私は以前ヒプノセラピーに深く関わっており、
セラピストとしてスタートしたときにはヒプノセラピストでしたし、
ベテラン講師のアシスタントをしていた時期もわりと長かったです。
そこでは、
過去世、インナーチャイルド、サブパーソナリティ…
けっこう色々なことを扱っていました。
結果として私はヒプノセラピーから離れましたが、
今でも自分のセッションの中に、
そのときの体験は役立っているのではないかと思います。
そんな私が、あるとき、
自分の住んでいた部屋に遊びに来た妹に、
面白半分でヒプノをやってみたことがありました。
その頃、妹は仕事が忙しいかたわら、
以前つきあっていた彼氏と別れてしばらく経っており、
新たな出会いを望んでいました。
ちょっとした出会いは何度かあったようですが、
本当につきあいたいという男性には出会っていない頃でした。
それで、どういう話の流れだったか忘れたのですが、
「じゃあ、パートナーがいて、とても幸せだったときの人生を見てみようか!」
と、提案して、私がヒプノの誘導をしたのです。
妹はしばらく、出てきたイメージについて
「え~、これって、私がつくってるみたい」
と言っていましたが、
だんだんストーリーは見えてきました。ヨーロッパのある国でした。
どんな人生だったか概要がつかめたところで、
私は、
「では、その人(パートナー)と過ごして、
とても幸せだと感じた場面に戻ってください」
と、声をかけました。
すると、妹は、海の見える場所で、
そのパートナーと一緒に夕日を見ている場面にいたのです。
「なにげない日常なのだけど、とても満たされていて平和な感じ。
こんな幸せがあるのなら、また体験したい。」
と、そのように感じたと、終わってから話してくれました。
そのときのことは、「面白かったね」程度で、忘れていました。
これをはたと思い出したのは、のちに妹が夫となる人と出会い、
結婚が決まってからです。
「あれ?そういえば、そんなこともあったっけ」
どうも、妹と旦那さんを見ていると、私には、
そのときの2人の姿が重なる気がするんです。
妹の見ていたストーリーの中では、夫である人が、
不慮の事故で妻と子供を残し先に亡くなっていましたが、
妹の実際の旦那さんは、なぜか妹とつきあい始めの頃、
妹との「死別」の可能性を妙に気にして心配していました。
年の差がわりとあるから、という現実的な理由もあるのですが、
年の差がある相手が皆、それを強烈に気がかりにするわけでもないですしね。
今ではもう、自然と、そういうこともなくなったようですが。
なので、そのリンクに気づいて妹に話してみたところ、妹は、
「え~。でも、あのとき見たストーリーは、よくありそうな内容で、
なんだか私がつくっちゃってた感じしたよ」
と、言っていましたが、どうでしょうね(笑)
私は、ヒプノセラピーのセッションを受ける方には、
「幸福だったとき」というのもぜひチョイスに入れてみたら?
と、おすすめしたいです。
満ち足りた感覚を思い出すことは、きっと役立つと思うんですよ。
もちろん、日常の中で体験した幸せな感覚、満たされた感じ、
湧いてくる感謝の気持ちに心を留めて認めることも、同じ効果があります☆
ちなみに、私は人を見ていると、
その人のエネルギーに含まれる…リンクしている別の人生が垣間見えることが、
けっこうあります。
それは「ひとり」の人間の中に、たくさんの人が重なっている感じで、
ウェハースとか、印象派の画家の作品みたいな質感です。
重なり、混ざり合い、流れる色彩…
「ひとり」って、なんでしょうね!
それ自体たくさんの要素を含む大切な“あなた”がいます。
明日からまた私はお休みに入りますが、
皆さま、GWの残りも、楽しくお過ごしくださいね♪ ☆ヾ(^∇^〃)
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