今日は新月です
記事でも新しい話題を取り扱うことにします。
☆☆☆
前回の記事で、「個人的エピソード」として、
私の過去、母との間にあった葛藤について少しふれました。
◆「鬼を作ってしまうわけ」
今なら言えます。
結局、私の苦しみは、家族が原因ではありませんでした。
原因のように見えることと、本当の原因は、違います。
これは非常に大切なことなんですよ!
私に必要だったのは、魂的現実に気づくことでした。
私は、眠っているときに見る「夢」で、ずっとその現実にふれていました。
2つの世界を生きているようで、自分が分裂しそうなくらいに、
それを体感していました。
その世界はあまりにリアルで、こちらの現実よりも深く、
忘れようと思っても忘れられないものでした。
たとえば昼間、
電車に乗っているときや、仕事場でパソコンに向かっているとき、
脳みそに釣り針をひっかけられているように
夢の内容がふっと表層意識に現れて、あふれ出てきてしまうのです。
☆☆☆
それで、私の取った対策は、「記録する」ことでした。
書いてしまえばいい。
とりあえず、ノートに書いて紙の上に吐き出せば、忘れられるから。
内容を分析しようというよりも、ただただ楽になりたい一心で、
私は夢日記をつけ続けました。
中には、明らかに日常の感情や情報整理の夢であるとわかるものや、
寝ているときの体調やコンディションが影響した夢もありましたので、
毎日書いていたわけではありません。
それでも、記録は、十数年間続きました。
夢については、また別の機会に、ベーシックな内容から書いてみるつもりです。
とにかく、そうした記録がたまっていた頃、10年目くらいのことでした。
ある雨の日に、なぜかノートを一気に読み返したい気分になったのです。
それまでは、「吐き出して終わり」でしたから、
ときどき読み返しても、
自分の夢の「全体のつながり」を考えることはありませんでした。
しかし、機が熟していたのでしょう。
一気読みしたそのとき、ようやく私は気づいたのです。
「ただの夢じゃないよ、これ」
そこにはパターンがあり、予知があり、メッセージがあり、
魂的現実がありました(笑)
私の本当の癒し、「魂の記憶の回復」は、ここから始まりました。
☆☆☆
この「気づき」が起きてからというもの、
私は、起きている意識でも、
一気にスピリットの現実とつながるようになりました。
うたたねしていたある日、「Resurrection(再生・復活)」という声が聞こえたのも、
この頃です。
その時期は、今考えても「プチ悟り」の状態だったと思います。
疑問に思ったことに意識を集中すると、必ず情報が流れ込んできたので、
街中を歩いているときや、家事をやっているときですら、
「ちょっと待って!」
と、言いながら、メモを取り、自分の内から湧く情報によって学んでいました。
それはまだコース(A Course in Miracles)に出会う、ずっと前のことです。
まだまだ学ぶことは尽きませんが、その頃から、
根底にある私自身の認識は、変わっていません。
☆☆☆
ここまで、ちょっと長い前置きでした。
さて、コースの「Holy Spirit」の定義について、
最近もこちらの記事◆「2つのゆるし」で説明しました。
すべてが、私の(あなたの)、「内にある」。
これは変わらない事実です。
ただ、これもまた何度か記事で説明したように、
外の世界に色々なものがあり、
自分以外の人々がいると感じるのと同じように
あなたをサポートしてくれている個性ある存在を認識することも可能です。
☆☆☆
私がこの話題について慎重になっていたのは、
見えない世界だからこそ、そういうものですら、
エゴの幻想に使われてしまうこともある、
と知っているからです。
だから、
エゴの声と、スピリットの声を、識別できるようになること。
これが何よりも大切であると、お伝えしています。
☆☆☆
まず、私本人に関して言えば、
「今のは誰?」なんて個性ごとに区別していたらキリがないほど、
スピリットの声を聞いています。
(※声だけではないあらゆる表現がありますが。)
基本は、まるごと全部自分として受け止めています。
私が気をつけるのは、エゴの声か、そうでないかの区別だけです。
幼少期からこうして、自分の思考の延長として、
スピリットの声を聞いていました。
そう、
これは自分の思考と同じように、肉体の声ではなく、
内側で聞こえる「声」です!
別に特別じゃないでしょう?あなたにも聞こえているはず。
ただ、私は、かなりはっきりと知覚しているタイプなのでしょう。
その意味に気づいていなかった頃には、一体これは何なんだろうと思って、
「声」に逐一、反抗してみた時期すらあります!
でも、スピリットの声は自分自身の叡知の声です。
いわゆる直感と一緒です。
自分(エゴ)の気に入る、気に入らない、に関係なく、
ただ「知っている」声なのです。
「魂的現実」に気づくようになってからは、
自分からエゴの声をしずめて、その声に耳を傾けるようになりました。
☆☆☆
さて、内なる声が、「私は○○だ」なんてしきりに名乗ったり、
人を傷つけたり、おとしめるような内容を語ってきたら、
そのときは、はっきりと、自分自身の心を見つめる必要があります。
力を誇示してきたり、脅すような内容を伝えてくる場合にも同様です。
私は、今では自分の繋がりやすい存在の中に、
とあるアセンデッド・マスターのエネルギーもあることを認識していますが、
それに気づくまでは4年ほどかかりました。
というのも、そうした存在は自分から名乗らないことも多いからです。
私も、その種のラベル付けに、あまり興味はありませんでした。
ただ、メッセージの感じや、様々な体験から、うすうす、
この個性は…もしかして…と、気づき始め、
それでもマスターとつながっていると思うのは、
自分が傲慢だと思い、打ち消していたのですが、
知覚している視覚的イメージや「声」の持つキャラクターと、
その人にまつわる言い伝えがかぶること、
他の人がチャネリングしているそのマスターのメッセージを見ても、
各フィルターを通すとはいえ、基本の個性がどうも一緒なこと、
何より、あまりにもキャラクターが際立っているので(笑)、
間違えづらいということから、
ま、いいか。色んな人のサポートをする大きなエネルギーなのだし。
そうなんだったら、助けてくれてありがとう、…と思うようになりました。
☆☆☆
書き始めたら、だいぶ長くなりそうなことに気づきました(汗)
まだ大天使まで行けてないし!
ひとまず、ここで区切って、アップしてしまいます。
◆「スピリットの声、大天使、アセンデッド・マスター2」へ続きます!
☆スピリチュアルカウンセリング☆