BEATS AND LOVE

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自分自身を生きるには、少しの勇気

まずはお知らせ。昨日公開した9/30の講座案内に加筆し、当日扱う予定の項目も入れました。
「スピリチュアルな記憶喪失から回復する」講座に興味をお持ちの方は、ぜひご覧ください。

「スピリチュアルな記憶喪失から回復する【9月30日の講座ご案内】」

beats-and-love.hatenablog.com

それでは、今日のお話、「自分自身を生きるには、少しの勇気」です。

☆☆☆

すでに自分自身を生きることに葛藤がない人
自分の人生を快く体験している人には必要のないお話ですが、

人によっては、ただ自分自身であることに、「難しさ」を感じる場合があります。

これはよく考えると、とっても不思議で面白い現象で、
地球世界の現実を生きていると、「こうであらねばならない自分」や、「こうあるべき自分」というのが「心の中の素のままのあなた自身」に取って代わるということなのです。

こうした背景を踏まえて、時代を問わず、多くの人々が「あなた自身を生きよ」と語りかけてきました。

ウサギが、「カメであらねばならない」と考えて、一生懸命カメのまねをしたら……
ダリアが、「ペパーミントになるべきだ」と考えて、そうなろうと努力したら……

すごく無理が生じるし、本人も苦しむし、それぞれのそのままの良さを知っている観点からは、どうしてそんなことをするの?もったいないよ!と言ってあげたくなるでしょう。

多様性の恩恵を忘れ、個性を忘れ、何らかの基準に自分を合わせるようになったら、あなたの思考のある部分は“正しさ”から落ち着くかもしれませんが、心は悲鳴をあげます。

エネルギーは重たくなり、心は「はずむ」ことがなくなり、虚ろになるか、
自分が基準を合わせた「ルール」や「大義名分」に肩入れし、大声で、他者にもがなり立てるようになります。少なくとも、心の中で。

それはハッピーな状態ではありません。
本人だって、ある部分では、わかっているのです。

わかっているのに、そんな風にあり続けるのはどうしてでしょうか。

「危険」を感じているからです。
何かを「恐れて」いるからです。

「自分自身になること」にリスクを感じてしまっているのです。

そんなリスクを信じられるほどに、私たちはこの地球体験舞台の中で、多くの観念を自分の中に取り込んでいるのですね。

ただ自分自身になる、ということに「勇気」が必要になるのです。
自分の信じてきた観念や、学習していたパターンから外れることになるからです。

「何かほかのものになったふりをすることで、苦しみから免れる」という、誤った観念が幅をきかせている間、「自分自身であること」は、恐ろしくハイリスクに思えるのです。

実際には、「今、苦しい」という明らかな結果が出ていても、
「いや、これでいつか、楽になるんだ。幸せになるんだ。充実するはずなんだ」
と、思い違いをして、まぼろしを追い続けるのです。

苦労を乗り越えれば幸福が待っているとか、
たくさん苦しんだら、その先に祝福が待っているというような、
色々な「ストーリー」がありますが、

幸福な心からは幸福が、
苦しんでいる心からは苦しみが、

本人がどこかで選択を変えない限りは、訪れます。

幸福にしろ不幸にしろ相対的なものですが、以下のことを思い出してください。

あなたがあなた自身でいるとき、それまでの人生と同じように「山あり谷あり」に見えても、そのことは心の状態には関係がないんです。

あなたのエネルギーが一致した中で経験している、必要な軌跡であるというだけで、
あなたは様々な状況から学ぶことはしても、「苦しくて、苦しくて……」と、力んで葛藤するということはないでしょう。

一方で、怯えていたり、不安でいるときにちょっとのことが神経に響くように、
あなたがあなた自身から逸れた表現をしているときには、多くのことが迷いになるし、葛藤の原因になるし、「怖い」対象になります。
心の中が「負」の表現でいっぱいになっていくのです。

その原因を、色々なものの中に見るでしょう。
出来事や、他者や、社会や、世の中、地球の現実といったものに…… 

でも、それらは全部「あらわれ」です。
それら状況を手がかりに「投射している源」であるあなたの心を見ることはできても、それら自体は「影」であって、根本解決が行われる場ではないのです。

こうしたことを何度でも語りかけるのは、私たちの「理性」は、先述のように、採用した観念に沿って考え、学習しているので、なかなか「自分自身を生きることが最も安全で、快い体験である」ということを納得しないからです。

でも、あなたの中には知っている部分があります。
そこが、常に、あなたに呼びかけ続けています。

必要なのは、少しの勇気。勇気を出して自分自身になってしまえば、
あなた自身のままでいるということは、そうできないときに想像しているような「おおごと」ではないとわかるのです。


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