BEATS AND LOVE

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愚痴や不平不満の活用法

こんばんは。

今回は、「愚痴や不平不満の活用法」というお話です。





「不平不満を言わない!」

「愚痴は言わない!」

精神世界やスピリチュアル、あるいは自己啓発の教え等をもとに、

これを実践したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?


でも、これ、「なぜいけないのか」、理由を考えたことがありますか?


もちろん、

「不平不満や愚痴って、波動が低いよね~!」

と、エネルギー的に断言しちゃう方もいます。


でも、私から見ると、

「絶対に愚痴は言わない!」

と自分自身に対して厳しく決めるのみならず、他者に対して、

「あーいやだ、この人、愚痴なんか言って!

低い(悪い)エネルギーだぁ~。」

と、ジャッジ(裁くこと)をしてしまうことを招く心のあり方は、

結局はご本人も、息苦しくなるのではないかなと思います。

きっと、自分が愚痴を言ったときにも、罪悪感をおぼえるでしょう。



愚痴をこぼさずに済む人生、それは素晴らしいことですが、

ときには、気心の知れた相手に本音を話す一環として、

“愚痴”をこぼしてしまう…不平不満について話してしまう…

あってもいいことだと思うんですよね。


そうやって本心を吐露することで、心が楽になったり、

思いがけず他者も同じ気持ちを持っているとわかったりして、

自分だけでないんだな、という安心感や連帯感が生まれることもあるし、

そこから改めて、新しい見方や発見があることも多いのです。キラキラ☆


そんなわけで、私は、

「絶対に」というルールをあなた自身に課すことを、すすめません。


でも、同時に、

しょっちゅう愚痴を垂れ流す、というような“習慣”がもしあったなら、

やはり、気をつけて改めることをおすすめします。


そして、なぜ、「愚痴はほどほどにした方が良いよ」と言えるのか

…ということについて、

それがあなたにどういう作用を及ぼすのか、という点から、

お話しすることができます。



あなたが愚痴を言うときには、その対象として何か、

「気に入らないこと、不満に思っていること」

がまず、あるわけですが、その詳細はそれぞれに異なりますよね。


けれども、あなたの感じていることの方はどうでしょうか。


こちらは、根本がいつでも共通しているんです。


愚痴を言っているとき、実は、

あなたは「無力感」を感じているのです。



あなたにとって、もし、自分でたやすく変えられるようなことなら、

それについて「愚痴」をわざわざ言わないでしょう。


愚痴を言うとき、何らかの理由であなたは、

「自分の力の及ばない物事である」と見なしていることへ、

不満の意を表明しているのです。


嫌だなぁと思うけれど変えられない、

自分自身ではどうにもならないこと。


そう思っていることにこそ、「愚痴」は起きます。



この、「どうにもならない」という気持ち、無力感が、

あなた自身からエネルギーとして発信されていて、

それを「愚痴を言う」という行動の次元にも取り入れることで、

より一層、その現実を強化してしまうんです。


もちろん、先に書いたように、エネルギー作用を恐れてしまうあまり、

「本音を何も、口に出せなくなる!うああん

ということがないように、以下のことも思い出してくださいね。


もし、

あなたが毎日何度も何度も、愚痴を言う「習慣」があるなら、

それは意識して減らすことができます。

ちょっと自分の様子に気をつけてみると、

わざわざ言うほどのことじゃないことも、多くあるはずです。


一方で、普段そういうわけではないのだけれど、

色々あってどうしても愚痴を言いたい、

誰かとそれを共有したいという気持ちになったときには、


自分自身の口に出す言葉を「観察し、知る機会」にしてください。sky*


このとき、あなたは、現実に…言葉に…あらわすことで、

自分が何に無力感を感じているのかを、発見することができます。


そのためには、愚痴のエネルギーにどっぷり浸かるだけでは不十分です。


愚痴を言うときに、

自分自身が愚痴を言うというアクションを「演じる」と共に、

それを「眺める視点も意識する」
んです。きらきら


俳優と、監督とをいっぺんにやる感じです。


あなたは愚痴を言っている俳優さんでもあるけれど、

その演技や脚本を見つめてチェックしている監督の立場でもある。


するとあなたは、自分の持っていた「不平不満」の思いですら、

自分を知る道具として、ポジティブに生かすことができます。


あなたには、その「根っこ」を知ろうという意欲があるからです。

それは、自分でできることをしよう、変えていこうという能動的な力

を認め、意識することでもあります。



愚痴のための愚痴…不満のための不満…

それは、「変えたくない人、解決したくない人の遊び」です。

そう言っていたいだけで、根本を変えたいとは思っていない。


一方で、不満を持つ自分、愚痴を言う自分をしっかり観察するなら、

それは、「意識的に現実を眺め、自分の力を活用する」ための、

積極的な態度
になるのです。芽生え



あなたの中にある、不平不満の気持ちや、

愚痴を言いたくなる気持ちを、どうぞ「悪いもの」と切り捨てないで。

それらも、意味なく起こってはいません。

そこにある“メッセージ”を、あなた自身が有効に活用してくださいね☆


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