こんばんは。
連日の私の親知らず抜歯後の状況を読んでくださっている方、ありがとうね(笑)
現状からの簡単な気づきと、その後に、タイトルに挙げたテーマのお話を。
☆前回☆書いた通り、鎮痛剤だけは服用していたのですが、昨夜胃が痛み始めたことに気がついて…激しい痛みではないけれど、最近あまり胃痛を経験することがないので、「あっ、薬が負担になってきたんだな」と、そろそろ鎮痛剤も服用をやめることにしました。
結果、患部や周辺はまだまだ痛いのですが、体の現在の状態に気をつけられていいのかもな、という感じです。
やっぱり「痛み」があると、いたわる気持ちが生まれるし、体に取り入れるものもどういうものなら大丈夫か、を吟味することができたりしますね。
激しい痛みのときのお薬はありがたいし、無理に痛みを「体験するように!」とは私は思わないけれど、こうして体の状況、「仕事してくれてる」のを実感できるということも大切だなぁと思いました。愛情が湧いてくるというか。応援の気持ちが増すというか。
また、体は色んな形でサインを出してくれるし賢いものだけれど、間違えてはいけないのは、あなた自身の意識が、体すらも「統率している」ということです。
あなたの意識がどんな方向に向かっているか…何を信じているか…ということは、とても大事です。
そのことがわかると、常に、お医者さんや手当てのできる誰か、代替療法の専門家やヒーラーや…の誰かに頼らなければいけない、という発想ではなく、自分でできることにも焦点が向くようになりますよ。
私たち誰ものひとりひとりが、自分自身の一番のヒーラーです。
手助けしてくれる治療師の方々にも感謝しつつ、自分の意識を活用しましょう!
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そして今回のテーマは、「内側からの繋がり」について。
この世界で、“物理的な体験”に目がいくように生きていると、自分の外で何が起きているか、自分自身をどう表現するかということに注意が向かいやすいのではないかと思います。
確かに、行動や表現の側面もあなたの一部で、ないがしろにすべきではありません。
ただ、あまりにも外への注目を固定しすぎると、アンバランスになります。
たとえばこの世界では、「繋がり」と言ったときにも、物理的な関係性を考えます。
あの人とは友達だ、ごはんを食べに行ったことがあるくらいの親しさだ、あの人は知り合いだ、個人的にメールのやりとりはしている、SNSでフォローしている程度…などなど。
そのように繋がりを物理的な関係性で量っている場合、顔を見たこともない、その人の存在も表層的には知らない、そんな「繋がり」を考えてみることは、一般的にはまれと言ってもいいでしょう。
でも、あなたがあなた自身のスピリチュアリティーにより気づけば気づくほど、そういった見えない繋がり、あなたとは遠く離れていたり、表層的にはその存在を認識してもいなかったりする様々な存在との結び付きがあることがわかります。
繋がりを認識するときに、「内側へ入っていく」習慣がある人はどれだけいるでしょうか。
たとえば私たちは誰かを“亡くして”も、外にいないという不在に焦点を合わせてしまいます。
でも、内外という感覚の表現で説明すれば、本当の「場」があるのは、あなた自身の内側の方なのです。
ただ、このときに気をつけなければならないのは、あなたの内側においてもなお、あなた自身の「観念・思い込み・感情」は反映されるのだということです。
たとえばあなたの内側に集中していたら、「悪しき存在」がやってきた、「○○さん」が自分にこういうことを言った…など、何らかの体験が起こったとします。
それらを否定せず「あるがままに」受け入れることは大事ですが、それは「体験そのものを受け入れる」ということで、「あなたの内側でそれが起こっている」ということを「抜き」にすることではありません。
今回の例であれば、まずあなたは、自分の中にどんな善悪の観念があるか、や、「○○さん」に対して自分がどんな思い・感情を持っているかを、ありのままに確かめる必要があります。
「責任」という言葉を使うと抵抗がある方もいるかと思いますが、あなたの世界で起こることに対する責任はあなたにある、というとき、それを「パワー」と捉えてみてください。
あなたには、それを起こす(許可する)だけのパワーもあったし、ということは、それを変容させるだけのパワーも持っていて、すべてはあなたの中で可能なのです。
内側の世界にフォーカスするすべを身につけながらも、自身の恐れから作られている妄想や、「自身の幻想が作った相手」を見ることから離れられないケースがあります。
そういったときに厄介なのは、物理的な状況であれば、この世界なりの「説得材料」を示すことも可能かもしれませんが、心の中・意識の世界では、それが難しいということです。
こういったことは、生きている人間にも起こっているし、亡くなった後の人の意識にも起こっていることがあります。
(6月3日(土)「死への理解を深める」講座でも、この点お話しします。)
あなたが、あなた自身の内側と繋がり、「自己観察」することがいかに大切かは、ぜひ覚えておいてください。
その認識は、どんなときでもあなたを助けてくれます。
そしてまた、それはあなた自身を知るための愛からくる観察であって、自分を罪人とし、裁くために行うものではありません。その点も心に留めてくださいね。
人と繋がる前に、まず自分の内側から。
外に注意が注がれすぎているなと気づいたら、あなたの内側の静けさに戻る時間を取ることも大切ですよ。
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