はーい、今回も「愛」にまつわるテーマで記事を書きますよ。(^-^)/
今月23日の講座イベントは、下記のご案内の通りだからです。
遠方だったり、ご都合がつかなくて今回参加できないという方にも、
同テーマの空気をご共有いただけたらうれしいのと、
ご参加いただく方には、当日にQ&Aの時間がありますので、
それまでの日常生活の中でもフォーカスが「愛」に向かう補助になるでしょう。
水面下でも、意識内の準備は進むものなんですよ。楽しみですね。^^
ご参加希望の方は下記のご案内ページからお申込みくださいね!
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「2016年の最後、愛について語ろう」
12月23日(金・祝)14:00~16:00
ご案内は★こちらの記事★をご覧ください。
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「愛する」ことは誰にでもできます。備わっています。
それは自然に起こり、習って覚えるものではありません。
でも、「どのように愛するか」、「どのように愛を表現するのが最適か」
ということについては、習う部分、学ぶ部分があると言えます。
あなたは、あなたが学んだ「人間仕様」の愛し方を、
何かしら身に着けていることでしょう。誰かや何かを参考にして…。
今回は、このミュージックビデオをご紹介しながらお話しします。
2011年のLil Wayneの曲で「How To Love」。
実はこの曲が出てそう経っていない頃に、一度ご紹介したことがあるのですが、
こちら(◆「信じたものを現実にするゲーム~Lil Wayneのニュースに思うこと2~」)
で書いた通り、後にリル・ウェインに関する記事をあらかた消してしまったため、
その記事は残っていません。
新たに例として挙げながら、お話しをします。
Lil Wayne --How To Love
このミュージックビデオはもちろん「ドラマ」ですから、
とてもティピカルな、わかりやすい型としてのストーリーになっています。
必ずしもこの通りだと共感するために見ていただきたいわけではありません。
ご覧いただくと大体内容がわかる動画になっていますが、
英語の台詞もありますので、まずはストーリーを解説しますね。
★★★
冒頭では、ある女性が病院で中絶手術を受けるところです。
間際に女性は、やっぱりできない!と叫んで、走り去ってしまいます。
女性はその子供を産みましたが、パートナーと良い関係にありません。
この女性の選ぶ男性は相手は変わっても、暴力をふるったり、刑務所に入ったり、
彼女の眠っている間に子供に性的虐待をしたり…という人ばかりなのです。
子供だった娘はやがて成長し、彼氏ができ、子供ができ※、
(※ここはベビーシッターのバイトの可能性も?と思って念のためよく見ましたが、
電話口に子供を出させたりしているので、彼女の子供でしょう。)
生活のためにストリップクラブで踊り子をし、クラブの客を相手に売春をし…
と、この客と売春をする直前に、娘が椅子に座って考えているシーンで、
リル・ウェインがまさに「見えないヘルパー(天使や守護霊と呼んでもいい)」
そのものの役割で、登場しています。
背後から彼女にふれて、気を引いて、
「やめた方がいいよ」って教えてあげているんです。
娘が振り返ると、その姿は見えないのですが…。
誰の人生にもこのような瞬間はあるものです。
そのサインに気づくか・気づかないかはそれぞれですが。
ここは私のお気に入りのシーンです。
でも、娘には見えないヘルパー(あるいは内なる自分自身)の声は届かず、
そのままお金のために客と寝て、エイズに感染してしまいます。
母が中絶手術を受けようとしたのと同じ病院で、同じ医師と看護師のもと、
今度は娘が検査の結果「HIV陽性」だと告げられます。
付き添いの母が泣きながらなぐさめるも、娘は泣きながら、
「いや!いや!いやよ!」と叫び、廊下に走り出ます。
母がかつて、中絶をやめることにして、必死で走った廊下を…。
ちょうどこのシーンで流れている部分のリル・ウェインの歌の歌詞を訳すと、
「ただ 君に知っていてほしいんだよ、
