BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

根源的自己と聖霊、大天使

前の記事に続いて、私たちの魂と、大天使や聖霊の関係についてです。
これはずっと書きたかったテーマだったので、少し長いです、よろしく!

聖霊や大天使…私は当然、
それらも大きなひとつの自分の中にあるとは知っていましたが、
その位置づけがよくつかめませんでした。

けれども先月、記事でも何度か登場した
「大天使ハニエル」のエネルギーを感じたとき、ふと気づいたんです。

どうしてだろう?このエネルギーは自分にそっくりだ、と。


☆☆☆

様々な大天使の中でもハニエルは、私は自ら気にかけたことも、
特に興味を持ったこともなく、そのとき初めてエネルギーを意識したわけですが、

ハニエルに関してだけはどういうわけか、不思議なことに、
いつものような色別のエネルギーとしてではなく、
「人間」フィルターで見えました。

つまり、あえて意識をそう向けなくても自然に、
身近な感じ、人のような映像で、心の目で見えたというわけです。

美しくやさしい女性の姿で見え、私にはなんだか「母」という感じがしました。


やたらと自分に近い何かを感じる…同じエネルギー?
その感覚に、見るともなしにフォーカスしているうちに、
自分の魂の「青写真」になんとなくふれることになりました。

詳細はむずかしいのでここでは省きます(゚∇゚;)


ちなみにこの頃、とあるアセンデッド・マスターも感じており、
今まで気づかなかったな、と不思議に思っていたところ、
このマスターは「魂の青写真」のマスターであると知りました。

また、私が最近の記事で描写した自己は、
魂に直接つながっていると思われる、自分の本質の部分を指しています。


そして、それをたどっていくと、けっこう前にも記事にしたことがありますが、
意識のグラデーションといいますか、スピリットはひとつと言いますか、
私たちはどんどん「ひとつの存在」にまとまっていくわけです。

つまり、○○さんの魂、私の魂、…なんていう見方から、
大きなひとつ、になっていくわけですが、

この途中段階をよく、グループソウルとか、オーバーソウルとか、
色んな言葉で表しますよね。


☆☆☆

コース(A Course in Miracles)では、
聖霊というのは、神と直接つながっている部分であり、
人間は聖霊の具現化したものなんだよ…、なんて書いてありますけれども。

そしてまた、これはコースの中に説明があるものではありませんが、
一般に、大天使についての記述を読むと、
「天使というのは人間として生まれたことがない」と、書かれています。


これがようやく腑に落ちました。


内なる次元を調べていきますと、そりゃあ色々な階層があるわけなんです。
といっても、境目があって分離しているというわけではないのですが。

それは「場所」でもないですし。

とにかく、階層を上がって上がって(便宜上、上がってという言い方をします)、
根源的なところへ行ってみると、

この世界というのはある意味、リアルでなくなってしまうんですね。


このリアルでないというのは、ここが意味がないというわけではなくって、
もちろんこの体験は、全体に「影響」をもたらしているんですよ。
創造の一部なのですから。


ただ、大きな「存在」としての目線から見ると、これはまるで芸術のようなもの、

自分を色々な形で表しながら、様々な絵を形作っている表現、と言えるんです。


☆☆☆

この世界にいる私たちというのは、根源的な自己の表現のひとつで、
表現のひとつである私たちも、独自に創造ができるのですね。

部分部分にも、それぞれの自由意志がなければ、創造は発展しません。
行き詰ってしまいます。


小さな自己としての私たちは、この舞台で体験し、感じ、思考する存在で、
そうしながら、それらをあちらに「返します(フィードバック)」。

そうすると、あちらが、それに見合ったものをまた投げ返してくれます。

絶え間なくこのようなやりとりが行われ、こんな感じで、共同創造しています。

(…って、どんな感じだよね? 感覚的すぎて、うまく表現できてませーん!
わかりにくかったらごめんなさい。)


えっと、 足がいっぱいあるタコさんを思い浮かべてください。
タコの頭の部分(中心)が根源的自己だとしますと、
放射線状にたくさん出ている足の部分が、
同時存在としてたくさんいる、個としての自己です。

