こんばんは。
今日は「自分と響き合う音」についてお話しします。
過去記事でも「音」やトーニングについてふれたことがありますが…
(かなり昔の記事ですが、こちらとか→◆「トーニング」)
それに関連したことで最近、ふいに、あることに気がつきました。
それは、私は今、ひとつの暮らしを終えようとしているところなのですが※
(※いきさつなどはこちらをご覧ください◆「七転び八起き」)
ここで暮らしている間、ずっと音を忘れていたなぁ!ということ。
音楽を聞かなくなったのはこちらに越してくるもっと前からでしたが、
そのことよりも、
自分自身が、「まったく歌っていない、音楽を奏でていない」
ということにびっくりしました。
ハミングすらも、ほとんどなくなっていた。
これは改めて自覚すると、不思議な現象でした。
私、音楽を忘れてしまった?
自分の中のそれに関連する部分を、何か置き去りにしているのでは…
と、思ったのです。
その瞬間から、色んな音が自分の中から出たがっているのがわかりました。
自然と内から鳴る音のままにトーニングをしてみると、
これまた、ある変化に気づきました。
それは…私はかつては「低音」が好きだったのです。
トーニングのときは声なので、特に低い音を奏でるわけではないけれど、
集中して「聴く」のなら、低音の方が好きでした。
どの音も好きは好きなのですが、自分の体に「必要」と感じられる、
何か深い所まで響いてくれる音は、「低音」だったのです。
逆に、キラキラと高い音は、軽すぎるというか、
あまり心地よく聴き続けるということはありませんでした。
低くて、ボーンとエッジのぼかされたような、幅広い音の響きが好きでした。
ところが、今回気づいた変化は、
自分が高い音をとにかく出したくなっている、その音域と共鳴している、
ということなのです。
自然と出したくなる音も、
以前トーニングしていたときにちょうどよいと感じていた音よりも、
1オクターブくらい高い音を体の中から鳴らすと心地良いのです。
かつてはキンとした感じで圧縮されているような感覚を受けていた高い音も、
その音の響きの中に、さらに広がって入っていける奥行きがある。
そして、「今はこれがちょうどよい」と、感じるのです。
これは、私のエネルギーが変わったから、共鳴する音も変わったのでしょう。
これまでの私が低音の響きを心地よく思う感覚の中には、
何か自分にその要素(低音の響きの要素)が足りていないという、
自分のエネルギーを「補完」してもらうような感覚があった
ことは確かでした。
ところが今、それが変化して高音に響き合うようになってきたということは、
低音という形で感じ取り、外から補っていた「質」が私の中で十分に育ち、
エネルギー全体が別の形にシフトしたということなのだと思います。
音を体の感覚で感じていただいてもわかる通り、(これは一例ですが、)
低音は「深く、重く、地に足がつくような」要素があります。
一方で、高音は、軽さや微細な領域を感じさせます。
究極的には、その「両極」のどちら側を通っていっても、
私は同じようにひとつの奥行きへと辿り着くのを感じるのですが。
音の違いは、そのようにそれぞれ独自の波長を醸し出しています。
自分のエネルギーの質がかなり変化してしまうと、響き合う音も変わる。
ということはもちろん、エネルギーを構成している「内訳」である、
様々な価値観や観念も変化を遂げていたのだなぁ、とわかったのです。
あなたの「響き合う音」はどんな音でしょうか。
あなたが出したくなる音、心地よいと思う音、
そのときそのとき注意を払ってみると面白いですよ。
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