こんばんは。
今回は、「あなた自身への過度な期待」というお話です。
環境や状況のせいで…
誰かと一緒にいる・いない、その条件のために…
自分に負担がかかっているとか、
不自由になっているのだと思っているとき、
あなたの内側をよく見てください。
あなたが、自分自身に負担をかけていませんか?
自分に対して、過度な期待をしていませんか?
あなたが望む方向、あなた自身の心が活気づく方向へなら、
ある種の自分への「期待」と呼べる気持ちを持ってもいいでしょう。
それが、あなた自身の可能性を信じるという感覚であれば。
ところが、私たちはときどき、
自分がまったく望んでもいない物事に対しても、
「自分がこなせるように・達成できるように期待」をするのです。
これはおかしなことですね。
どうして、本心ではそうしたいと思っていないことに対して、
自分に負担をかけるのでしょうか。
そうするべきなんだと期待するのでしょうか。
もしかするとどこかから、そうするべきだと感じ取ったり、学んだりして、
まねして「自分もそうすることを期待」するようになったのかもしれませんが、
あなたの心が向いていないのなら、それはあなたに必要のないことです。
心がちっとも共鳴しないこと、
本心ではやりたいとも思っていないことを、
いかにも「苦手を克服するような気持ちで」無理矢理やっているとき、
あなたは自分にあらがって負担をかけています。
それをいつかできるようになればいい…得意になればいい…なんて、
うわべだけでそう思っていても、
もし、あなたの本音が「全くそこに興味が向いていない」なら、
あなたは自分に対して、力くらべの勝負を挑んでいるのです。
そして何度でもその勝負に負けるか、
形だけ何かを「こなすことができていても」、
心は全然面白くなかったり、どこかむなしくなったりするのです。
あなたの心に沿って生きるということを、どうぞ過小評価せずにいてください。
あなたが、必要のない「過度な期待」を自分自身に抱き続ける以上、
あなたが一見、理想の環境や人間関係に身を置くことができても、
驚くなかれ、あなたは相変わらず自由を感じられないのです。
最初はいい気分になったり、快適な気がしたりするかもしれませんが、
やがて、誰もそんなことを「期待」していないのに、そんな者はいないのに、
あなた自身が「自分に過度な期待をかけ続けている」ことに気づくのです。
そんなときですね、はっきりと自覚できるのは。
「あぁ、これまでも、外の状況ではなくて、
私自身が自分にいらぬことを期待し、そうするよう心で課していたんだな。
これくらいできなければ!とか、そうでなければだめなんじゃないか、とか、
信じていたのは私自身だったんだ。」
そう気づくのです。
周りの誰かのせいで…
環境のせいで…と考えるとき、
それらは“現実に”あなたにとっては負担なのでしょうけれども、
そのように外に見えているものの「根源」にあるのは何かを見つめてください。
外は「鏡」です。
あなたの内側にあるものを気づかせてくれる反映です。
あなたが、「何でもできる自分」になる必要はありません。
「すべてをパーフェクトにこなせる自分」というのは幻想ですから、
そんな期待を抱き続けることはやめてしまいましょう。
それよりも、あなた自身の心が向くこと、
本心からそうしたいと思うことにこそ、あなたのエネルギーを向けてください。
罪悪感なしにそうすること、自分に「いらぬ期待」を課さないことは、
心の抵抗をゼロにし、あなたをちょうどよいあり方へと導き、
思いもよらないやり方で、望む世界にフィットさせてくれるのです。
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