2月が始まったばかりですが、私のいるあたりは今日、ひと足先に春気分!?の穏やかなお天気でした。
陽光の中で、鳥たちがとても美しくさえずっていて……冬が明けつつある輝きを心が先取りして楽しんでいるようでした。
今回のお話は、「罪のない世界を見よう」です。
誰かが必ずGUILTY(有罪)!?
私たちの多くが今なじんでいる世界は、「罪のある」世界です。
罪の存在を認めている世界。
たとえば、「対立」の構造を考えてみましょう。
個人間であれ、国家間のような大規模のものであれ、
対立しているときには、どちらもが自分を被害者だと思っている
ということに、気づくことはありませんか。
多くの場合、お互いに、相手に罪を着せています。
それぞれの視点から、相手が悪いのだと信じている状態です。
けれども、より注意深く見てみましょう。
あたかも「相手側に罪があるから対立している!」と当事者たちが演じているこの構造、創造者の視点で見ると、「自分の中に罪を認めている」ことにほかならないのです。
思い出してください。
あなたは、あなたの内側を映し出した世界を自分の現実として経験します。
罪は、自分の中にあるか、まったくどこにもないかのどちらかです。
つまり、あなたがどこかに罪の存在を認めたら、それが外部や他者に付与されるのであれ、自分自身に罪があると信じているということ。自分を有罪として罰するのと同じことなのです。
他者や状況を断罪するとき、必ず自分の中の「罪がある」という思いを外に投影し、認めていることになります。
自分の中で罪の存在を認めていなければ、それを外部で経験することはできません。
あなたはまず、何らかの形で自分を裁きます。
よく観察してみてください。
罪があることが前提となっている世界では、あるときは他者に罪を見、あるときは他者によって自分へ罪が着せられます。
これは具体的な状況や行為に現れる前に、心の中で始まっています。
あなたの経験する状況や世界全体の中で、罪のバトンがあっちに行ったりこっちに行ったり移動していますが、あなたの中で「罪が存在する」と信じているからこれが起こります。
そう、罪の存在を認める観念の下では、立場は入れ替わるけれど、
いつかどこかで、必ず誰かがGUILTY
なのです。
そして、その世界から常に除外されないのは誰だと思いますか。
……あなた自身です。
あなたが生きたい世界は、あなたの内から始まり、現実になる
これを理解してもなお、罪のある世界を生きたいと思うでしょうか。
あなたの選択次第で、罪という概念そのものを手放すことが、あなたにはできます。
それをポーズとしてではなく、心から選択すれば、直ちにあなた自身の安らぎと愛が戻ってくるでしょう。
なぜなら、真実に沿った選択だからです。
視界を曇らせている思い込みを外すということだからです。
あなたはどんな世界を生きたいですか。
心の中で行う選択は、やがて現実の経験になります。
たくさんの選択があるように見えますが、根本的な選択は、真実に沿うか否かです。
あなたが今、どんな選択をしているかを観察してください。
なぜなら、その内容に気づけば、あなたが望む方向へと心を向け直すこともできるからです。
真実は、待たずに消えてなくなってしまうことはなく、いつでも今、選択できるのです。
真実にふれると、元気が出てきます。
あなたを囲んでいた天井や壁がなくなって、どこまでも自由に広がっていくような感覚です。
真の自己である、あなた自身の源のヴァイブレーションと、一致しているからです。
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