BEATS AND LOVE

スピリチュアリティー、根本の癒し、ヒップホップ音楽とライフスタイルや考えあれこれ

どんな期待してる?期待を調べると面白い

外の匂いがどんどん夏になってきましたね~。
なんだかまた、色々なことの切り替わりの時期という感覚があります。

今回のテーマは、「どんな期待してる?期待を調べると面白い」です。

「No expectations(期待なしに)」は、私の敬愛するラッパー、Lil Wayne(リル・ウェイン)のよく使う言葉ですが。

私たちって、自覚のある・なしは別として、色々なことを期待しています。
自分の持っている期待を「意識化」すると面白いものです。

あなたは、あなたの持っている期待の内容に気づいていますか?

期待には、「正の期待」・「負の期待」とでも名付けたくなる、異なるベクトルの期待があります。

正の期待は、「こうなるだろう」「こうしてほしい」などの期待。
負の期待は、「こうなるはずがない」「どうせこうしてもらえない」などの期待。

どちらも、何かを当然と思って期待しています。

たとえば、誰かに何かをしてもらえると信じるのも期待だけれど、誰かに何かをしてもらえないと信じる期待もあるわけで、そのどちらもが、期待ゼロの状態とは違っています。
方向は違っても、特定の結果を予期していますよね。
それは「No expectations」じゃなくて、期待の「中身」が変わっているだけです。

期待?おおいに期待したらいいじゃない~
という考えもありですが、期待を持っていると、ときに始末が悪いのは、自分の期待通りにならなかったときに、
「○○はおかしい」、「裏切られた」、「どうしてなんだ」、「何がいけなかったのか(悪いのは自分か、相手か)」…
など、その事象をあるがままに受け止めることはできず、自分の思い込みに沿って裁く要因になるということです。

自分の持っていた期待に沿えば、満足。
自分の持っていた期待に沿わなかったときは、何か問題があると感じる。

そのベクトルが、自分のどこがいけなかったのかという罪悪感や自己批判の方向に向かうこともあれば、「相手や、事象のここが悪い、問題だ」という風に、外へのジャッジとして向かうこともあります。

でも、それもこれも、「期待」に沿って判断し、評価づけしている結果
まず先に、期待があるのです。

自分の持っている期待のみに囚われていると、「形(自分の思った通りの展開かどうか)」に注目し、「心(そこで起きていることの中身や意図)」を見ないということになります。

たとえば、「挨拶をしたら、挨拶を返してくれるものだ」という期待を持っていたら、自分が挨拶をしても挨拶を返さなかった人と出会ったとき、「感じの悪い人だ」とか「礼儀知らずだな」と思うかもしれません。

たとえ、その人の耳が聞こえづらかったり、他の物事に集中していて気づかなかったり、単に挨拶を返すという習慣がないだけの人だったり、その人なりの理由や世界観があったとしても、あなたの中では「感じ悪い人、礼儀知らずの人」ということで決まってしまい、別の世界を知るチャンスは生まれないかもしれません。

その場合でも、あなた自身が意識的に選択してそのルールを生きるのなら、それ自体はOKなのですが、もし、無自覚にそうしているのなら、自分の期待の中身を知ることで発見があるでしょう。

また、負の期待の例として、もし「誰も私には挨拶をしてくれない、声などかけてくれない」という期待を持っていたら、自分の方から声をかけることは考えもしなくなったり、その思い込みや緊張によって、かえって「声をかけづらい雰囲気」を自ら放ってしまうこともあるかもしれません。

これらは例にすぎませんが、期待というのはバラエティーに富んでいます。
ひとりひとりの期待は違っているので、他者の期待の内容がわかると、「そんなことを期待していたの!?」と、驚くこともあるでしょう。

あなたの期待と、関わる人の期待とが大きく異なっている場合、同じことを同じ目的のもとでしていると思っていたのに、実は全然違っていた、ということも起こり得ます。

期待ゼロの状態とは

ところで、私たちのそれぞれが、自分の期待する内容に沿う「プレッシャー」をエネルギー上でも発しています。
こうと言ったら、こう返してくれるよね?こうしたら、こう動いてくれるよね?という「暗黙の了解」、シナリオをエネルギーを通してもやりとりするのです。

たとえば、あなたが一緒にいて楽な人と、なんだか過ごしづらい、動きづらくなる人とがいるかもしれません。

一緒にいて楽な人は、他者への期待が少ない人である場合もあるし、あるいは単に、あなたとその人の持つ「期待のルール」が多く共通していたり、なじみ合ったりしているのかもしれません。

逆に、他者への期待が過剰な人や、「期待のルール」の内容が自分とだいぶ異なる相手といるときは、「なんだか噛み合わない、過ごしづらい」とあなたは感じるでしょう。

さらに、誰といても一番影響するのは、自分がどう感じ・考えるべきで、どう振る舞うべきかという「自分への期待」です。自分への期待と、他者への期待はワンセット。両刃の剣です。
あなた自身への期待は自分への「枷」なので、それが大きいと、自ら息苦しくなりますし、同じものを他者へも投影してしまいます。

では、そもそも「期待がない」ときは、どんな感じなのでしょうか。

「期待をなくす」ということは、先にお話ししたように、何かが起こらないことを決めつける「負の期待」のことではなく、「どちらでも構わない」ということです。

誰かがどう振る舞っても、振る舞わなくても、
何かが起こっても、起こらなくても、

どうであっても、あなたはただ自分の意思に基づいて、自分自身のやることをやるということです。


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