BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

息苦しいときには?

今回も、いただいたご質問にお答えします!

pega さんからのご質問です☆

いつもブログには気付きを与えてもらっていて感謝しています。
思いきって質問させていただきます。

私は若い頃から「息が足りない」と感じることがよくあります。
生活の中でふと「息が足りない」と自覚し始める時があって、
意識するとよけいひどくなるようです。

十分吸えてないのか十分吐けてないのか。
そういう時は肩で息をするように思いきり吸いこもうとしてみたり、
無理にあくびをしようとしてみたり。
ひとりで悪戦苦闘します。

別に呼吸困難になってしまうことはないし、
ずっと生き続けているのだからきちんと呼吸できているのだと思うのですが、
この「息苦しさ」はずっと気になっています。

現在もそうですが、精神的に苦しいときにこの状態が現れるように思います。
少し前から朝、瞑想タイムをとっていますが、
今朝も座って息を整えようとしてこの息苦しさにはまってしまい、困りました。

呼吸に関してアドバイスいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。


☆☆☆

pegaさん、ご質問ありがとうございます。


このご質問に関しては、会って色々お話ししてみないと、
正直言って「よくわからない」のですが、

ただ「公開質問」ということで、
私の見解で、こういう場合があると思う、という例を書いてみます。

あくまでご参考に…。


pegaさんご自身も、精神的に苦しいときにこの症状が現れるようだ、
と書いていらっしゃいますが、

「息苦しい」感じがするとき、心が張り詰めた状態…
何らかの理由で不安や緊張、怖れ、プレッシャーなどがあって、
体に過度に力の入った状態になっているのではないかと思います。


そういうとき、「呼吸が苦しい」→「呼吸しなくちゃ」という風に、
呼吸を意識してフォーカスしていくと、おそらく余計苦しくなります。

なので、ここで私が提案してみますのは、
いわゆる「リラックスのための呼吸法の練習」ではありません。



それよりも、その症状が出たら、
たとえば「足」に意識を持っていってください。

立っているときや、足を地面につけて座った姿勢なら、
足の裏と地面の接触面を感じます。

足の裏の感覚はどうですか?

床や椅子に座っているなら、腰の基底部をしっかり感じます。

グラウンディング」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、
まさにそれです。


頭のてっぺんから体の中心部にすっと通っている線が、
下へ、下へと伸びていって、
地球の中心にしっかりつながっていることを、意識してください。

pegaさんが大きなものに支えられているのがわかりますか?
安定して、揺るぎのない感じです。

苦しさも、不安も、その線を伝って流れ降りていき、
母なる大地…地球へ排出されます。

そうして、体の外へ出ていったそれは、すっかり浄化されるんです。


あるいは、こんなやり方もあります。

「手」や「指先」に意識を持っていってください。
足の先でもいいです。

(見る、という方法でもいいですよ。)

体の外側、末端に意識を向けます。


体の「上部」(胸や喉…)に集まってしまっているエネルギーを、
このようにして、先端の方へ散らすのです。


エネルギーは、意識を向けたところへ流れます。


人が不安で「そわそわ」するとき、落ち着かないとき、
イメージとしては、エネルギーの体が上に持ち上がって、
浮ついている感じになっていたり、

ストレスで「肩が重い」、「胸が苦しい」、「頭痛がする」…
などと表現するように、精神的に緊張状態にあるときには、
体の上部にエネルギーが集まり、
凝固しているみたいに滞ってしまいがち、だと私は感じます。


そんなとき、「息を何とかしよう」と必死になると、
フォーカスがますます上へ行ってしまいますよね。

緊張が増して、苦しいところ周辺に、
余計スタック(固着)してしまう可能性があります。


ですから、上記のような方法をおすすめする他に、


ふだんから、
体全体の「表面」で、呼吸ができているというイメージに慣れる。

つまり、鼻や口、呼吸器で息を吸わなくとも…

体全体、エネルギーの表面から、ふわっと吸収、ふわっと排出している。
皮膚呼吸みたいな感じです(笑)

それに任せてしまって、大丈夫なのです。

実際、表面から「気」が浸透してくる感覚がわかるかもしれませんね。


そのとき、体の輪郭線が、ぱきっと、はっきりくっきり存在しているのではなく、
pegaさんの体の周辺を、ソフトフォーカスでイメージして…

境い目がやわらかく、周囲の空間と溶けていくのを感じてください。


花が咲くみたいに、ふわっと開いて…
水にたゆたうクラゲみたいに、自然にゆったり開いたり、閉じたりする。



瞑想をしてらっしゃるとのことですが、
息苦しさが出たときには、

たとえば壁だとか、部屋全体、
自分の周りの空間(外)と一体になってみるという方法もあります。

注意を「外」に集中するのです。

(そこが自分のお部屋など、ご自身の好きで安心できる場所なら、ですが)

pegaさんが壁になってみたらどんな感じがするでしょうか?
部屋全体になってみたら、どうでしょうか。


もし植物が好きでしたら、「木」になってみるイメージもいいですね。

大地にしっかり根を張って…幹をすくすく伸ばし、枝をのびのびと広げて。
空いっぱいに、たくさんの葉っぱをひらくのはどんな感じでしょう?

葉っぱは、さらさら音をたてているでしょうか。
通り過ぎる風は、どんな風に聞こえ、どんな風に感じられるのでしょうか。

昼のお日さまは?夜の、月や星の光は?景色は?
木の生命と、一体になるリズムや静けさを感じてみてください。


…このように、「呼吸」という観点からちょっと離れて、
エネルギーを自由にのびのびとさせる、遊ばせる、

「作業」するのではなくて、イメージや感覚のおもむくまま、発展するままに、
「感じる、ゆだねる」方向へとフォーカスしてみてはいかがでしょう。


私のできるアドバイスはこんな感じでした☆
心が向いたら、試してみてくださいね。

それでは、ご質問ありがとうございました!ヾ(^∇^〃)

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