こんばんは。
今回のテーマは、「心の震源地を振り返る」です。
今日の写真。もみじの黄色が青空に映えてた!
あなたは、起こった出来事や、他者の態度や言動・行動によって、
自分の気分や行動が邪魔されたり台無しになってしまったように、
感じることがありますか?
さっきまでいい気分だったのに、これが起こったせいで…
あの人が、こんなことをしたせいで…
私の気分は台無しだ!
とか、
順調だったのに予定が狂ったじゃないか!(悲)
とかの経験です。
つまり、何らかの「外からの影響」によって、自分の心が乱され、
さらには、行動も(自分にとって望ましくない形へ)変わってしまい、
腹が立ったり悲しくなったり、みじめな気持ちになったり、
どうしてこんなことが起こるのか…と、理不尽な気持ちになる。(>_<)
このようなとき、私たちはすっかり、
「外からの(自分以外の)○○のせいで!」
そのようなことが起きていると確信しているのですが…違うのです。(^-^)ノ
以前から、私たちの“意識”についてお話ししながら、
この現実も、眠っている間にみる「夢」と共通であるとお伝えしてきましたね。
起きている間の現実もまた、意識がつくっている「劇」のようなもの。
あなたは、あなた自身が発信し監督している「夢の劇」を、
この現実世界で、あたかも「劇の中の登場人物の“私”になりきって」、
身を以て「経験」しているのです。
そうであってもやはり、
あなたの現実という夢に対し、効力を持っているのはあなた自身なので、
私たちが思う「外」からのあらゆる影響も、本当は、
そのような形をとって「間接的に自分自身を経験している」
…というだけのことなのです。
この点を思い出してくださいね。
つまり、現実に起きている諸々の事情、
Aさんがこんなことを言ってきたからね…!
Bが、こんな行動をとったせいなんだ。
C会社が急に方針を変えてさ…
なども、
一見どれも私たちにとっては自分の力の及ばない、
「外からの、やむをえない出来事の起こり」であると見えますが、
それらを含む「現実」そのものの発信源はやはり自分なのです。
このことを、今回は、「心の震源地」という言葉で表現しました。
あなたの現実を揺らす出来事の、その大元となる“震源地”は、
あなた自身の心にある、という意味です。
「震源地」を内に認めたあなたは、自分の現実を鏡のように眺めることで、
自分の心によって一体「何を発信したのか」気づくことができます。
たとえばあなたの心に「翳り」ができているとき、
現実にも何か、問題やいざこざが起こりやすかったり。※
(※もちろん、その心の状態を現実に形として起こすかどうかには、
自分自身の選択があります。それについては最後に述べます。)
たとえ態度では平静でいるように努め、感情を押し殺していても、
心の中でもやもやしていると、それを表す現象に出くわしたり。
現実に起こる出来事を手がかりに、その“震源地”を振り返れば、
自分が「先に」、事態を誘発する「心の状態」にあったことに気づきます。
人生は平坦で、何事もなく穏やかであるべきだ、とは私は思いません。
日々様々な経験があって、色々起こって、それでいいのですが、
もし、あなたが、
「どうしてこんなことが繰り返されるのか?」と嘆きたくなるような、
苦しい、抜けだしたい何かの中にいて、納得がいかなくて、
でも自分の力ではどうにもならないのだと思い込んでいたら。
あなた自身の内側にある「心の震源地」を見つめる練習をするように、
おすすめしたいのです。
練習の過程では、しばらくの間は、
出来事を「外のあれこれ」に結び付けて考えてしまうかもしれません。
あの人がこうしたから、この状況がこうなったから…と。
でも、だんだん自分をごまかさないで、心を精査できるようになると、
発端となった心の震源地に気づくことができるようになり、
その経験をポジティブな形で生かせます。
あなたの心に起こった、発端となるシグナル(震源地)について、
私は、どういう選択ができただろうか。
今後は、どういう行動を取ることができるだろうか。
と、「自分のできること」に気づきながら吟味できるようになります。
そうして、
あなたが自分の心の内側に発生しているものに注意を払えるようになり、
それに誠実に応える(=行動にもそれを反映させる)ことができると、
「震源地」はただのメッセージに留まり、もはや特定の出来事として
外を揺らす必要がなくなるのです。
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