BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

手放せないとき

先に、今月の講座日程のお知らせです。

前回の記事の最後にも書かせていただきましたが、

10月30日(日)14時~16時の開催です。場所・ご参加費は前回同様です。


先月の講座終了後の記事でふれた通り、

今回のテーマは、あなたの意識と、人間関係について。

より詳しくは、近日中にご案内記事を掲載いたします。



さて、今日の話題は、「手放せないとき」です。


今日から私は変わりたい

たった今から、自分の心を変えたい・整えたい。

“手放したい、それ”が私を苦しめていると知っているから!

苦しみを長引かせるよりも、私は望ましい状態でありたいから。


そんな気持ちで、何かを手放そうとしているのに…。


なぜだろう、うまくいかない。

どうしても、手放せない。

自分の心、自分の状態なのに、思い通りにはならない。


そんな風に感じて、悩んでしまうことはありませんか?

もどかしく思って、“行き詰って”いるように感じることはありませんか?


あなたは自分の意志で何かを手放したいと思っているのに、

そうできない自分に、挫折感や無力感をおぼえるかもしれません。

努力しているのに失敗しているような、自分の力に不足があるような、

がっかりした気持ちになるかもしれません。


きっぱり手放せたらいいんだけどね…

気持ちを切り替えられたらいいのにね…

そうしなきゃいけないって、そうした方がいいんだって、

わかっているのにね…


なぜ、それができないんだろうね!



そうやって、「自分を責める」のです。

「自分に失望してしまう」のです。



どうぞ、そのように自分を痛めつけるサイクルをストップしてください。

そんな風にあなた自身を嫌うことを、やめてください。


あなたが何かを手放したいけど手放せないとき、

あなたの力はちょうど「拮抗」したようになっていて、

あなたがその状態を「良くない!」と責めれば責めるほど、

あなたの中ではまるで「綱引き」し合っているような力が働く
のです。


自分にそのような負荷をかけていると、

あなたの「この状態を変えたい!変えなきゃ!」という気持ちは、

ますます負担になり逆効果になっていきます。



何かを手放したいけど、「そうしたい」と思うけれど、手放せないとき、

あなたの心の中では「そうしたくない」あなたがいるのです。

(※今回の記事と同一のテーマなわけではありませんが、

関連している記事ですので載せておきます。「飽きることの大切さ」


「そうしたくない!」あなたを、認めてあげましょう。

そのままで、ゆるしてあげましょう。



そもそも、あなたがそんなに焦る必要はないのです。

あなたは自分の意志の力で心の状態を「変えよう」と焦っていますが、

思い出してください。


すべての物事は変化しています。

あなたの心も、例外ではありません。



あなたが、自分の心の流れるままに、その自然な状態をゆるしてあげたら、

あなたの心は、必要な変化を起こしていく
のです。



「いいや!こんな心の状態は自然じゃない。良くないよ。」

「私は、私の心を監督する必要があるんだ!」

と、あなたの理性的な思考が大声で怒鳴るかもしれません。


そうでしょうか。

「拮抗する」形で負荷をかけるようにエネルギーを使う代わりに、

あなたの心をそのまま見守る方向で、優しく包み込むように、

自分自身に寄り添うように、エネルギーを使うことはいかがですか。



「こっちを向け!あっちを向け!

それについては考えるな!そのように感じるべきではない!

お前の進む方向はこっちだ!」

…と、こんな風に自分の心を訓練して、

「もうそれは手放せっていってるだろう!そのせいで私は苦しいんだ!」

と、自分の心に“言うことを聞かせよう”とするとき、

あなたは「全体」として生きていません。


あなたの一部を否定し、排除し、切り離そうとしています。


そこにあるのは、そんなに怖いものですか?

目を、背けていませんか?

そのような形で、心を通してあなたに差し出されている「ギフト」に。



大丈夫だよ。

変化していく流れの中で、他よりも時間がかかるものがあったって、

それが必要なだけの時間をプロセスしているわけじゃないなんて、

誰が言えるの?


あなたの苦しみは、あなたがあなた自身に逆らうことから生まれる。

自分を裁いて、「これじゃいけない」と信じることからやってくる。


「変わらなければ“いけない”

「手放さなければ“いけない”

そんな気持ちは、あなたを「その状態に引き留める」キーワード。


そうしているとき、自分が自分であることをゆるさずに、

心の流れを信頼する代わりに“疑うこと”に力を使って、

ある状態を重くして、あえてぎゅうっと握りしめているのだと、

気づいてください。


そしてそれは、あなたが望む「手放すこと」の逆なのです!


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