BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

湯シャンと何もつけないスキンケア、経過と気づき。

10月後半から始めた「何もつけないスキンケア」と、

シャンプーを使わずにお湯だけで洗髪する、通称「湯シャン」。

そうしたきっかけ・経緯の記事は、おもにこちらのカテゴリに分類してあります。↓

☆日常風景・ライフスタイル☆

beats-and-love.hatenablog.comとはいえ、10月末まではまだ石鹸シャンプー&リンスを使ったり、

肌にもほんの少し植物オイルを使ってみたり…という日があったので、

完全に切り替えてからは、1ヶ月弱。

これまでのところ実践してわかったこと、発見したコツなどを書いてみます。


私個人の体験なので、誰にでも当てはまる内容ではありませんが、

こんなケースもあるよということで楽しんでいただければ幸いです。



まず、

何もつけないスキンケア…

シャンプーを使わない、お湯だけでの洗髪…
と聞くと、

「楽そう!」と、思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。


私は最初、そう思いました。


確かに、体の負担はなくなり「楽」な部分はあるのです。

特に、エネルギー的な「雑味のない感じ」は、すぐに体感できると思います。



ただし、「手間」という点で言えば…

体のサイクルが新しいケアに慣れるまで…正常に戻るまでの間…

実は、「かえって手間がかかる」とも言えます。


その点だけを観察したら、

「不精者」だとか「ズボラ」だからこのケアにしました…じゃなくて、

「美容について興味が極まった結果、こっち側に行っちゃいました!(ゝ。∂)ゞ 」

という風にも思えるのです。

今はそっちの流儀で、けっこう手間かけてるよ~。

そうね、針が反対側の極に振り切れただけの違いかもね…
というような(笑)

移行期間の途中過程だから手間がかかる、というのもありますけどね。



まず、お湯による洗髪、湯シャンの経過からです。


私の場合、これまで毎日きっちりシャンプーをしていたので※

(※オーガニックブランドの弱酸性シャンプーを愛用していましたが、

長年使用するうち、だんだん皮脂過剰になっていくのを感じていました。)

頭皮の皮脂バランスも、その習慣に合わせて頑張ってくれていたのでしょう。


お湯だけの洗髪を始めたら、かゆみが出たのはもちろん、

流しきれなかった頭皮の脂のせいで髪の毛までもがあぶらっぽくなって、

「うわー、なんだか全体的にべたべたしている!」という感想でした。

と、同時に、近年見ることもなかった「フケ」も出てきて、

うわっ、乾燥しているの?脂っぽくなっているの?両方なの!?という状態。

それも、お湯だけにしてたった1日2日でそんなになってしまった。


皮脂の分泌が活発すぎる間は、お湯の温度をやや高めにして洗髪すると良い…

という情報を知って、とはいえ頭皮を乾燥させすぎないように、

ほどよくお湯の温度を調節したり、シャワーだけでは洗い切れない感じなので、

丁寧にまんべんなく洗えるよう溜めたお湯の中に頭を浸すプロセスを加えたり。


それでも、やっぱりべたつきはそうそう早くはおさまらず、

「これ、ほんとにいつか、なんとかなるのかな…?」

と、先は長い気持ちになりながらも、続ける日々でした。



何よりも負担に思ったのは、いつもお手入れに使っていたつげ櫛の、

櫛歯が汚れること。

お風呂上がりに髪の毛を乾かしてから髪を梳いても、櫛が白くなるのです。

皮脂なのか何なのか。石鹸シャンプーなら「石鹸カス」と思いたいところですが…。

細かい櫛歯に詰まってしまうので、櫛のお掃除がほんとに大変!

そのまま放置できる感じでもない、通常とは違う汚れ方。


他の人の湯シャンの情報も色々調べてみたところ、同様の報告はかなりあり、

その上、湯シャン歴1年を経過してもやっぱり櫛は白くなるまま…という方もいて、

「お湯洗髪を続ける限り、櫛のお掃除はずっとこんなに大変なの!?」

と、正直、先が思いやられる気持ちでした。


ところが…


湯シャンの仕上げに「クエン酸」を使うといい、という情報を知り、

石鹸使用でなくても効果あるの?と不思議だったのですが※

(※石鹸でシャンプーするとアルカリ性になるので、

酸性に戻すためにクエン酸やお酢をリンスとして仕上げに使います。)

ものは試し、と実践してみたところ…


髪の毛が軽くなった!

