BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

たくさんの宇宙

前回の、「複眼的に生きる」の流れにつづいて、

今日は「たくさんの宇宙」というお話です。


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自分という存在は“この自分”だけにすぎなくて、

現実というのは今、経験しているこの1種類にすぎず、

宇宙は、私たちが認識して経験しているこの宇宙が唯一の宇宙…


と、そう信じられたらある意味シンプルなのかもしれませんが、

中には、その考えは「幻想」で、「単眼的な視点である」ということに、

自分の人生を通しておのずと気づかざるを得ない人もいます。


私も、その1人です。


それもあってこうして“スピリチュアルカウンセラー”という手段を選び、

“スピリチュアル”という分野でブログも書いているわけですが、

実際、自分の中の「知っていること」を“正当”な手段で、論理的に…

つまり「地球の論理」を担って説明しようとすると、困難を覚えます。


すると、

地球の論理を用いながら見事に「証明」や「説明」をした方々の功績、

それに関連した著書や解説などを読むことで、

「なるほど、そのように説明しているのか」、

「そのように理解をしているわけか」、

と、「別の視点から眺めたときの理解を改めて学習する」

ということになります。


そういうとき、

私は自分をとても宇宙人っぽいと感じます。

人間としての経験を理解する“私である私”と同時に、

別存在、別背景を持つ私の視点が同時にあって、

「ふーん、地球ではこうなのかぁ」

という感覚で、眺めている私もいるからです。



さて、☆前々回の記事☆でご紹介した本、

『「相対性理論」を楽しむ本」』

の読み返しも、ちょうど終わったところでした。

かつては「量子論」の方の本をご紹介しましたが、こちらも、

物理学に全くの素人であってもとても読みやすい、わかりやすい本です。


私は、量子論については、

同書のシリーズ本の他にも数冊読んだことがあるのですが、

「相対性理論」については、リンク先で書いたように、

本は最後まで読み通したけど、腑に落ちぬまま放置…

だったので、今回の読み返しは新鮮で、とても面白かったです。

久しぶりに、読書で胸がワクワクしました。


「相対性理論」についてといっても、

数学的な知識はできる限り省略して書いてくださっている本なので、

本当に、アウトラインを理解したに過ぎないのですが。

ただ、特筆すべきは、この本は、

最後の方が「現代宇宙論」になっているということです。



もちろん本自体が1998年初版のものなので、

今では最新の宇宙論にもっと違った発見があるのでしょうが、

それでも、とても面白かったです。


特に私にとっては、

宇宙のはじまりを考えるときに出てくる「特異点」について、

それを回避する宇宙モデルを表したホーキング博士の

「虚数の時間」という概念に、興味をひかれました。


これは、私たちの三次元的な認識にとって「ない」ように見えるものも、

四次元的な認識を持つことで見えてくる(実在する)

…という風に考えることもできます。

(「虚数の時間」については私も詳しく勉強してませんので、

ご紹介した本で読んだ範囲内での私の感想を述べています。)

スピリチュアル・精神世界、「見えない世界」に親しみを持っている方には、

理解しやすい話に繋がってくるように思うのですが。(^∇^)


ちなみに、四次元とは、「縦、横、高さ」という三方向の立体空間に、

時間が加わる「時空」の世界。

このあたりは詳しくは本や色々な説明を読んでみてくださいね。



そういった概念と同時に、私が考えたことは、

たとえば本書の説明の中にあったのですが、

(同書、p.208)


『「数学的には正しくても、物理的にはあり得ない」とは、このようなことです。

「面積が1㎡の正方形の一辺の長さは?」という問題は、

x²=1 という方程式を解けば、x=+1, -1 と答えが二つ出てきます。

でも、正方形の長さがマイナスというのは物理的にありえませんから、

+1 だけが正解だ、と私たちは考えます。』


そう、これについて、

私たちには「マイナスの長さ」という数学上の概念はあっても、

その実体はない、物理的には存在できないと考えるのですが、

私が思うに、これも存在しているだろうなと思うのです。


私たちの世界では、それは「概念の範囲外」であるために、

ない(計測もできない)ということになっているのですが、

ある意味で、“それに該当するもの”はあると私は考えます。


また、私は、宇宙は1つではないと知っているので、

インフレーション理論※についての以下の箇所、

※初期の宇宙は急激な膨張を遂げたと考える理論

(同書237ページ、太字も原文のまま)


『…インフレーション理論は

「母宇宙がインフレーションを起こして子宇宙を創り、

子宇宙が今度は孫宇宙を作る」
という、

宇宙の多重発生(マルチプロダクション)という考え方を提示しました。』


…の部分は、「多くの宇宙」に言及しているという点で、

とてもうれしく思いましたね!

本にはそのモデルを表す図も載っているのですが、

母宇宙と子宇宙は「ワームホール」と呼ばれる、いわば“へその緒”で、

最初はつながっているのだとされています。


このワームホール、本によると、

時空の虫喰い穴、時空を飛び越える「ワープ」を可能にする穴

と書いてあるのですが、

私はこれについてはとっても心当たりがあります!(笑)

夢見の次元での経験によって、ですが。


ただ、自分自身のそういった経験も、

「SFファンタジー」

の中でしか、どうせ説明されないのだろう…と思い込んでいたものですから、


「重力場の方程式」の解の中にワームホールは登場するが、

物理的にあり得ないものとされていた

ということに、驚きました!


これもまた、

私たちの通常の認識からすれば、
「物理的にあり得ないこと」

なのであって、別の視点、認識からは、存在するのです。


というわけで、この本を読むと、

すでに科学的にも、この宇宙は唯一の宇宙ではなく、複数の宇宙、

「たくさんの宇宙」があるかもしれないと認識されている

ということがわかり、うれしくなりました。


また、初期の宇宙についての記述の中で、

宇宙には水素やヘリウムなどの軽い物質(元素)が多い、

という話題があるのですが、

その中で思いがけず、水素、ヘリウムに次いで軽い元素として、

「リチウム」が出てきまして…


私はこのときの夢をまざまざと思い出しました。

「宇宙人との接触、地球は鎖国状態ではない」


(夢の中で登場した宇宙人たちの、

たぶん宇宙船の動力か素材か、そのあたりは定かではないのですが、

彼らにとって何か必要なものとしてリチウム?を求めていました。)


あの夢をみた後は、そうはいっても夢なので、

私自身の様々な日常の認識もミックスされて、

オリジナルの内容は「翻訳」され、歪んだ形で記憶しているのでしょうから、

リチウムというのもどうかなぁ…と思っていたのですが。


宇宙船が“霊体・エネルギー体”のようなタイプのものではなく、

物理的にも存在する宇宙船であったと考えた場合に、

これはリアリティーがあるような気がしてきました。


そういえばこのごろは、宇宙関係の夢は少ないのですが、

昔からときどき夢の中では、「現在の私」が頭では理解をしていない、

科学的な事柄も出てきます。


たとえば十年くらい前、まだ私が「核融合」という概念も知らなかった頃から、

核融合について、動く図まで表示された形で、繰り返し夢に出てきたり…


これがもっと完全な形で、こちらの私に知識として「降ろせたら」、

きっと素晴らしいのですけどそうもいきませんねぇ(笑)


やはり、それを理解し人に解説できるようになるためには、

それなりの専門的な勉強と、下地となる知識が必要になると思います。


そうそう、

降ろす作業でもあり、翻訳作業でもあると言えるチャネリング…

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