こんばんは。
前回の記事、◆「自分を取り戻していく感覚」に続くメッセージです。
暖冬のお正月、美しいブルー。
「まだ本気出してないだけ。本気を出せばもっと…」
と内心思いながら、
“本当はこんなんじゃない、別の自分”を夢見ながら生きているとき、
あなたは今を100%生きることができません。
十分に生きている自分は、常にどこか別の時間や別の空間にあって、
あなたは今、「それ」ではない。
絵に描いた餅のようなものなのですが、
それが内心は自分自身の支えのようになっていて…
そのくせ、「今はそうでない自分」との“比較”の対象にもなってしまうから、
思い知らされてしまうから、等身大のあなた自身を苦しませもする。
そんな気持ち、持ったことがありますか?
今も持っているなら、いつまで持ち続けますか?
そんな風に「夢見ること」に苦しくなった人たちが、
スピリチュアル・精神世界の分野にはまると、今度は、
「あきらめる美徳」や、
「ありのままで(今のままで)すばらしいんだ!」
という方向に熱心に向かうことがあります。
それが本心ならいいのですが。
問題なのは、本心では決して満足していない現状にも、
「すべては完璧!」
とお題目のように唱え、
これでいいんだ、OKなんだとつぶやくことです。
内心に耳をすませば、
「いやだいやだ!このままじゃいやだ!」
「出たい出たい、ここから出たい!どうにかしたい!」
と、叫んでいる自分がいても、聞いてやらない。
むしろその叫びを、
「自分をそそのかすエゴ」や「癒されていない自分」と見なして、
まだまだ修行が足りない、私は目覚めていない
などと、抑圧しようとすることもあるのです。
そして、「正しいはずの感じ方」へと自分の心を矯正します。
こう感じるべきなんだ。
こう思うべきなんだ。
すべて、ありがたいと、感謝するべきなんだ…
そうしていくうちに、あなたは自分自身とのつながりを詰まらせ、
「精気を失い」、
生きてて楽しくもない…灰色の重たいものをかぶっているような、
絶望の根っこをどうしようもなく感じているのですが、
「この世は幻想だから」と、自分に言い聞かせてあきらめます。
「あの世」や「真我」や何かに還ること、そのときの永遠の安らぎを夢見て。
あれ、やっぱり「夢見て」いるの…?
…そんな風に生きていると、
肉体的には「生きて」いるのだけれど、
ちょっと生きててちょっと死んでるような状態になります。
それは、いつも何かをちょっとあきらめていたから。
全力で何かをするのではなく、あたかもそうしてるように見せても、
心が、「あきらめて、回避する逃げ道を必ず用意して」いるから。
そんなに怯えている自分を、なぜよく見てあげないのでしょう。
私が、私自身を囲いに入れているのだと、なぜ認めないのでしょう。
本気で食う、本気で遊ぶ、本気で体験する、本気で生きる。
熱血○○というような暑苦しい意味ではなくて(笑)、
自分全体がそこに参加しているという集中を、あなたは味わえる。
生きている集中。
それは何も、「うまくやる」とか「立派にやる」ということとは関係がなく、
肩に力を入れるための強制力でもない。
単に、あなた自身の気持ちをぴったりそこに向けるということ。
余計なことに頭を使って…
何かに向かっているようでありながら、いつも気持ち半分になって、
そわそわふわふわしないということ。
あなたの生き方や、あなたのすることが、
人から評価されること、認めてもらえることである必要はありません。
ただ、あなたの人生、最低限あなたが楽しんでいなければ意味がない。
ちょっと生きてて、ちょっと死んでる「半生」みたいな状態のまま、
人生の終わりを迎えたいでしょうか。
あなたが充実しているかどうか、
その“度合い”は、あなた自身にしかわからないのです。
いつまで、「もっと違う自分」に自然となれるはずのそのときを待ちますか?
あなたが思い描くことなら、
それは「先に」あるのではなく必ず「今に」足場があるのです。
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