私たちの意識の中には過去も未来もあるけれど、知覚できる「リアル」なときは、今しかありません。
これは、表面的に「今がよければどうでもいい」と考えることの勧めではありません。
そうではなく、唯一私たちにとっての「アクティブ・ポイント」である「今」を最大限に活用するというお話です。……本当はそれしかできないのです。
なぜなら、過去も未来も、今というポイントに重なるようにしてあるからです。
正確に言えばそれら(過去や未来)も、唯一存在する“今”の別の角度からの見方です。
あなたが「今」の質を最大限、充実したものにするなら、そのあなたのエネルギーと同調する過去と未来が「今」に含まれることになります。(過去も未来も、たったひとつではなく多数存在し、あなたによって選択されています。)
このとき、「充実」という言葉を、特定の型によって捉えないでください。
たとえば、あなたにとって「充実とは、忙しくしていることだ」という観念があったとしても、物理的に忙しくしているときにあなたの心の中が満たされていなければ、それは充実とは関係がありませんね。
本当は、その瞬間瞬間で、何があなたにとっての「充実感」を生むかは変わるはずです。
あるときは、何もしないことが「充実」かもしれないし、日常の他愛ない作業をすることが「充実」かもしれないし、眠ることが「充実」かもしれません。
あなたが思い描く「充実」の型を外し、常に今感じている「質」の方に注目してください。
そのようにあなたが、あなた自身の充実感を尊重し、選択し続けるなら、あなたは満ちた「今」に、常にフォーカスしていることになります。
今が充実しているということは、過去や未来にわざわざ気を逸らす隙間が生まれません。
すると、逆説的ですが、たとえ「今ここ」のことではなくても、必要な情報はあなたに入ってくるようになります。
あなたは時間という思惟上の幻想から解き放たれ、自身の意識内にあるエネルギー的な情報の海の中から、自分に必要な情報をタイミングよくダウンロードできるようになるのです。
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