こんばんは♪
今回は、「今日は昨日の続きじゃない」というお話です。
１日を終えて、眠って、目が覚めたら…
新しく始める１日は、「昨日」の続きである！
そんな風に私たちは信じることができる設定を採用して生きています。
そうして、「連続性」のある人生、という経験を創ることができるのですね。
でも、ときどき、眠りから…夢見から…「この現実」に戻ってくる狭間、
空白の、「この設定にフォーカスする前の自分」のままの意識で、
○○△△（あなたの名前）という自分のこと、そのパーソナリティ、
暮らしている時代や環境などの設定全体を、見知らぬもののように、
驚いて眺めた経験はありませんか？
それまでの「私」というアイデンティティー、いわば「より大きな自分」が、
この現実の自分にフォーカスする際のギャップをはっきりと体験するのです。
私はこれは昔からよくあるのですが、きっとどなたでも、
睡眠から目覚めるときに、注意していれば発見できる状態だと思います。
なぜなら誰もが、眠っている間は「この物質次元へのフォーカスを外して」、
別の意識状態を謳歌しているからです。
さて、そのように私たちは自分の意識内の設定によって、
「連続性」を体験できるようになっているのですが、
このことをまるで「同じ夢を連続して見ているという幻想」と言ってもいいのです。
本当は、１つ１つの瞬間がばらばらの「コマ」なのですが、
私たちはそれをピックアップして、意識をフォーカスして、
「今」というポイントから「記憶」として働くデータをちょうどよくダウンロードし、
「時間」という合意を使って……さぁ、連続性の幻想の完了です！
これはこれで楽しい体験ですね。
でも、その「設定」自体にあまりにもきつくのめり込み過ぎると、
設定があなたの「外」にあるかのように信じたり、
あなた自身の持っている力以上に確かなものだと信じると、
あなたは、自分のできることを忘れてしまいます。
現実は、あなたが思っているよりも柔軟性があるということ、
あなた自身の意識の反映であり「あなたの夢」だということを忘れてしまいます。
あなたの能力や、自由を思い出してください。
今日は、昨日の続きではありません。
あなたは連続性を保つために、
同じような舞台設定を「自分で創り上げます」。
そのように意識をフォーカスします。
今日は昨日の続きと思えるように、ストーリーが続いているのだと思い込みます。
それは、この「人生」という経験を創るために必要なことでもあります。
でも、あなたが何かを変えたいのなら、あるいは意識的に創造したいなら、
ただただ「すべてが昨日の続きである」と眺めるのはやめてください。
舞台設定は？小道具は？背景は？
周囲に現れる人々などの脚本は？
連続性を感じられるように、“そのまま”かもしれません。
でも、あなた自身がその劇を「どう演じるか」、
そして、その劇をどう解釈し展開させていくかも、あなたが決めるのです。
悲劇から、喜劇にしてもいい。
ハッピーな奇跡が起こる展開にしてもいい。
そのためには、あなた自身の内にその力が宿っていることを思い出して。
昨日と同じように現実を眺めなければならないなんて、誰が言った？
それがあたかも「今までと同じように」見えたとしても、それこそ幻影です。
「外のリアリティーは確かで、内側のリアリティーは不確かだ」
そんな観念をアンインストールしてください。
それは、まったく逆です。
あなたの内側がリアルで、“外”に見えるのはその反映です。
今日は昨日の続きではない。
毎瞬、毎瞬が、新しい。
では、あなたが
「今、自分が何を映し出すか」常にここから決めているということを、
自覚しているでしょうか？
連続性の幻想にあまりにもきつく縛られず、
あたかも「がっちり固まった流れの中に拘束されているかのように」考えず、
あなたの人生の源である、あなた自身の能力を思い出してください。
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