BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

コースのメッセージ

この前の「常時接続に気づいてる?」という記事内前半部で、

beats-and-love.hatenablog.com

「意識」という言葉を使って、私独自に、
目線の位置によってこんな風にグラデーションを体験できる、
…ということの説明をしたのですが。

今回はふたたび、コース(A Course In Miracles)の定義からの整理をしてみます。

このブログでコースについて引用したり、書いたりするときは、
英語版からの私の解釈&翻訳・意訳なんですが、
本を学習している人もしていない人も、何かの参考になればうれしいです。


ではまず、こちらでは、
コースの中での「意識(Consciousness)」の定義からいきますね。

関連している事項も続けて書いていきます。


☆☆☆

コースの定義する
意識とは、認識レベルのことであり、

それは、神の子(スピリット)が分離したときに、
マインドにもたらされた分裂でした。

分離によってdegree(程度、度合い)や観点、間隔(隔たり)、
といった発想ができ、知覚が存在するようになったのです。

スピリットは、それまで「レベル(見地)」というものを
持っていませんでした。

あるのは、三位一体の意味における「レベル」だけでした。


☆☆☆

意識の中に、「認識レベル」ができたことにより、
本来「創造するもの」であったマインドは、「知覚するもの」になりました。

ワンネスの状態のとき、
マインドは1つで、創造する側だったのに、
分離体験の後、認識・知覚する側になった…ということですね。


意識は、エゴの領域内にあると定義されているのですが、
ではその「エゴ」とは?というと、こうあります。


自分が本当は何であるかというよりも、
「自分が何でありたいか」という望みに従って自分を認識しようとする
「誤ったマインド」のことである。


つまり、自分が何であるかを忘れちゃった状態で、

自分が何であるかという確信がないために、
外に問いかけ続けるわけです、答えを探して。


そうやって質問をし続けるのだけれども、その認識の範囲内では、
「神の知識(全体の知識)」に関わっている“意味のある答え”を、
認識することができない。

それで、混乱してしまったのです。


☆☆☆

分離し、細分化されたマインドは、
自分が何であるかわからないがゆえに、
自分自身と調和することができず「葛藤」が生じてしまいます。

すると、自身の様々な側面を、互いに「見知らぬもの」と見なし、
怖れるようになってしまいました。

怖れの状態になれば、「攻撃」するようになります。


この状態から抜け出す、
つまり怖れから自由になるためには、
「自分の本当のアイデンティティー」を思い出すしかありません。


☆☆☆

もともと、マインドは「ただ知りたい」という意思でした。
マインドが、分離(自分の内を分けること)を選択すると、
認識・知覚することを選択することになるのです。

とはいえ、
マインドの力はすべて、スピリットによる(依存している)ものなので、
それがスピリットから、完全に切り離されることはありませんでした。

それが誤りの創造であったとしても、
マインドはその源の性質をやはり受け継ぐか、
存在を止めるかしかできません。


存在を止めるということは不可能です。

なぜなら、マインドはスピリットに属しており、
スピリットは神が創造したものだからです。

神の創造したものは永遠に存在し続けます。


☆☆☆

認識・知覚するという能力は、「体(body)」を可能にしました。

認識するためには、
「何かを」、「何かによって」、知覚することが必要だからです。


知覚するということは、必ず
「翻訳すること」「交換すること」を、含みます。

神の知識には、これが必要ありません。


この、知覚のもつ「解釈」という働き、
創造を「歪める」やり方は、「体=私である」と思うことを可能にしました。

こうすることで、自分の引き起こした葛藤から逃れようとしたのです。


ところが、スピリット(知っている者)の方は、
このように自分と異なる性質のものと、
一致(調和)した状態になることができませんでした。

このせいで、マインドは、
スピリットをほとんど理解できないものと認識してしまい
「体」にとってスピリットは、完全に理解不可能なものとなりました。

したがって、スピリットは脅威であると見なされました、

光は、暗闇を、「そこには無いよ」と示すだけで、
消し去ってしまうからです。


真実は、いつもこの方法で誤りを乗り越えてしまいます。

でも、この「修正」は、積極性を持つものではありません。

なぜなら、「神の知識」にとっては、何もする必要がないからです。


それ(真実)は、「攻撃者」と認識されるかもしれませんが、
攻撃であるはずがありません。

あなたにとって「攻撃」と認識されるものは、実は、

「神の知識」が決して破壊されることなく、
いつでも思い出せるのだということ、

それを認めることに対する、漠然とした怖れなのです!


☆☆☆

神と、神の創造したものたちは、
誤りの創造は実在していないということを知っています。

真実は、「あなたの望んでいる誤り」と取引することはできません。


私(イエス)は、スピリットとその知識を、思い出した人間でした。

私は、その知識で、誤りを正そうとはしませんでした。
ただ、さかさまにすることで、誤りを正したのです。

私は、「体」に力はないのだということと、マインドの力を示しました。
※マインドとは、精神や心と訳すことができます。

私の意思を、私の創造主とひとつにすることによって、
私は自然に、スピリットとその本当の目的を思い出しました。


私は、あなたの意思を、神とひとつにしてあげることはできません。

でも、私のガイダンスに従ってもらえるのなら、
私は、あなたの全ての誤った認識・知覚を消し去ることができます。

あなたの誤った認識のみが、あなたの道をふさいでいるのです。

それがなければ、あなたの選択は確実なものです。

正しく認識すれば、正しく選択することができます。


私は、あなたの代わりに選択することはできません、
でも、あなた自身が正しい選択をするのを助けることができます。

「選ばれし者」とは、すぐに正しい選択をする者のことを言うのです。


神はただ平和の中でのみ、あなたを知っています。

そしてこれこそが、あなたの現実(reality)なのです。


☆☆☆


…気づいたら、記事の修正をするかどうかの照らし合わせのつもりが、
コースのメッセージをまとめる作業に変わっていました(笑)。

後半部は直接語りかける、メッセージになっていますね。


何気なくピックアップしたページでしたが、とても大切な箇所でした。
メッセージは、あなたに向けたものかもしれません。

どうか届きますように☆

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