今回は「現実を起動している」というタイトルで、最近実感していることを。
今年に入ってからのどこかの記事で書いたと思うのですが、
現実の「狭間」を、認識する経験が多くなりました。
それは、表現するならば、
「この現実」と「別の現実A」と「別の現実B」と…
というように、複数の現実を一度に認識する経験です。
それらの現実が今体験している現実によく似た並行現実というわけでなく、
けっこう全然違う世界だったりして、私たちの感覚でいえば「夢」にとても近いです。
そういう「狭間」の経験が増えるにつれ、気づいたことがありました。
私たちは、ふだん「体=自分」という感覚で生きているので、
たとえば、就寝中に意識を(肉体は眠ったままで)回復したときなども、
起床時とは別のリアリティーにフォーカスし活動している自分を
「体外離脱の状態」と見なすことが自然なようです。
つまり、
「肉体」ではないけれど、エネルギーの「体」で自分は動き回っている、
という体験ですよね。
けれども、
同時にある複数の現実の狭間を経験をすると、
それとは違う感覚が、実感としてわかるんですね。
どう違うのかというと、そこに「体」の概念は関係なくて…
むしろ、“世界”全体が私。
現実=私、なのです。
「私」の意識を向けると、そこに宇宙(世界全体)がまるごと立ち上がる。
「現実を起動する」のを、捉えることができるんです。
「どこかの“世界(現実)”の中にいる自分」として「私」を体験するのではなくて、
私の意識が、現実を構築しているということが、自覚できるんですよ。
そうすると、自分という存在は世界の中の「登場人物」ではないんだな、
ということがはっきりします。
登場人物なのではなくて、
現実まるごとを、立ち上げているのが、「私」なんですね。
これを身近な例をあげながら、説明すると…
あなたは今、周囲に、背景となる部屋や、乗り物や、建物、外の風景なりがあって、
そういった世界の中で、
パソコンやスマホやタブレットで、このブログを眺めている自分がいる。
という風に、認識していませんか?
このとき、
「私」という存在は、背景となる「世界全体」の中の、
ピンポイントの位置にある特定の点を指す、というような感じがありますよね。
あなたを取り巻く背景となる世界と、「私」とを、別のものと感じていると思います。
でも、違うんですね。
あなたの周り全部も「私(あなた自身)」。
はじめに開催したワークショップ、★「意識の中にある現実」では、
まさにこのようなお話を詳しく扱いましたが…。
私自身も、ますますこの実感が増していくことで、
存在、そして意識の面白さ、膨大さを感じています。
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