個としての自己から見ると、根源的な自己は同じ自分でありながら、
別次元の存在に思えます…と、図式化してたとえるならばこんな感じです。


それで何が言いたいかといいますと、
中心にある「根源的自己」に近いところにいるのが、大天使や聖霊なんです。

根源的自己からすると、この世界というのは、階層が違う…ため、
まるで何も起こっていない…というより、自分はそれらの核、
次々とあらゆるものを生み出す「ソース(源)」なのです。

それを、こちらの世界とリンクさせるのは、聖霊です。
こっちの「我」と、あっちの「我」を、同じ我でありながらつないでいます。

ややこしいかな!(笑)


大天使というのも、ひとつの自己の中の守護存在、サポートの存在です。
彼らは、「人間体験」をしたことがない…それはつまり、
かなり根源的自己に近い位置にいるということで、

ひとつの意識の中の、
俗に輪廻転生と呼ばれる同時存在の経験に「入る部分」ではなく、
(つまりタコさんの足の部分ではなく、頭の方)
中心に近い方に位置づけされる意識、ということでしょう。


つまり、私たちの体験している「小さな自己(個)」というのは、
大きな多次元的な自己の、一端なのです。

一端だからといって、重要でないということはなく(大切ですよ)、
創造というチームのれっきとした一員なのですが、

私たちは、そういう小さい自己でありながら、
同時に今も、聖霊であり、大天使であり、根源的自己なのです!

うひゃー。


というわけで、アセンデッド・マスターはもちろん、大天使○○も、
守護天使も、あなたの内側をさかのぼっていくと、存在しています。

まぁそれをどう呼ぶか、どう知覚するかは、個々の人間次第ですが。

個人の青写真を見ると、そういうものの中でも、
色濃く反映されているエネルギーがあり、
それが個性に反映されていたりもするはずです。

私の場合はハニエルさんがそれにあたるのかも…しれません。


☆☆☆

ハニエルのエネルギーを感じていたときは、
なぜだかやたらとバラの花と、金星が浮かびました。

のちにオーラソーマの大天使ハニエルのボトルの説明を検索したら、
バラと金星について書いてあり、仰天しました。

オーラソーマの大天使ハニエルのボトルの説明→クリック


というのも、私は何年も前に、
当時、たまたまスタッフとして参加していたとある金星存在のチャネリングで、
それはチャネリングといっても音を中心にしたものだったのですが、

なにげなーくその音を聞いていたのに、
突如として、わっと泣きだし、わけもわからず嗚咽が止まらなくなり
(お客さんの迷惑にならないように、それでも声は出しませんでした!笑)
心の中で「お母さん…お母さん…」とつぶやき続けるという体験があったのです。

両どなりにいたスタッフ仲間は、目をまるくしていました(笑)

私も、「お母さんって何!」と、後で思いました(笑)

だけど何年も経った先月、ハニエルのエネルギーにふれて、お母さん…と、
また思ったわけです。


☆☆☆

まとめます。

「この世界」の中で、私たち(個)が動かなければ、意志を持たなければ、
いかに別次元の「自己」が働きかけようとも、創造としては「実現」しません。

私たちは、この世界の担い手なんです。
同じ自分の一部とはいえ、別次元の自分には、直接手が出せません。


余談ですが、何度かこのブログで引き合いに出している漫画「カイジ」(笑)
あの中の、「天空の鉄骨渡り」というエピソードでも、
亡くなった仲間の幽霊におびえ、前に進めなくなった佐原という友人に、
主人公カイジが、「生きている人間の方が強い!」と、声をかけていました(笑)


ブログでたびたび、「この世界は幻想」という言い方をしていますが、
創造の一部として、この世界はつなぎ目のないひとつであり、
そういう意味では「リアル」です。

そして、この舞台をどう創っていくかの最終決定は、
背後で協力してくれている「存在たち」のあらわれとして生きる私たち、
個としてのひとりひとりにかかっています。


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