今回は「真夏のヘナふたたびと、苦行にならない快適ライフスタイル」ですが、その前に!
◆「9月は自分らしいライフスタイルがテーマのお話し会」という記事で予告しました、9月のお話し会の日程が決まりました!
9月22日(土)14時から16時の2時間です。
ご案内は次の記事でアップします。
さて、そのお話し会でもふれることがあるであろう、私の日常生活の話題。
ヘナについては前回、
◆「真夏のヘナ部活動報告と、ふんどしレポート」
で、今年の猛暑の中でのヘナについて書きました。
その話題に引き続く内容や、またしても暑い日にヘナをした経験について、したためます。
滝汗が爽快!真夏のヘナは、汗に躊躇しないで☆
「ためらわずに冷房をつけましょう!」という報道がよく見られがちなこの夏。
私もエアコンは使っていますが、プライベートでは、どちらかというと使わないで済む日は使いたくないという気持ちが働きます。
耐えられる範囲では、自然の風や扇風機の方が好きだからです。
自分が冷えやすい体質なせいもありますし、汗をかいてもかまわない状況にあるときには、体に思う存分汗を出してほしい。だって、夏だから!そんなウキウキした気持ちも否定できません。
実際、秋風が吹くと、「ああ、もう寒くなっちゃう」と、さみしい気持ちになります。
乾燥し始める空気をほのかに感じつつ、これから来る冬の寒さを思い、どんなに暑くても夏の方がいい……と考えてしまうタイプです。
そんな私が、前回に続き、とても暑い日のヘナを決行しました(注:わざと暑い日を選んでいるわけではありません 笑)。
エアコンが届かない環境にある洗面所の鏡に向かって黙々と行うヘナは、まるで禊のようでありました。
前回の教訓を活かし、裸ではありませんが(★前回記事★の妹の発言を参照)、できる限り軽装で、サッサと行いました。
刷毛の方が慣れているので、今回も刷毛を使いましたが、どんなに適当に塗ってもなんとかなるのがヘナのいいところ。きっかり色が出る化学染料のカラー剤とは違いますからね。
全部塗り終わってから、妹にいつものごとくメールで状況報告をしました。
私が、
「ここまで汗かくと、爽快感ある(笑)少し前回よりはましな滝汗だ」
と送ると、妹は、
「汗かいた方がいいんだよ!」
と、私を激励。関連する情報まで添えつつ、ワイルド感をにじませた返信をくれました。
実際、ヘナをしながらかいた今回の汗は、爽快でありました。
なんというか、「浄化」のすがすがしさ。
ヘナは、塗った後いつも思うのですが、ある種の清涼感があります。
それは、メントール系のスースー刺激のある清涼感というわけではなくて、頭皮には何も刺激がないのですが、もっと深いところでスッとする感覚があるのです。
ですから、塗布した後の置き時間、「気持ちいいな~。やってよかったな」と心から思えます。
これが今のところ、次へと続いている秘訣かもしれません。
体に不快なことは自然と続かなくなってしまいますし、無理に続けたくないですよね。
クエン酸の実力を再確認!
そして、前の記事で投げかけていた、「ヘナを洗い流した後、いつも通りクエン酸を使用したらどうなるか」というトピック。
※最後に加えた、補足もご覧ください。
こちらも一緒に実験をしました。
私は普段、お湯で洗い、仕上げにクエン酸を溶いたお湯で地肌ごとよくすすぎ、最後にもう一度お湯で洗い流す……という洗髪方法をとっています。
ただ、ヘナをした日だけは、以前読んだ説明に従って、少量のクエン酸を用いることもしない、厳密な「湯洗いのみ」にしていたのでした。
すると、髪の毛が重く扱いづらくなったり、櫛(つげ櫛を愛用)の間にヘナの色のついた汚れが絡んだりしていたのです。
1日だけのことだから、と、なんとなくそのままにしていましたが、重曹を使った櫛のお掃除について記事に書いたことがきっかけになり、
◆「ノーシャンプー・ノースキンケア1年9ヶ月目と、現代の風習で人体に合っていないと思うもの」
「ヘナをした日であっても、ヘナを洗い流した後はクエン酸をいつも通り使っていいのでは」と、気づいたのでした。
そうすれば、こんな風に櫛につく汚れも出ないはず。
櫛の汚れをきっかけに、検証してみることにしたのです。
果たして、その実験をするために、わざわざ上記記事の方法で清掃したてのきれいな櫛を準備し、ヘナ後に洗って乾かした髪をとかしてみました。
すると……
やっぱり、いつも通り、洗髪にクエン酸を溶かしたお湯でリンスする工程を挟むだけで、髪の毛はサラサラ、櫛も全く汚れませんでした!
