやってみたから、
変容させることができるのだな、と感じたのです。
あまりに異次元の考えで生きていて、
この世界のエゴを完全に未体験だったら、私は、幸せかもしれませんが、
この世界の中での「役割」が果たせなかったでしょうね。
つまり、人生の前半部の計画は、
私のやりたかったことだな、と、理解したわけです。
そして今になって、私は、火の力を知り、受け入れました。
怖れに基づくのではない、その、本当の使い途を知りました。
それにともなって今、地の力も受け入れつつあります。
それは、この星に欠かせない要素です。
生きている大地、グラヴィティー(重力)、物質という体験、
そして、「変化の根底に横たわる安定」。
「地」の要素を受け入れなければ、
四大元素すべての要素を自分の中でつなぎあわせなければ、
この星における自分の体験は完成しないと思えます…。
☆☆☆
今年は、地震という「大地が揺らぐ体験」を皆で共有しましたね。
私はそのたびに、地球の赤い血液(血管)のようなものが、
ヴィジョンで見えます。
いわゆる「地龍さん」みたいなものでもあります。
揺れが起こるたびになぜかその血脈が見え、
意識の中でしずかに、感謝しながらゆっくりそれをさすると、
赤い部分の色は落ち着いて暗くなり、消えていきます。
「大地の揺れ」に怖れを感じたり、警戒して、頭で分析するよりも、
起こっていることを信頼して、
地球というものが生きて、どんな事態においても、
いつでも自分のバランスを取ろうとしていること、
それは実は私たちの意識であるということ、
たくさんの存在が、「調和した」形でそれを行うことができるように、
いつもサポートしていること、
そのことを皆さんにも、一緒に思い出していただけるとうれしいです。
あなたの中の、火・水・地・気(風)の要素を感じながらね!
☆スピリチュアルカウンセリング☆