君には一番いいものがふさわしいって… 君は美しいよ。
君は美しい…ありきたりなんかじゃなくて…ずっと素晴らしいんだよ。」
泣きながら病院の廊下を走る女性の、別の人生が展開していきます…
こちらのバージョンでは、母親は違う選択をしました。
中絶をやめて娘を産んだ後、つきあっていた男性と別れ、
娘を連れて実家の母親の元に身を寄せました。
やがて自分を大切にする男性を見つけ、娘の前でその人と結婚式を挙げます。
娘はすくすくと成長し、勉強をし、彼氏ができ(…と、ここでカップルの様子を、
前のバージョンと比べてみてください)、美容師の勉強をし、卒業をし…
うれしそうに、おばあちゃんとお母さんにはさまれる娘。
最後のシーンでは、娘は母親の付き添いのもと、
同じ病院で、同じ医師と看護師に、「検査」の結果として、
「妊娠しています!」、「おめでとう」と告げられます。
別のバージョンでは、それはHIVの検査でしたが…。
娘の懐妊を一緒に喜ぶ母親に、娘は、
「私のためにいてくれて、どうやって愛すればいいかを教えてくれてありがとう。」
と、感謝を伝えるのでした。
<解説終わり>
★★★
先に書いたようにこれはわかりやすく作られた「ドラマ」なので、
たとえば人の人生は育った環境や経験で決まってしまうとか、
2つのバージョンのうちどちらの人生が「よりよい・よりわるい」とかは、
私はお伝えする気はありません。そうとは言えないからです。
ただ、前回(◆「セルフラブをここで還元する」)や最近テーマにしているように、
セルフラブ(自己愛)を考えるとき、それは人生そのものに影響するし、
もっと言えば自分だけの問題ではなく、他者にも影響を与えていくということ、
それをわかりやすく表しているミュージックビデオだなぁと思います。
あなたがあなたを大切にすることは、あなただけの問題ではなく、
他者にも良い影響を与えるんです。
また、先にお伝えした通り、
人は、愛するという感覚を自然と知っていても、
「愛し方(どのように愛するか)」については、習う部分、学ぶ部分があります。
ところが、あなたが「習った・学んだ・インストールした」愛の表現、定義、
それらがあなたの人生にフィットしていない場合、最適でないという場合、
きっとあなたの人生には「愛」にまつわる悩みが出てくるでしょう。
ここであえてお知らせするのですが、
私たちにはたくさんの「並行現実」が同時にあります。
あなたが「これが私の人生である」と思って見ている人生も、
多数のバージョンの1つです。
過去は変えられないというのも幻想です。
あなたの「今」の決意により、過去は変わります。
そのためには、「過去のせいで今がある」という観念を手放します。
「今」のあなたにフォーカスをし、内側に何があるかを見るんです。
「君にただ、知っていてほしいんだ
君には一番いいものがふさわしいって
君は美しい
君は美しい
君に知っていてほしいんだ
君はありきたりなんかじゃなくて
ずっとすばらしいってことを…」
(再び、How To Loveの歌詞より)
あなたの内なる自己、ヘルパー存在、天使たち…
みんな、いつもあなたにそのように呼びかけていますよ。
そういえば、この歌を歌っているリル・ウェインも、
育った環境という点ではとてもハードな生い立ちな人なんですね。
本人がとう思っているかはともかく、外側から聞く限りは。
実の父親は彼が生まれて間もなく母親と彼から去って行ったし、
(その父親の名がDwayneで、リル・ウェインの本名に引き継がれているが、
彼は自分の人生に関わっていないという理由で「D」を取り去り、
「Wayne」と名乗っている。実の父親は「今は」彼を自分の息子と知っているそう。)
小さい頃から、暴力的な男性からママを守っていたエピソードもあります。
その他にも色々とハードな印象のエピソードがあると同時に、
学業の成績はオールAの名誉生徒だったりと、彼の過去は興味深いのですが…
それは今回の話題と直接関係ないので置いておいて。
環境や経験にも関わらず、あなたは幸せに生きることができる。
どんな経験があっても、自分がどう生きるかを決めるのは自分ですね。
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