自分の状態、エネルギーを観察するのに大切なのは、
注意と正直さです。
まず、自分の状態に注意を払っていなければ、
その変化や違いに気づくことができません。
そしてまた、何か起こっていると気づいても、
それをどう感じようと、まずはありのままに認める正直さがないと、
観察の意味がなくなってしまうのです。
気づいても、自分でそれを打ち消していたら…
あるいは、出てきたものに覆いをかけ、何か違うものに歪めていたら…
あなたは、正確に「見る」ことができません。
内から「出てきたもの」が、自分にとって気に入らないと、
自ら不都合と判断していると、
私たちは、それが出てきたこと、湧いてきたこと自体を、
否定します。
なぜ私たちはそのようなことをするのでしょうか?
危険だと思っているからです。
自分を守りたいのです。
そしてまた、やましいからです。
罪を感じているからです。
しかし、危険はどこにも、ないのでした。
何を感じても、あなたにとって不利益なことはなく、
あなたが見たいと望んでいるから、直面しているのです。
すべては内からあらわれていますが、
世界は、あたかも外にある姿のようにして、あなたに語りかけています。
その「言語」は、意味は、外にはありません。
合意して貼った「レッテル」はあっても、それは意味ではありません。
外に映し出される現象そのものの中に「言語」があるのではなく、
それを体験したあなたが、「感じていること」の中にこそ、「言葉」があるのです。
あなたの内は、何を言っている?
感覚、感情を通して、なにを伝えている?
興味を持って、それを見るあなた、気づくあなたは、透明です。
本を読むように、読んでいます。体験を、じっと観察しています。
かすんだ目で世界を見ているとき、ものごとがはっきり見えません。
屈折した映像に、あなたはおびえ、悲鳴をあげ、
自分を守ろうと、ますます生き抜く方法を考えます。
しかし、あなたがその気になれば、
かすんだ目ではなく、クリアーに眺めている存在がおり、
それは何のことはない、「自分の中心(高い視点の自分)」なのです。
癒しは、視点が、切り替わるだけのことなのです。
あなたは何かと格闘し、対立しながらそれを達成するわけではありません。
ボタンひとつで、ピッとチャンネルを変えるほどに、簡単です。
あなたのやりたいことは、
目をつぶることではなく、目を開いて体験することなのです。
目を開いて体験するということは、
自分というのは、WHOLE(全体)であるということを、知っていることです。
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