ヘナ直後の髪を乾かすときには、手にも色がついて汚れがち(ただの色落ちではなく、こすると消しゴムのカスのようにはがれるもので、皮脂などに色が乗った感じ)だったのですが、それもありません。
クエン酸の実力、ばんざーい!
以前も書きましたが、クエン酸が合わない方は、純粋なお酢を使用すると同種の効果が得られるはずです。私はお酢は使用していませんが。
クエン酸の量は、ほんの少しで大丈夫です。
肌質や、髪の長さや量、髪質によって異なるでしょうが、私はボブからミディアムの長さだったときにはティースプーン1杯以下、今のようにロングになってからはティースプーン2杯近くのクエン酸を用意し、使うタイミングで洗面器のお湯に混ぜています。
私個人の考えと経験から言えば、クエン酸は雑菌繁殖の防止に役立つほか、髪の毛も柔らかく、扱いやすくしてくれます。
石鹸で髪を洗う、「石鹸シャンプー」をしたことがある方は、髪の毛をアルカリ性から弱酸性に戻すためにクエン酸やお酢を使ったことがあるかと思いますが、お湯だけでの洗髪には必要ないというイメージがあるかもしれません。
不要な人はそれでいいですが、私としては、湯シャンを続けたいのに挫折したことがある方にはこの方法をおすすめしたいです。
髪全体が重たくなってベタついたり、櫛がすぐ汚れるという状態はストレスですからね。
私が、ヘナの日だけは慎重にお湯ですすぐだけにしていた理由は、髪を染める目的を考えた場合の仕上がりの発色を考慮したからですが、ヘナそのものに何かを混ぜたり、塗布する段階で加えたりするわけでないので、この洗髪方法で仕上がりは変化なく見えました。
※補足
インディゴまたはインディゴミックスの製品をご使用の際は、発色や仕上がりの色味を重視する場合は、洗い流すときも完全な湯洗いのみにするのが無難かもしれません。
後日、これについて妹との間で話をしたとき、インディゴは染めた後の日にもゆっくりと発色し続けるため、その期間は酸性のものを使うのは避けた方がいいかもしれない、という考えを聞きました。
一方、ヘナであれば、私の提案同様に、色落ちを防止するためのこんな情報も見かけました。
●ヘナの色落ちを防ぐには?(酢リンスを使う方法)ヘナ遊さんのサイト
●ヘナ・インディゴで染めた後の色落ち対策、こちらもヘナ遊さんのサイト
ご参考にどうぞ。
一番は、あなた自身で実践しながら、自分にとって最適な形を見つけることです!
あなたの生活を、遊ぼう!
私のシェアしている具体例は、誰もに当てはまることではないかもしれません。
私の意図は、「自身の感覚を尊重して、暮らしを色んな角度から遊んでほしいな、そのきっかけになるといいな」というところにあります。
どんなライフスタイルも、「苦行」になってしまっては、あなたの心やエネルギーがのびのびと広がることはできません。
ひとりひとり個性や体質の違い、時期による変化もあるからこそ、あなたの感覚を大切にして、何が自分にとって快適かにアンテナを張っていてくださいね!
9月22日(土)のお話し会では、そんなテーマを深めるお話もします。
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