BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

嘘がつけなくなること

電車に乗って出かけたついでにデパ地下に寄ったら…

合計○○○○円以上お買い上げの方、飴つかみ取り!やってます。

ということで、私はレシートを確認したら、参加資格があったのでニコニコと参加。


お母さんと一緒のぼうやの後ろに並び、

「大人はだめ、じゃないよね?」と一応見回しても、どうやら大丈夫で、

私の後ろにはやはりニコニコとしておばさまが1人並んでいた。


箱の中にある飴やら何やら小さいお菓子を、お玉ですくう。

箱の口が丸くて小さめなので、いかにこぼさずに最大量をすくうかというゲーム。

そんな単純なことなのに、なんとなく笑いが出てきて、みんなで応援しちゃう。


ちなみに福引きなどとは違って景品が飴だからか、

わざわざ参加する人は少なかったようだった。


そのためか、係の方たちは取りこぼした飴も結局笑顔で袋に入れてくれ、

(もちろん私の前のぼうやにも同様に)

なんとなくみんなで、「このイベントに参加したあたたかい気持ち」を共有した。


笑いながら帰途につき、家に帰って袋を開いてよく見ると…



 


金貨とか、ご祝儀袋とか、招き猫とか、なんだか縁起がいいじゃない!(笑)



今回の記事テーマは「嘘がつけなくなる」です。



嘘って、悪気のある嘘じゃなくてもつくことありますよね。

相手を気遣っての嘘とか。

礼儀正しくみせるための嘘とか。

それが同時に自分をかばうための嘘であることも、あるかもしれないですね。


そんなの、「嘘」って言わないよー

というものも含めて、本当の自分とは一致しない表現、

それがいつのまにか「できなくなってきたなぁ」と感じている方はいませんか?



私は、そう感じます。


元々嘘は得意ではないけれど、

もはやますます、「本当の自分と一致しない」状態でいるのは無理がある。


そもそも、本当は、嘘の状態というのは苦しいものです。

ですから、それがわかってしまうと人からどう思われようと、

ただの自分のままで生きていた方が楽だということになる。



人間は、「自分でないものになる」ストレスの方が、

「自分であるままで、人からどう思われるか」を気にするストレスより、

実は大きいです。


そしてそれに気づいてしまうと、他者に対しても…

嘘をついている人、あるいは無自覚に嘘の自分を提示している人は、

苦しんでいたり、何らかの理由で恐れたりしていることがよくわかるので、

その人を批難する気も起こらなくなります。


自分が嘘の状態で生きる部分があるうちは、

他者の嘘の部分にも敏感で、そこを糾弾する。

「正義」をふりかざして。


でも、自分自身が自分のままでいいや、と思えたら、

他者がどのようにその人自身の本音とずれていようが、気にならなくなるんです。


人を直そうとするとき、自分を直したい。

人の嘘を正そう、認めさせようとするとき、自分の中の嘘を恐れてる。



あなたがあなたのままでいたって、案外、人生は大丈夫。


あなたが少しずつ、少しずつ「嘘の自分」を演じて頑張ったって、

いずれにせよ離れていく人は離れていくし、共にいる人は共にいる。


だったら、あなたを苦しませる「ブレ」は手放しちゃいなよ。


☆☆☆


出かけた先の本屋さんで、

宇津木龍一さん著の肌についての本を2冊読みました。

ネットで「肌断食」や「何もつけないスキンケア」関連の情報を探すと、

必ず出てくるお名前の医師の方。


本屋さんに置いてあったのは、

「『肌』の悩みが消えるたった1つの方法
――美肌には化粧水もクリームも要りません」

という本と、

「宇津木式スキンケア辞典 化粧品をやめると、肌はよみがえる」

という本。



私はどうしても手元に置きたい本は読んだ後でも買うのだけど、

今回は買わずに満足してしまいました、わりと予備知識もあったので…。

というわけで、立ち読みの感想でごめんなさい。


内容を見ると、とてもまともで当たり前なことをおっしゃっているのに、

現代ではそれが異端のようになってしまうんだな、

ということがよくわかる良書でしたよ。


宇津木さんご本人も、すでに何年もの間、

シャンプーは使わずにお湯で洗髪、体に石鹸も使わず、

健康な肌の状態を保っていらっしゃるそうです。


ネットの情報で聞きかじっていたよりも、

よりシンプルで良い感じの内容でした。



髪のカラーリング剤もおすすめせず、どうしても白髪を染めたい人には、

ヘナをおすすめする記述もあって、

ここでもやっぱりヘナが登場するのか…と思いました。

(最近私は★インドハーブ★やヘナに興味があるため。

私は現在は美容室の漢方が主成分のカラーで落ち着いていますが、

そう遠くない将来、セルフヘナに変えていく可能性も考えていて、

ヘナのパッチテストを近々する予定なんです。)


お化粧品(オーガニック製品含め)に依存しちゃっているかもと感じる方や、

肌調子が悪くて根本的に改善したいという方は、ご一読の価値ありです。



結局、お化粧や美容というのも、

楽しみやたしなみ、華やかさのイメージなどあるけれど、

一歩ずれてしまうと、「嘘」になると思うのですね。


つまり、すっぴんでは外を歩けない、と思うようになったら…

肌荒れしていたら自己評価が変わってしまうとしたら…

それは自分に何かを課してしまっていて、自己像を見誤っているということ。


なぜ、そのままのあなたじゃ「素敵じゃない」と思うのだろう?

どんなあなたでも価値は変わらないのに。



人の価値観、美意識、何を理想とするかはさまざまだから、

ひとつの正解はないけれど、


もし、あなたが、素顔のままでは外を歩けないと思い込んでいるなら、

それは見直してもいいのかもしれないよ。

肌荒れしているときに、隠さなきゃいけない!とあせるなら、

そのことだけで憂鬱になってしまうなら、

あなた自身の美しさを、「仮面」に託して、見誤っているのかも。



あなたの美しさって、そんなところに依るわけではないんだけどね。


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