こんばんは!
今回のタイトルは、「感情は便利なナビゲーター☆」です。
ときには人に「邪魔もの」、「無い方が良いもの」のように扱われてしまう感情。
スピリチュアルな分野でも、自分の「感情」を厄介に思ってしまう方が、
ときどきいらっしゃるようです。
でも、感情はとっても大切なことをあなたに教えてくれるナビゲーターなんですよ。
それについてお話ししましょう。
感情にも色々な種類の感情がありますが、単純に「喜怒哀楽」でいうと、
「喜」や「楽」をそう厄介に思う人は、あまりいないと思います。
揺らぎたくないという意味で、
「感情の動き」そのものを厄介に感じる人はいるかもしれませんが、
多くの場合問題となるのは「怒」や「哀」に代表される、
いわゆる「ネガティブ」とラベル付けされるタイプの感情でしょう。
でも、どんなタイプの感情も、あなたの役に立っているんです。
どうぞ、それらを価値判断して否定したり嫌ったりしないでください。
こんな感情、自分の邪魔だ!
私の中にあってほしくないのに!
そんな風に、感情そのものを嫌がり取り除こうとしなくていいのです。
あなたの感じている感情は、
どこかから気まぐれにぽっと湧いてくるわけではなく、
あなた自身の持っている「観念(BELIEF)」、つまり、
あなたの信じていること、「こうだ」と思っている基準。
それを元に発生している「反応」です。
つまり感情は、あなたが心の中に何を持っているか?
ふだん自覚をしていなくても、何を信じ採用しているのか?
その地点まで導いてくれるナビゲーターなのです。
そんな役割を持つ「感情」そのものを無視したり、ないがしろにすると、
あなたは色々な情報を自分自身の中にインストールしつつも、その中の、
何が自分に合っているか、合っていないのか。
何がよろこびで、何がよろこびから逸れてしまっているのか。
等々、肝心の「内面の状態」を感じ取ることができません。
フィードバックシステムをあえて切断し、受け取らないことになるわけです。
感情をはじめとするあなたの「反応」は、
あなた自身を知るための貴重な手がかりなのだと覚えておいてください。
また、もう1つのポイントです。
私たちは、関わった「相手」のせいであるとか、ある「状況」のために、
これこれの感情が湧いてきた、と思い込むことがあります。
ところが、これは正しくありません。
すべてはあなたの意識の中で起こっているので、むしろ、
あなた自身にその「感情や思い(反応)」を発見させるため、
気づかせるために、「外」の状況が起こっているのです。
つまり、外の人や状況が先にあって、その感情が湧いたのではなく、
あなたの内面にあって気づく必要があるものを「映し出すことで促している」のが、
現実という鏡なのです。
まとめると、
どんな感情も、まずは「これはいい、これはダメ」と価値判断することをせずに…
その感情が持つナビゲーターとしての役割を果たさせてあげてください。
そのためには、外の要因の中に答えを求めるのではなく、
あなたが自分の感情を受け止め、その源を見ようとする意思が必要です。
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