不快なべたつきは魔法のようになくなり、なんと、櫛もきれいなまま!


わー!すごーい!!゚.:。+゚

クエン酸、まじリスペクト!!(☆。☆)



と、興奮してしまいました。うれしい驚きでしたよ。


クエン酸の量は、効果や髪の状態を見ながら適当に調節していますが、

洗面器いっぱいのお湯に対してティースプーン1、2杯で十分です。

人によっては、もっと少なくても大丈夫かも。


お湯でよく洗った後、仕上げにクエン酸を溶かしたお湯で全体をすすぎ、

その後さらにまた、普通のお湯で流します。


このやり方で、お湯だけ洗髪、湯シャンの快適さはぐんと増しました。

今では「シャンプーを使っていた頃よりもいいかも!」と感じています。


シャンプー&コンディショナーしていた頃は、髪の毛はサラサラしていて、

ヘアスタイルのためにすいたり、毛先を軽くしたりしてあることも手伝ってか、

起きるといつも派手な寝癖がついていました。


それを直すためには、いったん全体を濡らしてブローしないと、

どうにもならなかったのですが…。


お湯洗髪に変えてから、まるで「形状記憶」のように、

洗髪後に整えた状態が再現しやすくなっています。


また、シャンプーを使っていた頃はさらさらと髪が前に落ちてくるので、

ホールドするためにはスタイリング剤が必要で、でも使いたくない私は、

ミツロウやシアバターなどをワックスとして使用していたのですが、

今は何もなしでも、乾かすとき癖づけした通りにまとまっていてくれます。


たとえば動物の毛って、ふわふわしてたり、つやっとして見えていても、

なでるとほんの少ししっとりしていたり、ぬるっとした質感だったりするでしょう。

ちょうどいい脂が毛に行きわたっているんだと思います。


人間の髪の毛も、お湯洗髪だとそうなる感じ。

これに慣れると、美容室でシャンプーされた後は「寒い」。

髪の毛が軽く、サラッサラになりすぎちゃって。



それからたぶん、多くの人が気になるであろう「匂い」についても、

この間実家に集合したとき、妹とお互いに頭の匂いをチェック済み(笑)※

(※妹はとっくに、私より長いことシャンプーは使用しておらず、

小麦粉やお湯やインドハーブの粉で洗髪しています。)


くんくんした、その感想は…

私の表現では、

「…いやな匂いじゃない。人間の健康な匂い。少し、レモンみたいな…。」

妹も私の頭の匂いをかいで、

「あ、ほんとだ。レモンっていう意味、わかる…」


要するに、ほんの少しだけ酸性の香りと言えばいいでしょうか。

無臭ではないです。健康な子供の頭の匂いって言えば、わかるかな…。

少なくとも、シャンプーを使って皮脂分泌が過剰になっていたときの、

脂っぽいいやなにおいとは大違いでした。



というわけで、私はお湯洗髪、楽しんでます!



同時に、石鹸もかなり控えめにしか使わなくなったのですが、

そちらも「今まで洗い過ぎていたんだ…」と、わかってきました。


私は乾燥肌で、お風呂上がりは全身にボディローションを塗っていたので

(お手入れ、と信じて…)

今はまだ乾燥を感じるのですが、石鹸を使用しないだけでもだいぶ、

肌本来の潤いが戻ってきつつあるのを感じています。


あと、意外だったのが、爪の伸びが遅くなりました。

私は手の爪を、爪切りではなくネイルファイル(爪やすり)でお手入れするので、

削るのにそこそこ時間がかかり、けっこうすぐに爪が伸びてしまうのが面倒だなぁ、

と感じていたのです。ところが、それがゆっくりになりました。

※後日談……この現象は直後だけで、やがて通常のスピードに戻った気がします。


あまり洗い過ぎていると、肌に必要なものまで取り過ぎてしまう結果、

爪なんかも一生懸命になって保護のために伸びてくれるのでは?と思いました。

振り返ると、手も、私はわりとこまめに石鹸で洗っていた方かもしれない。

だから、余計違いがわかるのかもしれませんね。


今はまだ「自家培養」しきれていないけれど、もう、「邪魔しない」からね!

