なんだかんだと忙しく、新しい記事がなかなかアップできませんでした。
昨夜は、下書き状態の別の記事を完成させて更新してから寝る予定だったのですが、普段より早い時間から、ものすごい眠気が。
たまに、こんな風に「お呼びがかかった」かのような眠気を体験することがあります。
いつもより寝不足だったとか、疲れていたとかの、思い当る理由もなく。
そういうときは「あっち(異次元)」での用事があることもわりと多いのです。
体験したことがない方には冗談のような話に聞こえるかもしれませんが(笑)、事実です。
こっちの現実をログアウトして、別の現実に集中するという。
とはいえ、いつもそうだとは限らないので、今回も「何かあるかもな」くらいの軽い気持ちで眠りました。
すると、こんな明晰夢(夢と自覚したまま活動する夢)の体験をしたのでした。
以下は、その内容です。
妹が最近とても好きになったアーティストのもとへ、一緒に通う
今回も、特に体外離脱のプロセスや、意識して明晰夢と自覚するプロセスを踏むことはなく、私は自然と夢の中で、「これは夢だな」と気づいていました。
夢の中では妹と一緒にいたのですが、妹が最近好きになったアーティストのいる場所を2人で連れ立って訪問していました。
説明すると、妹がそのアーティストを最近とても好きになったという点は、「起きている間の現実での事実」です。
私自身はそのアーティストの名前くらいしか知りません。どんな人か、写真は見ましたが。
妹の話を聞いて知った程度で、興味もなく、作品への知識もないし、きっとご本人とどこかですれ違っても気づかないであろう、という感じです。
そんな私が、夢の中では、そのアーティストの出身地などゆかりの土地か、現在いる場所(といっても異次元で、ですが) を妹と一緒に訪れていて、しかも、呆れたように妹へこう言っていました。
「これで、4日連続だよ!」と。
その4日連続というのは、確かに「今の生活での4日連続の感覚」を伴っていたので、つまりここ4日間、毎晩眠った後に妹に付き添ってそこを訪れていた、という意味です。
過去3日間、起きた後の私にはそういった夢の記憶はありませんでしたが、この夢の中の私は確かな認識を持ってそう言っていました。
妹がここまで特定のアーティストに熱を上げることはわりと珍しいので、その印象が私にこの夢を見せたと考えることも可能ですが、それにしては色々と「リアル」な体験でした。
4日も連続で訪れると、すっかり見慣れた風景に。そして、ご対面。
周辺の景色は、道順も、そばにあるお店も、その土地を流れている小さな川も、すっかり見慣れたものになっていました。
「ああ、全部見覚えがある、ここを知っている」という確かな感覚。
それまで知らなかった場所でも、4日間も連続で訪れていれば、そうなります(笑)
妹は飽きている様子はなく、楽しそうに風景を眺めていました。
その人の作品に反映されている情景なども、見ているとわかったみたいです。
そのアーティストゆかりのスポットに行くと、ときどき、その人の「残像」が見えることもありました。
その人自身が今そこにいるわけではなくとも、たとえば行きつけのお店のカウンターで店主と話している姿などが、映像で見えるのです。
そのようにして、アーティスト本人の様子を要所要所で眺めることができたのですが、最終的には、その世界の中で実際にその人がいる場所にも出くわしました。
先述の通り、私は相手の容姿すらそこまでよく覚えてはいなかったので、この夢で「ふーん、確かにこんな顔だったな」と、まじまじと見ていた次第です。
妹は、見てわかるくらい顔を真っ赤にして(驚き!)、その人に声をかけました。
その人の妹に対する応答よりも印象に残ったのは、そのアーティストが付き添いの私に対し、こちらを振り向いて笑って、
「保護者みたいっすね」
と、言ったことです(笑)
保護者かぁ~。この活動の中では、確かに!? と妙に納得するような気持ちでした。
私自身は、ここを訪問することに何の興味もないですからね(笑)
妹を見失う。夢の世界の番地などの確認!
その後、ふと気づくと、2人一緒に移動していたはずが、妹を見失ってしまいました。
私は驚いて、道を後戻りして、「<妹>ちゃん!<妹>ちゃん!」と、呼びました。
雨が降り始めていて、見慣れた光景も全体的に灰色になり、濡れていました。
そのとき私は妹を探しながら、道沿いの電柱なども、飛びながらよく見ていました。(明晰夢では、移動中はけっこう自然と宙を飛んでいます。)
そのとき、妹と共に行動していたときよりも「自覚性」が強まり、これが夢だということを、さらにはっきり意識しました。
ひとりになると、「これは夢なんだ」という認識がよりシャープになったのです。
そこで私は、興味を持って、この世界について考え始めました。
まず、ここで妹を呼ぶなり、妹がいる場所にテレポートするなりしても、それは「本当に妹」なのか。
私の意識が創り上げている妹のイメージということはないのか。
それから、周辺の景色を見て、「この世界に番地などはあるのか」が気になりました。
見かけは、起きている間の現実世界にそっくりだけど、町名や住所はあるのだろうか、と。
私は手近なグレーのよくある電柱に近付いて、何か記号や番地を示す数字があるか、見てみました。
すると、ありました。
起きた後の今となっては、そこに書かれていた具体的な文字列は覚えていないのですが、平常の日本の番地とは違う、特定の数字の組み合わせがありました。
小さな字で、割り振られた記号のように。
これも、私が期待したから(そう考えたから)そのように見えたという可能性はありますが、これまで明晰夢の世界でこうした観察をしたことがなかったので、興味深かったです。
妹との再会。
この世界であえて妹を「呼び寄せたり」、会おうと強く意図すると、 先に書いたように「私のイメージによる創作」の妹の存在が出現しないとも限らないので、なりゆきに任せるうちに、やがて妹と再会しました。
アーティストと直に会えた体験で、妹はまだ、ちょっとした興奮状態で顔が赤かったので、
私は妹の顔を両手ではさみ、「顔が真っ赤!」と言って、からかいました。
人生の「自覚外」の活動は、色々ある。
夢の大筋はざっとこのくらいにして、ここに書いたより多くの点で明晰夢特有の鮮明な感覚を味わったまま、目が覚めたのですが。
こういう夢を見たからといって、その時間に同時に妹が眠っていたわけではないし、同内容の夢を互いの自覚下で共有していたわけでもありません。
その一方で、もし、夢の中の自分が認識していた通りにこの4日間、
お互いの意識の一部が示し合わせて「そのアーティストに会いに」行っていたのだとしたら、面白いなと思いました。
妹「お姉ちゃん、私、あっちの世界であの人に会いにいってみるわ。」
私「何なら、 私もつきあうよ。」
みたいな感じで決行していたのかもしれません(笑)
後で連絡をとってみると、妹はそのアーティストを見ることができる催しへ行く可能性があるそうなので、「別の次元では、もう会ってるかもしれないね」と、伝えておきました(笑)
※追記……その後、妹にこの記事を読んでもらったところ、夢で体験した内容の中に、妹本人に聞くまでは意味がわからなかった「なるほど!」という箇所が複数あり、驚きました。
具体的詳細を含むので解説はしませんが、辻褄が合った上シンクロもあり、面白かったです。
私たちの日常の自覚の外にある活動は、夢を観察していると明らかになることが多いです。
あなたは、どんな活動をしているでしょうか。
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