こんばんは。
今日は「チームプレーと単独プレー」というタイトルで、
“得意”と“好き”は別であるということについてもお話しします。
私は今ではこうしてひとりの仕事をしていますが、
グループ・団体の中の一員として働く、
いわゆる「チームプレー」が決して苦手ではありません。
その中にいれば、はた目から見ても、それが得意な人に見えると思います。
でも、得意だ(うまくできる)ということだからといって、
本人がそのあり方にストレスを感じているか、いないか、
長い目で見て心底向いているのか、向いていないのか…
ということは別です。
つまり、あなた自身がよろこびを感じているかいないかは、
得意不得意(うまくやれるか、やれないか)とは、別なのです。
この記事を書くにあたって、
「個人プレーとチームプレー」という言葉がまず浮かんだので、
私の思い描いている意味と同じかどうか調べてみたところ、
(ネットを見ている限りでは、)
「個人プレー」という言葉は悪い例で使われることが多いようですね。
でも、今回の記事には決して、
どっちか良いとか悪いとかいう比較の含みを持たせていません。
どちらが合っていても、何があなたの好みであっても、問題ないのです。
ただ、自分に合うあり方を自覚しておくことは大事です。
一見、グループの中で活躍することが上手な人でも、
本人がそれによろこびを感じていなかったり、窮屈に思っている限りは、
その人は「単独のプレー」が向いているのだということです。
また、あなたがあることをそつ無くできて、
周りからもその能力を頼りにされる傾向があったとしても、
あなた自身がちっともそのことに「よろこび」を感じないのなら、
それどころか心の疲労が積み重なって、
内側がどうしようもなくすり減っていく感じがするなら、
どんなに「感謝」されても、それを続けることはあなたに合っていません。
「得意なこと」と「心のよろこび」が両立していないとき、それでもつい、
「必要とされているから」という気分で頑張ってしまいがちですが、
あなた自身がよろこびをどうしても感じられないのなら、
あなたのエネルギーはそんな風にし続けていても報われません。
それより、「得意かどうかはわからないけれど好き!」なことをしている方が、
心のよろこびや、エネルギーの充実は大きいのです。
結果として、
あなた自身のよろこびが持続したままで他者の役にもたつことができます。
今回挙げた例とは逆で、
チームとして、人と一緒に何かをすることがとっても向いていて、
そのあり方によろこびを感じられる人もいます。
チームで動き協力し合うときにこそ、もっとも心がいきいきする…
あるいは集団としての合意やルールがあった方がやる気も出るし、
よろこびを味わうことができるという人もいます。
どちらのタイプにも優劣はないのです。
ただ、どちらかというと単独プレーヤーのタイプの方が、
世間では珍しいように見られがちというか
(実際の人数で言ったらそんなこともないのでしょうが)
ひとりきりで決断したり、何かを創ったりすることが多い分、
一見ハードルが高いように思う方もいるかもしれません。
…が、それは錯覚です。
大切なのはあなたに合うか合わないかです。
また、どちらかのタイプに自分を明確に分類できるということはなくて、
単独プレイとチームプレイ、どちらもの属性を取り入れているんだよなぁ…
と感じる方もいらっしゃると思います。
その「割合」、自分内のバランスにもそれぞれのスタイルがあります。
どんな場合でも、あなたの「ちょうどよさ」を見失わないでください。
それはひとりひとり違うもので、
「こうなった方がより良い!」というルールは存在しないのです。
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