体の力を信じて感謝しよう…という気持ちです。



そして、その流れで最後にお顔の肌の話なのですが。



こちらも、「何もつけないスキンケア」続けています。

子供の頃から乾燥寄りの肌なので、やっぱり今でも乾燥気味ですが、

化粧水をやめてすぐの状態から比べると、だいぶ良くなってきました。


私は近年ずっと化粧水1本と、ときどきほんの少し植物オイルを足す、

というシンプルケアになっていたのですが、そのようなケアの中でも見られた、

スキンケア用品による「トラブルの元」が断たれたことも実感しています。

ほぼ同じような状態の肌が保てているなら、こっちの方がいいなぁと思います。


化粧水や油分によって感じられる「もちもち」や「うるうる」の感触はないので、

そのしっとり感に慣れていると、しばらくは物足りない思いになるでしょうけれど。


従来のスキンケアをしていた年月を考えれば、

私のこの「何もつけないケア」は、まだスタートしたばかり。

これからも肌は回復するに違いないので、楽しみです。



それとこの機会に、使わなくなっていた化粧品類も整理して処分しました。

近年は、ほとんどお化粧をしなくなっていたのですが…

お絵描きが好きなのと同じように、「メイクの楽しさ」自体は好きだったので、

メイク用品はときどき整理しながらも、一定量は捨てずに持っていたんです。


化粧品って、使用期限があってないようなもの…と言ったら怒られそうだけど(笑)

口紅とかマスカラのようなものはさすがに古くなると劣化しそうで気になっても、

パウダー系のアイシャドーなんかは、気に入った色味があったら、

なくならない限り、そうそう処分せずに長年なんとなく持っていたりしませんか?


「この色も、あれば使うかも…」

という感じで、捨てずに持っていたシャドーなどが、けっこうあったんですね。


この色はもう使うことはないな、と思う色とか、好きじゃない色、

そして石鹸洗顔やクレンジングをしなければ落とせないクリーム系シャドウは、

気持ちよく処分しました。どれもこれもかなり古かったので、手放してすっきり。



そういうわけで、何もしないスキンケアも全般的にいい感じなのですが、

今まだ課題となっているのは、リップケアですね~。

唇だけは、ちょうどよい解決策が見つかっていません。

化粧水とリップクリーム両方をやめたら、乾燥すること乾燥すること…。


母や妹は、冬の乾燥する唇にはワセリンがいいよ、と言っていて、

肌断食のキーワードで必ず出てくる「宇津木式」の宇津木先生も、

ほんの少量のワセリンはOKとおっしゃっているのですが、

今のところはどうにもワセリンになじめない私。


かといって、ココナッツオイルなど食べても大丈夫なものを塗り、

ラップをしてパックをするなど…一時的にケアをしてしのいでも、

治まるのはそのときだけ。またすぐに乾燥してくるんですよね。

以前書いたように、血が出るとか痛いとかはいっさいないので平気ですが、

寒いと顔面蒼白になるタイプなので、外出時に色付きリップくらい塗りたいわ。

それもベースの唇がなめらかじゃないと塗れないんですよね。


案外、肌より手を焼いております。


☆☆☆


最後に…

お部屋の古いエアコンを新しいものと取り替える工事をしたのですが、

工事が終わった後、熟練した風格を持つ技師の方から、

新しいエアコンについての説明の一環として、こう教えてもらいました。※

(※注:あなたのお宅のエアコンのお手入れについては、お好きにどうぞ 笑

以下は、それが言いたくて書いているメッセージではないので!)


エアコンのフィルターの掃除は、説明書にあるほど頻繁にしなくていい。

このくらいの部屋の広さだったら、年に2、3回もすれば十分。

それも、洗ったりしないで刷毛でほこりを払ったり掃除機を使う程度でいい。

フィルターって、ほこりを通さないようにするためにあるからね。

あんまり頻繁に開けてフィルターの掃除をしていると、

フィルターの意味がなくなっちゃうから…
と。


その説明を受けたとき、私はハッとして、

なんだか最近私が人体や肌について感じていることと似ているなぁ、

と思ったのです。



防御機能が備わっているのに、それを忘れて、余分なことをしちゃう。

それって意味あるの?

あまりに信頼しなくなっちゃって、元来ある機能の邪魔をしてない?

…と、そんなことを考えていました。


思いがけない分野から、シンクロしていたメッセージでした。


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