BEATS AND LOVE

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“聞かない力”と洞察力

こんばんは。

今回のテーマは、「“聞かない力”と洞察力」


傾聴など、「聞く力」の大切さについて語られることが多いので、

「聞かない力」と言われると、「えっ!?(゜д゜)」となるかもしれませんね!


でも、あえて「聞かない力の大切さ」をお話しします!


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聞かない力は、あなたの、

「何を受け入れるかを選択する能力」と連動している、大切な力です。


このことをわかりやすくするために…、こんな例を挙げます。


同じ親が何人かの子供を育てても、その子供たちの中で、

親の言うことを真に受けて、なるべく言うことを聞こうとする子、

親の言うことはどこ吹く風で、あまり言うことを聞かない子、

それぞれ違いが出てくることがあると思います。


または、同じひとりの子の中でも、響くことと響かないこと

(気にすることと、気にしないこと)の差に気づく場合もあるでしょう。


おんなじ親が育てているのに、どうしてこうなるの…?

出生順や役割等、様々な分析も出てきそうですが、その見方はさておき。


実は、前回の記事「毒親という言葉に思うこと」にも繋がるのですが、

私たちは、「自分が何を受け入れ、何を受け入れないか」を、

必ず自分の意識内で決めている
のです。


外から何をいかに注ぎ込まれても、あなたが許可をしなければ、

あなたはそれを受け入れない(影響を受けない)のです。



つまり、

あなた自身の内にレセプター(受容体)を用意していなければ、

どんなこともあなたは“キャッチ”せず、

結果としてあなたの現実には響かない、ということなんですよ。


これは日常でも思い当たることがあるのではないでしょうか?



たとえば、誰かから「バーカ!」と言われた人がいて、

「私ってそんなにバカなのかな? 」とすごく動揺する人もいれば、

「あの人、何言ってるのかな?」と、相手をただ不思議に思う人もいる、

そんな“受け取り方の違い”に、気づいたことがあると思います。


先には子供の例を挙げましたが、

小さな頃からすでに個性の違いがあるように、魂的な視点で見ても、

生まれたときからそれぞれの「持ち味や傾向」はあります。

環境や親から受け継いだものが全てなわけではない、ということです。

むしろ、環境や親からも「何を受け継ぐか」をそれぞれが選びます。


そこには、「今回の人生ではこういうことをやろう!」とか、

「こんな経験をしてみるぞ!」という意思が反映されており、

皆、それが実現する環境を選んで生まれてくるんですよ。



そのように、それぞれ自身の内に作られた、

何を受け入れるかという「レセプター(受容体)」
は、

決して不変のものというわけではなく…

生きながら自然と変化していくものですし、あなたが様々な経験をして、

「これは私には不要だな」とか、「経験したけどフィットしないな」とか、

「変えていきたいな」と思ったことは、自分で変えることができます。


そうするためには、外の環境や人に根源がある!と見るのではなく、

自分自身の内側に注意を払う必要があります。

自分を観察しなければ、自分がどんな受容体を持っているかにも、

気づくことができませんものね。



そして、ここで「聞かない力」のお話になるのですが…、


あなた自身の意識内に持っている受容体を変更する途中では、

特に、「聞かない力」を活用することが大切になってきます。



なぜなら、その時期のあなたは、

これまで信じていた「旧観念」と、

これから採用したい「新しいアイディア」との狭間にあり、

まだ以前の観念(受容体)が残っていて、

そちらからも依然として影響は受ける状態にある
からです。



人はそれぞれ、自分の世界から話をし、行動しています。

その人にとっての現実、その人から見た物事、その人の感じたこと、

それを元に、あなたという他者とも向き合っています。


ですから、誰かがあなたに言ったことを、

真に受ける必要はまったくありません。


どんな情報も、

この人は、そういう考えなんだな」

この人は、そう見ているんだな」

と、まずは受け取って、

内容そのものを「自分のこととして」受け入れるかどうかは、

あなた自身が選択するのです。


あなたにとって真実でないことや、心に響かないことは、

単に「聞かない力」を活用してください。

ただし、ここがポイントなのですが、


そういった「機会」があなたの元にやってきたということ、

そのこと自体は受け止めてくださいね。


あなたがあえて、その機会を持ったということには意味があります。

それを経験したという背景には、あなたの意識が源にあります。


本質を見抜く力を「洞察力」と言いますが、

今回のタイトルに洞察力という言葉を入れた理由は、ここにあります。


人の発する言葉や、目に見える形・行動のみにとらわれず、

ときにはそれらを透過して見抜くこと。それが洞察です。


洞察には、「聞く力」だけではなく、「聞かない力」がマストです。


言葉や行動は嘘がつけたり、当人すら気づかない「ブレ」があったりします。

または単に「信じてしまっていること」や「習慣」を表現することもあります。


洞察力を生かすためには、それらを必ずしも真に受けず、

物理的に聞きながらも、ときには「聞かない」で、

その背後にある本質に焦点を合わせることが大切なのです。


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