こんばんは。
今日のタイトルは、「行動」です。
精神論的な部分は得意だけど、「行動」が苦手~
という方もいらっしゃるでしょう。
どんどん行動することに抵抗を感じないタイプの人もいれば、
内面的には色々なことが起こっているのだけど、
なかなかそれが行動には反映されない…というタイプの人もいます。
どちらがより良いという優劣はありませんし、
見方によって、どちらのタイプにも長所も短所もあるでしょう。
ただ、「思い」があまりに「行動」に反映されないままくすぶっていると、
心の中での葛藤、エネルギーの滞りが起こってしまいます。
「行動をしない」というのもまた「行動の選択肢のひとつ」ですし、
あなたは何らかの行動をしているのだけれど、
それが実は「あなたの本心を反映していない」がために、
心と体がちぐはぐだったり、思いと現実が相反している、ということもあります。
あなたがとる行動が「おびえた気持ちの反映」になってしまっているとき、
一見それは立派に「現実に反映された行動のひとつ」であるようでいて、
あなたの内面の葛藤は深まってしまいます。
それが続くと、自分ではどうにもならないと「降参」するような事態や、
どうしても自分の気持ちに従って動かざるを得ない状況が、
あなたの表層的な(本心を裏切り続ける)決断に代わって、
あたかも「強行作戦」のように、“あなた自身によって”実行されるのです。
ですから、前回の記事(◆「シ・グ・ナ・ル」)に書いたように、
あなたの内からのシグナルを行動にそのまま反映させることができればできる程、
人生はスムーズに、あなたの内面はより楽に、なります。
ここで気をつける必要があるのは「罪悪感」です。
あなたが罪悪感によって何かを決断することは、
あなたの本心をそのまま行動に移すことを妨げてしまいます。
罪悪感から何かをする・しない、という決断をしているとき、
結局は、あなたは自身の本心と「後でまた、向き合うことになります」。
人生の中で起きたいかなることも、
あなた自身の心からの思いに従ってしたことであれば、
あなたにとってしつこい「悔い」にはなりません。
結果が望ましくなかったときですら、
あなたのエネルギー的なしこりにはならないのです。
そして、あなたはその経験から得たものを生かすことができます。
ところが、罪悪感やおびえによって何かをしたときは、
あなたの中に歪みや吹き溜まりが生じるのです。
本当は、私はこうしたかった(こうしたくなかった)。
その思い、自分への怒りや悲しみ、無念さが外の現実へ投影され、
あなたの見方を歪め、「外の○○が悪いんだ!」という解釈に転換されるのです。
実際は、あなたが悔いているのは「自分の気持ちに従わなかったこと」です。
「“知っている自分”に沿って行動しなかったこと」です。
勇気を出して、行動をあなたの心と一致させてください。
すると、
これまでのルールから一歩踏み出さなければならないこともあるでしょう。
今までは罪悪感から、回避していた方が楽だと信じていたことに直面したり、
改めて決断し直さなければならないこともあるでしょう。
エネルギー的に眺めると、
あなたの本心に従って行動したときが最も安全なのですが、
私たちはそれと異なることを「考え、信じる」ことができ、
自分の行動の選択肢として、採用することすらできるというわけです。
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